- 2025年10月22日
- ニュース
空Dコース_3回生授業の様子
こんにちは。
空間演出デザイン学科です!
今回は、3回生の授業の様子を紹介します。
こちらの授業は「空間デザイン演習Ⅳ」という授業です。
ざっくりいうと ” ブランディングについて “ を学ぶ内容になっています。
この授業は、Aクラス、Bクラスをクラスわけがあり
今回はBクラスの松村先生・新宮先生の授業に潜入してきました。
隔週で先生が変わるので、このときは新宮先生の回。
ちなみに、
Aクラスは、「リブランディング」といって
既存のブランド、老舗、店舗に目を向け、新たにブランド価値などをリサーチから深掘り
再びデザインしていくといった授業内容に取り組みます。
Bクラスは、プロダクト・製品というところからデザインについてを学びます。
プロダクトが生まれるまでの過程に必要な、リサーチから、
実際に手を動かしプロトタイプを作って、プロダクト・ジュエリーに落とし込んでいきます。
いずれの授業も、クライアントにプレゼンをするように
プレゼンの仕方や構成も気にかけながら、今後も展開できものを目指します。
今回授業に潜入した、授業では
先週からの課題の成果発表でした。
大学のある山や、この授業までにどこかで見かけて拾ってきた
枝・草・石・葉から着想を得て
その時の気持ちや感情、なぜこれを選び、関心を持ったのかまでも
うまく言語化しながら、そうして派生させて
生まれたプロトタイプと一緒に使い方を考えてくるといったものでした。
自然物から、想像して
こんなのあったら面白いかもと思うものを考えるって楽しいですよね。。
↑彼女は、見つけた歯が「魚の骨」のようにみえることから
まさに、さんまの骨から着想して、魚形をしたケースに骨の形のヘアブラシがあったらどうだろうかを考えました。
なにに入ってそうなのかを考えていておもしろいです。
彼女自身では、作っていくなかの感想で「ただ、魚の骨の櫛で紙をときたいのかは疑問」という
使う人の立場や、そおのプロダクトへの一瞬の興味のその後を想像していてとても良いなと思いました。
↑彼女は、落ちていた葉っぱが「ハートに見える」「空いている虫食いの穴もハートに見える」ということが気になり制作をはじめました。
ランプシェードと器を制作し、自分が魅力があると感じた
ハートの形がうまく伝わるようなものを意識していました。
葉の輪郭、ハートの輪郭、穴の輪郭、それぞれちがったサイズのフレームから線をとり
これが縁になって、それぞれを重ねる使えるグラスとかになっても可愛いねという話をしていました。
↑彼女は、葉の穴が二つ空いていることが気になり
覗いてみえるというところに着目しました。
彼女はコンタクトケースみたいに使えたらいいなとのこと。
ほかの学生さんは、『ふたつの穴は生物学的にも”目”みたいに認識されるのを思い出した』ようで
こういった自分以外の人の意見や直感も次からの制作に生かせればとても良いですね!
実際の目が二つある葉っぱ。
拾った本人は、なんだかかわいそうに思えたらしいです。
↑彼女はねこじゃらしの”もさもさ感”に着目し
なにかに使えないかを少し研究し、模した形を紙で制作。
結局なにに使うものかは謎ですが、ねこじゃらしという小さいころから、なぜか気になる植物の
“安心感”や”懐かしさ”みたいなところが、伝わります。
↑彼女は、木の皮を拾ってきました。
重なってできた形は、こちらも「ハート」のようで
重なっているもの・重なってる感じ・重なってからの形 から
光をあてることでそれらが浮かび上がるようなものを作成しました。
こちらもランプシェードを一旦のプロダクトとして想定しています。
暗くした部屋で、灯された木の皮のコピー版は
光を通して、また別の見え方(表情)になります。
とくに皮が多く重なっているところの感じがとてもいいですね。
今回は新宮先生のプロダクトデザインからのアプローチでしたが
松村先生のジュエリーをブランドとしてみるときの、イメージや技術といった
ブランディングも次回からもまた始まります。
最終の作品もどのようになるのかとても楽しみです。
それでは!
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