- 2026年2月18日
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【2025年度 卒業展】佐藤卓特別賞 受賞者コメント
こんにちは。情報デザイン学科です。
今年度から新たに着任された佐藤卓学長。
「明治おいしい牛乳」「ロッテ キシリトールガム」など、佐藤学長が手掛けたデザインは皆さんきっと一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。(本学のロゴマークも実は佐藤学長デザインなのです!)
日本を代表するグラフィックデザイナーとして情デ学生の憧れの存在でもあります。
今年度はそんな佐藤学長へ「ぜひクリエイターとしての視点で」と審査をお願いし特別に賞が誕生!
「佐藤卓特別賞」として選出された3作品と受賞者コメントをご紹介します!

(講評会の様子)
記載情報は以下の通りです。
氏名 | コース|出身高校|作品タイトル | 展示場所
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【佐藤卓特別賞】
前田 陽花利(マエダ ヒカリ)| ビジュアルコミュニケーションデザインコース | 小松市立高等学校 | レシートと記録の系譜 | 智勇館1階


大学1年の2022年から収集してきたレシートを用い、日本に加
松本 未悠(マツモト ミユ)| ビジュアルコミュニケーションデザインコース | 大阪府立刀根山高等学校 | 再生(-Re-) | 智勇館4階


本作は、傷跡を欠落や脆さとしてではなく、自己を形づくる不可欠な要素として捉え直す試みです。二年前、このテーマについて思索を重ねる中、記憶は簡単に薄れてしまう一方で傷跡はその瞬間の記憶や感情を鮮明に呼び起こし、現在と過去が交わる場所となることに気が付きました。そして母の帝王切開の傷跡が、それらが単なる跡ではなく、記憶であり、強さであり、生きた証である確信へと変えました。 人は誰しもさまざまな傷跡を抱えています。コンクリートに根を張る植物のように、傷は不完全な場所にこそ居場所を見つけ再生し、身体と記憶の奥で静かに息づいています。卒業制作期間を通して、多くの傷跡と向き合い、その美しさを改めて確認することができました。 デザイン学科として挑戦的な制作に取り組み、想いを卒業制作として形にしたものを、多くの方にご覧いただき、このような賞を頂けたこと、心より嬉しく思います。本当にありがとうございました。制作に関わってくださったすべての方々、そして身体に傷跡を残し私を育ててくれた母へ、感謝の気持ちを込めて。この作品が、誰かの傷跡を愛するきっかけとなりますように。
宮石 百寧(ミヤイシ モネ)| ビジュアルコミュニケーションデザインコース | 帝塚山学院高等学校 | PLAY dot! | 智勇館3階


この作品は、自身の幼少期の記憶をきっかけに、シール貼りや色塗りなどの作業体験を通して、手を動かすことで生まれる感覚や、つくることの楽しさを再び感じてもらえたらと思い制作しました。目の前の作業に没頭することで、日常的に触れている多くの情報から離れ、自分自身を解放できる時間をつくりたいと考えました。デジタル化が進み、手を動かして何かをつくる機会が少なくなっていると感じる中で、作業に集中する体験そのものを大切にした展示空間を目指しています。この度は、このような素晴らしい賞をいただき、とても嬉しく思います。卒業制作展では、たくさんの方が体験してくださり、そこから見えた新たな発見や改善点を、卒業制作をひとつの出発点として、今後も考え続けられるデザイナーになりたいです。ありがとうございます。
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受賞者のみなさん、おめでとうございます!
卒業制作展は2/15をもって無事に終了いたしました。
お越しくださった皆様、ありがとうございました✨
スタッフ ナガサワ