油画コース

【レポート】8/22,23体験授業OC「油絵の楽しさを発見しよう!」

こんにちは!
美術工芸学科 油画コースです。

 

8月22日(土)、23日(日)の2日間、体験授業型オープンキャンパスを開催しました!

油画コースでは「油絵の楽しさを発見しよう!」と題し、油絵具を使って自画像を描くワークショップを行いました🎨

鏡に映る自分の顔をじっくりと観察しながら、色をつくり、油絵具ならではの表現に挑戦しました!

 

当日の様子をレポートします。

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■まずは、油絵具と「色」について知ろう!

制作の前に、まずは教員によるレクチャーからスタート。

スライドを見ながら、油絵の特徴や色彩、絵具や筆、オイルなどの画材について学びます。

 

今回使用するのは、赤・青・黄・白・黒の5色の絵具。

「たったこれだけの色で、自画像が描けるの?」

と思うかもしれませんが、色と色を混ぜ合わせてみると、鮮やかな色から落ち着いた色まで、実にさまざまな色をつくることができます

 

大切なのは、「顔は肌色」と決めてしまうのではなく、自分の目でよく観察すること。

「光が当たっているところは何色に見える?」
「影の部分には、どんな色を感じる?」

など、身近な「色」について改めて考えてみると、普段何気なく見ているものの中にも、たくさんの色が隠れていることに気づきます。

■いよいよ、油絵具で自画像に挑戦!

レクチャーでは、現代にも名を残す有名画家たちが描いた自画像も紹介しました。

同じ「自分の顔」を描いた作品でも、色の選び方や筆の動き、絵具の厚み、画面から受ける印象はさまざまです。

 

レクチャーの後は、いよいよ制作開始です!

鏡に映った自分の顔を観察しながら、絵具を混ぜて色をつくり、キャンバスへとのせていきます。

赤と黄色を混ぜたり、そこへ白や黒を加えたり。少し配合を変えるだけでも、色の印象は大きく変化します。

思っていた色と違う色ができる、そんな偶然の発見も、混色の楽しさのひとつです。

そして、油絵具の魅力は「色」だけではありません。

オイルを加えて絵具を薄くのばしたり、反対に絵具をたっぷりとのせて筆跡や厚みを残したり。

色を重ねたり、時には一度拭き取って、またその上から新しい色を置いたり…。

絵具という「物質」そのものと向き合いながら、画面をつくっていくことができます。

一度描いたら終わりではなく、試して、見て、また描く。

参加者のみなさんも、油絵具の感触を確かめながら、それぞれのペースで画面と向き合っていました。

■「そっくり」だけが自画像じゃない

制作が進むにつれ、キャンバスには一人ひとり異なる「自分」が現れてきます。

大胆な色を使った作品、絵具を厚く重ねた作品、顔の形をじっくり観察した作品、色や筆の動きを活かした作品。

同じ画材を使い、同じ「自画像」というテーマに取り組んでいても、表現は一つとして同じではありません。

自分の顔を描いているはずなのに、制作を進めるうちに、

「こんな色が好きだったんだ」
「こんな描き方もできるんだ」

と、今まで気づかなかった自分自身の感覚に出会うこともあります。

油絵具の面白さはもちろん、描くことを通して“未知なる自分”を発見することも、今回のワークショップの楽しさのひとつだったのではないでしょうか。

■描いた後は、みんなで作品を見てみよう

制作の最後には、約15分間の寸評を行いました。

油画コースの教員4名が、それぞれ3〜4分程度、完成した作品を見ながら感じたことや、今回の制作で大切にしてほしいポイントなどについてお話ししました。

描いている最中は、自分の作品と向き合うことで精一杯になりがちです。

けれど、制作を終えて少し離れた場所から作品を見たり、ほかの参加者の作品と一緒に眺めたりすると、それまで気づかなかったことが見えてきます。

さらに、教員の言葉を通して作品をもう一度見つめ直すことで、「こんな見方もあるんだ」と新しい発見につながることも。

作品をつくるだけでなく、完成した作品をみんなで見て、そこから考え、言葉を交わすことも、大学で制作を学ぶ大切な時間です。

参加者のみなさんも教員の話に耳を傾けながら、自分や周りの作品を改めて見つめていました。

■油絵具だからできること

油絵具には、薄くのばす、厚く盛り上げる、色を重ねる、拭き取るなど、さまざまな扱い方があります。

そして、「こうしなければならない」という一つの正解があるわけではありません。

まずはやってみて、そこから生まれた色や形を見て、次にどうするか考える。

その繰り返しによって、少しずつ自分だけの画面ができあがっていきます。

初めて油絵具に触れた方にとっても、普段から絵を描いている方にとっても、油絵具の奥深さと、自由に表現する楽しさを感じられる時間になっていれば嬉しく思います。

■おわりに

油画コースでは、作品を「つくる」だけでなく、観察すること、試すこと、そして完成した作品をみんなで見ながら対話することを大切にしています。

油絵具をはじめ、アクリル絵具や水彩、版画、立体など、さまざまな素材や技法に触れながら、自分自身の表現を探していきます。

「絵を描くのが好き」
「油絵具を使ってみたい」
「もっと自分らしい表現を見つけたい」

そんなみなさんにとって、今回の体験授業が油絵の新しい魅力と出会うきっかけになっていれば嬉しいです。

 

 

改めてご参加いただいた皆さん、ありがとうございました*

 

 

 

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