- 2014年6月3日
- イベント
【BUKATSU】ガチで銅版画!!
先月末の5/31(土)、7回目のBUKATSUがありました!
今回は「ガチで銅版画」!エッチングで凹版に挑戦しました。
今回は残念ながら参加者2名…。でもその分、密度の濃い部活動になりました★
その時の様子を写真たっぷりで紹介します!
▼まずは、「銅版画」について、作品の紹介。
銅版画にもいろんな種類があるので、エッチングがどんなものなのか、イメージをつかんでもらいます。
右奥に写っているのは、版画工房の技官さん。彼女は本学大学院の修了生です。
▼そして、今回の顧問、清水博文先生から版画の基本的な種類についてのミニ講義。
小学校の図工でよくする木版画は「凸版」で、Tシャツのプリントなどでよく使われるシルクスクリーンは「孔版」です。
▼次は、「刷り」の工程を実演で紹介!
インクを練って、版にのせて、余分なインクはふき取ります。
インクがきれいに拭けたら、プレス機へ。枠のとおりにずれないように版と紙をおきます。
刷り上がりがこちら!
では、これからいよいよ制作します!
▼まずはモチーフ選びから。モチーフが決まったら下図を描いて行きます。
▼下図が出来たら銅板に転写して、ニードルという道具で描写していきます!
描写の終わった状態はこんな感じ…
▼そしていよいよ腐食!腐蝕駅に浸けて30分ほど待ちましょう。。。
▼腐蝕を待っている間、少し休憩。ティータイムです。
左は版画のいろんな作品を画集で勉強中。右は、作品に入れる「サイン」について。
先生と技官さんのサインも見せて頂きました。
▼腐蝕液から取り出して、版を洗います。「醤油で洗うの!?」と、参加者さんもびっくり。醤油に含まれている成分は腐蝕液を洗い落とすのに効果があるんです。
「銅版画をしている学生達は、それぞれ“マイ醤油”を教室に置いてるよ」と先生。
みんな醤油へのこだわりがあるそう…。味以外でも違いってあるんですね~
▼版を洗ったら、今度は磨きます。
版に凹凸があると刷るときに全部出てしまうので、余分な傷やでこぼこは無くしてしまいます。これがなかなかの力仕事…!
左の写真は磨き途中。ちょうど半分で境目が出来てますね。
きれいに磨き上げると右の写真のようにピカピカに★
▼あとは刷るだけ!インクを詰めて、拭いて、プレス機において…
最初は最初は技官さんに手伝ってもらいましたが、2枚目、3枚目は全部一人で刷りました!
「同じ版なのに、違う作品みたい」と、刷り上がりをみてびっくり。
版画って奥が深い…。そしておもしろい!
▼素敵な作品が完成しました!!サインを入れて、部屋に飾ってくださいね。
次回、6月7日のBUKATSUは「スマホで爆笑動画」です。
お申し込みはこちらから >> https://www.kyoto-art.ac.jp/bukatsu_02/
※前日の17:00まで受け付けています。
BUKATSU報告もお楽しみに~