日本画コース

【日本画】第6回『放課後の日本画研究会』

こんにちは!

日本画研究室です。

 

今日の記事では第6回『放課後の日本画研究会』の様子をお伝えしていきたいと思います!!

今回のテーマは「制作と生活のはざまで」と題して、

大西先生、後藤先生、川内先生にお話いただきました。

 

▼まずは山田先生から今回の研究会の先生方のご紹介から始まりました。

 

▼大西先生からはデザイン会社に勤めながら…という視点から制作と生活についてお話いただきました。

 

 

▼大西先生がお勤めされているデザイン会社でデザインされ、

実際に商品化されたおにぎりとサンドイッチのパッケージ!

こうやって商品が目の前にあるとリアルに感じますね…!

大西先生は以前サンテレビのニュースのテロップなども作られていたそうです。

会社で働きながら制作する厳しさ、心構え、時間の使い方などなど多岐にわたってお話いただきました!!

 

▼川内先生からは子どもを育てながら、制作と生活をどう成立させているかをお話いただきました。

学生時代には中学校の非常勤講師などの仕事をかけもちしつつ大学院にも通い制作されており、

分刻みのスケジュールで動いていたというお話は衝撃的でした。

しかもそのスケジュールで年間2、300枚も描かれていたとは…(°_°)

また、出産されて子どもを育てるというという事の責任感や、

それに伴う時間の使い方の変化など超リアルなお話をお聞きする事ができました!

 

▼後藤先生からはアルバイトをしながら制作と生活をしていく事についてお話いただきました。

地元の絵画展で大賞を受賞されて新聞に載った際、

「大賞を受賞された後藤吉晃さん(無職)」と書かれたというお話はショッキングでした。

アルバイトしながら画家をするという事は社会的にみると無職になるのか…と深く考えさせられました。

様々なお仕事をされながら生活の為のお金を稼ぎ、さらに仕事で得た経験を自身の制作にも生かしていくお話や、

やはり社会的には「無職」…という立場で生じる不利な事(クレジットカードが作れないなどなど)の

リアルなお話など学生の皆は深く考えさせられたことでしょう。

 

▼一通り先生方からお話いただいた後は質問タイム。

卒業後の進路についてやはり学生達は不安に思う事もあるようで、

それに対して社会の中で制作しながら逞しく生きておられる先生方からのアドバイスは

身にしみたのではないでしょうか。

 

制作活動をしながら働き生活していくということは生半可なことではない事が

今回の研究会でそれぞれ感じる事ができたと思います。

現実をふまえた上で今後学生達はどう考えてどう行動していくのか楽しみです。

就職して働く、家庭にはいる、制作中心で生きる、生き方はひとそれぞれですが

先生方のお話を参考に各々逞しく生きていってくれる事を願います。

 

 

次回の放課後の日本画研究会は夏休みを挟むので10月になります!

お楽しみに(^o^)ノ

 

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