舞台芸術学科

ごまのはえ先生の集中授業。とても勉強になりました!

8月25日から30日までの6日間、ニットキャップシアター主宰の劇作家・演出家・俳優の、ごまのはえ先生の夏期集中授業。

 

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夏とは思えない涼しさのなか、身体と音を使ってひたすら創作。
いかにして人に伝えるか?まずは身体のみでの実践。
その場に無いものをその場に有るもので表現する『見立て』をどう使い分けるか?落語のそれはなぜ見ている人を惹き込むのか?そのセオリーを探究していくことに重点をおいた。日常生活で自分はいつもどんな仕草をしているのか、どんな癖があるのか、それが舞台に立ったときどのようにあらわれるのか、改めて見直すことができた。
そのことを踏まえ、次段階。多種多様、世界中の楽器を使っての作品づくり。
『座って考え込むよりまず立ってやってみる』

 

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念頭におき、創作を進めていった。戯曲・詩・漫画・エッセイなどジャンル問わずに題材にとり、舞台化していく。その際に演者、キャラクターの感情、呼吸を増幅させるための『音』とは何なのか?を考える。
『音』がもたらす力はやはり絶大で作品の全てとは言わないが、その大部分の雰囲気を担っている。
最終的には、ごま先生の手が加えられつつも、学生が演出の立場に立って、作品を立ち上げていく。今年は未だ集団で舞台を作ったことがないという2回生を中心に進められた。様々なアイデアが出ては試し、出ては試し、流れをつくり、人に見せられるものに成長させた。
今回は絵本2冊、漫画2冊、詩2作の全6作を舞台化した。

 

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正直、舞台化困難という作品もあった。しかし、どれも見れるものにはなった。
全ては『文字』として受け取れ、その『文字』をひとがどう扱うかなのだと感じた。そしてそれを内側から見、観客の心理を掴むことだ。
『「ジャンル」という境目はない』
視野が拡がった濃厚な6日間だった。

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ごまのはえ先生、ありがとうございました!

舞台芸術  4回生    福久聡吾

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