- 2014年9月27日
- ニュース
こども芸術大学 学祭ものがたり2
「コーナン」(5歳児)
ある男の子の夢は、コーナンを開店すること。
でも、自分だけのお店ではなくて、皆でお店やさんをしたかった。
ところが皆は、お化けお風呂屋さん作りに夢中で、誰も僕に
「コーナン一緒にやろうよ。」と言ってくれなかった。
だから、皆のお店作りを手伝いに行った。
手伝っていたら、誰か僕のお店にも興味を持ってくれるかもしれない。
でも、お化けお風呂屋さんは、どんどん盛り上がっていく。
一人でするのは嫌で
途中でコーナンをやめることも考えた。
先生は、他の子が開いているコンビニと一緒に
お店を開いたら?と言う。
途中で悲しくなって泣いたりもした。
それでも僕は、やっぱりコーナンがやりたいんだ。
考えた結果、お化けお風呂屋さんの横に
コーナンを作ることにした。
だから僕のお店には
お化け退治のノコギリや、懐中電灯、ヘルメット
お風呂グッズなど
お化けお風呂屋さんに行くのに、最適な商品がたくさん売っているんだよ。
(田畑聡子)