こども芸術大学

こども芸術大学 学祭ものがたり3

「本屋」(4歳児)

 

私は物語を書くのが好き。

3歳の頃から、ううん、もしかしたら生まれたときから、

私は色んな世界を想像してきたのかもしれない。

だから、本屋をつくることを決めた。
最初は、一人でやろうと思ったの。

だって、私はまだ字を書くのに自信がないし、

私が苦手ってことは、皆もまだ字が書けないし、それってお客様に失礼でしょ?

 

一人だけ、一緒にお店をやってもいいなと思える友達がいたの。

だから、途中からは2人でするお店になった。
年少さんも「入れて」って、やってきたけど、絶対ダメ。

だって、私の本屋さんは、本物の本屋さんだから。

 

毎日、毎日、本を書いたよ。

先生は勝手に「えほんやさん」って言ってたけど、違うの。

本屋なの。だって、ものがたりなのよ。
本がたくさんできて、お母さんが、一生懸命それを字にしてくれた。
この本屋は、私の自慢の本屋なの。

沢山あるけど、一番のおすすめは
「パイナップルおうこく」
一緒にお店をした友達の本では
「太ってしまったパパ」が売れ筋だったわ。

(田畑聡子)

IMG_1120

絵本1

絵本2

 

 

 

<165166167168169>