- 2014年10月24日
- ニュース
生活の中のデザインを考えよう!合宿に行ってきました!
台風が来るか来ないか心配された10月11日、12日の2日間、
情報デザイン学科 2年生の授業で合宿に行ってきました!
MAP(Multiple Acts for Philosophy)という授業は、
情報デザイン学科の服部滋樹先生(graf代表)、
中山和也先生、井口皓太先生(TYMOTE代表)が担当されている、
行動や生活を分析、調査してデザインしていく力を身につけるための授業です。
デザインを学ぶ授業なのにどうして合宿なの?
と考えてしまいますが、
知らず知らずのうちに生活のなかに含まれているデザインを改めて見直し、
デザインについて考えよう!という一環で合宿に行ってきました!
11日の出発は土曜日でしたが、大学に集合してバスで出発!
合宿場所は黒田村アートヴィレッジという
携帯の電波も届かないような山奥…!
おばあちゃんの家を思い出してしまうような、のどかな場所です。
到着すると、さっそく先生から晩ご飯のカレーのふるまいが!
1日目は先生から学生にふるまってもらいましたが、
2日目は2クラスに分かれて、各クラスにそれぞれピザと料理をふるまいます。
ピザ釜で焼くピザ生地をこねる作業では
手の感触を頼りに慎重にこねたり、
かと思えば大胆に力いっぱいこねたり、
ぎょっとする不自然な色の生地にできあがっていたり…
その作業の横では明日の調理作業の確認のため
入念にミーティングが開かれていました!
2日目は朝から慌ただしく調理が始まりました!
出来上がった料理をセッティングしていると
自転車でたまたま通りすがった人や、
近くを通っていた町の人たちも加わっての食事に…!
焼き上がったピザ、料理はどれもそれぞれひと手間かけられています!
ピザの歴史から調べ
生地をお皿の役割にして具を乗せて食べる本来の役割を再現したピザや、
食欲がなくなるような不自然な色の生地を作り
実際に食べてみると美味しいピザや、
同じ種類のピザを2つ繋げて焼くことで
誰かと半分こしてしまいたくなるようなピザが!
竹串を使った料理の横には野菜スティックがあり、
使い終わった竹串は自然と紙コップの中に入れられ
野菜スティックにはソースをつけたくなる流れが作られていました。
食後は
なぜこのようなピザや料理を作ったのかを
料理をふるまったクラスにプレゼン。
知らず知らずのうちに
ピザ生地の上に料理をのせて食べていたこと、
野菜スティックにソースを付けて食べていたことは
そうなるようにデザインされていたことだと知り、
生活の中に見え隠れしている
生活とデザインの結びつきを体験している様子がうかがえました!
合宿での2日間は楽しいだけではなく、
いつも過ごしている環境から少し離れ、共同生活をおくることで
生活とデザインについて考える良い機会になったのではないでしょうか!?
スタッフ:ハシジ