- 2015年5月25日
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【出版情報】卒業生が本を出版しました!
毎日真夏のような暑さですね。
そろそろ身体が暑さに馴れてきた人も多いかと思いますが、朝晩は冷えますのでみなさんうまく上着を調節したりして、健康管理に気をつけてくださいね。
今日は卒業生で、日本で数少ない醤油ソムリエである黒島慶子さんが、高橋万太郎さんとの共著で玄光社さんから本を出版されたのでご紹介します。
書名はズバリ『醤油本』。
『醤油本』高橋万太郎・黒島慶子 著 玄光社 1.512円(税込)
ISBN978-4-7683-0617-8
お醤油は私たちの毎日の生活に欠かせない調味料ですが、みなさんはお醤油についてどんなことを知っていますか?
大豆でつくられているとか、普通に使われるのは濃口で、薄口醤油もあるとかくらいは知っている方が多いと思いますが、この『醤油本』を読むと今まで知らなかったお醤油の世界が一気に広がります。
作り方はもちろんのこと、全国各地なんと1,400箇所も醤油蔵があり、その土地独自のお醤油の味があること、さまざまお醤油の種類や普段のお料理をグレードアップさせるための使い方などが、美しくて豊富な写真資料で紹介されています。
黒島さんは学生時代、授業で地元である小豆島をテーマにした課題に取り組んだことをきっかけに地元の素晴らしさに気づき、卒業後は東京のデザイン事務所で働いた後、小豆島に戻って地元の良さを発信したり、こうしたお醤油を通じて小豆島だけでない日本各地の知られざる魅力を伝える活動を展開しておられます。
テレビや新聞でも地方創生が叫ばれる昨今ですが、こんなお醤油という身近な調味料にもそれぞれの地方の特徴や良さがあり、私たちの生活を支えているんだということが発見できる本です。
全国の書店はもちろん、出版元の玄光社さんやamazonでも注文できます。
気になった方はぜひお手にとって奥深いお醤油の世界に触れてみてください!
スタッフ:クリタ