- 2015年12月4日
- 日常風景
午後のひととき
お昼ごはんを食べたあと、子どもたちはそれぞれ思い思いの遊びを展開します。
今日のブログではある日の午後の遊びを紹介しますね。
「私はお母さん役するね」
「うん、じゃあ私はお姉さん!」
ごっこ遊びが好きな年中の女の子を中心におうちごっこが始まりました。
ごはんをつくったり赤ちゃんのお世話をしたり、一日の生活を再現しています。
奥のホールではどろぼうを捕まえて牢屋にいれるというごっこ遊びをしていました。
横になって寝ている年少の女の子を、今から牢屋に連れて行くようですよ。
「よいしょ、よいしょ」
どういう設定なのか、寝ている女の子は一言も声を出しません。
遊んでいる子どもたちの間にだけある、不思議な共通認識の設定がおもしろく、聞き耳をたててしまいます。
外のウッドデッキではお料理をしている女の子たちがいました。
こちらの女の子はカレーを作っているそうです。
さら粉に水を混ぜ、本当のルーのようなトロトロ感を作り出そうとしているあたりにこだわりを感じます。
お話しをしながら小枝の仕分けをしている女の子たち。
「ねぇねぇ、ちょっとこっちに食べに来て。チョコレートのホットケーキ作ったよ。」
声をかけてくれた年少さんについていくと、切り株の穴をお鍋にして、とてもおいしそうなものを作っていました。
小さな赤い木の実を入れて、枝で優しくかき混ぜる姿は1人前のコックさんです。
みんながきゃーきゃー言いながら遊んでいる中、絵本コーナーの窓から見えるお地蔵さんをじっと見ている子もいました。
自分だけの静かな時間も素敵ですね。
このようにこども芸術大学の午後は、あちこちで遊びが繰り広げられています。
たっぷり遊んだ後はみんなでさようならをします。
お母さんに抱っこをしてもらって、これでこども芸術大学の1日はおしまいです。
また明日いっぱい遊ぼうね!
(村井)