写真・映像コース

【現代美術・写真】授業紹介 「鶏卵紙に挑戦」

こんにちは!

現代美術・写真コースです。

以前、このブログでもご紹介した、現代アートワークショップという授業内で、

「鶏卵紙」という写真技法を使った実習が行われました。

「鶏卵紙(albumen print)」は、紙を卵白でコーティングし、その上に硝酸銀溶液を塗布することでできる印画紙とそれを使った写真技法です。1850年に発明され、19世紀後半にかけて世界中に広まりました。

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紙に卵白を塗っています。

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ドライヤーで乾かします。

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硝酸銀を軽量し水に溶き、硝酸銀溶液を作ります。

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硝酸銀溶液を紙に塗ります。

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出来上がった印画紙の上にモチーフやフィルムを乗せて、露光します。

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暗室に戻り、現像するとセピア調の画像が出てきました。

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現像した印画紙を乾燥させて完成です。

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これらの作品は学期末に学内展示にて公開予定です。

この授業ではこれまで、3D写真やサイアノタイプなど様々な技法に挑戦してきました。どのような展示になるのか楽しみですね。

撮影:高橋保世、竹浦曽爾

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