こども芸術大学

5月6日(金) 田植えにいったよ

連休に挟まれた5月6日(金曜日)。

それぞれに休日を楽しんでいた親子がこども芸術大学に集いました。

今年も田植えの季節がやってきたのです。

 

それまではじりじりと暑さを感じる日が続いていたのですが、なんとこの日は雨模様。

こども芸術大学に集まった親子は、ポツリポツリと降る雨に打たれながらバスに乗り込み、静原へと向かいました。

 

バスの中では「家でてるてる坊主を作ってきたよ」という声が聞こえ、肌寒いにもかかわらず半そで半ズボンになり、バスを降りたらすぐ田んぼへ入ろうかという格好をした子どもたちの姿が目に入ります。あいにくのお天気でしたが、バスの中には田植えをするんだという子どもたちの気持ちが溢れていました。

 

田んぼの先生よりご指導

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年少さんの中には、田植えはもちろん、田んぼを身近で見るのも初めてだという子どもも多かったと思います。

そこで、今年も田んぼを貸してくださっている田んぼの先生より田植えの説明をしていただきました。

しかし、いくら言葉で教えていただいても、見るのとやるのでは大違いです。

雨がぱらつく中、参加した親子が苗を持って田んぼへと入っていきます。

 

せいので田んぼに入ってみよう

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1列に並んで田植えの開始

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お母さんとお父さんも真剣です

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泥は冷たくて気持ちがいいね

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お母さんと一緒に

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そっと苗を植えていきます

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年長さんは膝まで泥だらけになりながら田植えをします

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苗がちゃんと並んでいるか様子を見てくれています

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田んぼには生きものがたくさん

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雨があがったよ!

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雨降りも楽しいね

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みんなの想いが届いたのか、田植えをしている間は雨が止みました。

昨年までで田植えを経験をしている年長さん、年中さんはぐいぐいと田んぼに入っていく姿を見せてくれました。

これまでは入れなかったけど、今年は泥の中に足を入れられた子どももいました。それぞれの成長が見られる瞬間です。田んぼには子どもたち、大人たちの植えた苗がきれいに並び、風に揺れていました。

 

田植えが終わったやいなや、ぱらぱらと降り始める雨。近くにある神社をお借りし、雨をしのぎつつお弁当を食べ、無事田植え遠足を終えることができました。

 

帰りのバスにはやりきった気持ちが漂い、心地よい疲労感のなか、うとうとする親子の姿も見られました。

雨にも負けず、立派に植えきった子どもたち。

みんなが植えた苗が金色になり、頭を垂れるころ、今度は稲刈りを行います。

自分たちで植えた苗からお米をいただくことで、自然との接点がまた深まるのではないでしょうか。

 

稲刈りを行う10月をみんなで心待ちにしています。

 

(村瀬浦人)

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