- 2016年5月9日
- 日常風景
4月22日(金) 4月誕生会
先月、4月の誕生会の様子をお伝えしようと思います。
4月は年長の男の子1人とお母さんが3人でした。
こども芸大でよく歌っている『カレンダーマーチ』を歌い、「4月は~・・・」というフレーズのところで誕生者がホールに入場してきました。
司会は年中の女の子が1人でやってくれました。
まずは名前と年齢を聞いて、みんなで「おめでとう」を言いました。
メッセージが終わると、プレゼント渡しと発表です。
年長の男の子の発表は、なんと実験でした。
最近では自由研究の本を見ることが好きなようで、本の中から一つ選び、実験をしてくれました。
その実験というのは生卵を酢に漬けて”ぷよぷよたまご”の実験でした。
生卵を酢に2日ほど漬けておくと、卵の殻が溶けていくというのです。
大きなスクリーンに写真を映しながら、その時の状況を教えてくれました。
そして、なんと実物を持ってきてくれました。
発表を聞いていた子どもたちも興味津々です。
実物を目の前にすると「どういうこと?」「どうなってんの?」と子どもたちの質問攻め。
しかし発表当日は殻が割れてしまい、上手にできなかったようです。
もう一度新たに実験をしているということも発表してくれました。
そして次の週の朝の会で発表をしてくれました。
そこには、殻が解けて半透明の卵がありました。
少し透けていて、スーパーボールのような卵でした。
この発表には子どもだけでなく、大人も興味津々。
「卵ってこんなになるんだ~」という声も。
とても良い発表をしてくれました。
そして誕生会では子どもの発表だけでなく、お母さんも発表をしてくれました。
誕生者の子どもが「苺のケーキが食べたい」ということで、おやつは苺のケーキですが「実際のケーキだけではなく、そのケーキを作りという気持ち(空気)を贈りたい」
という声が母からありました。
今回はケーキ作りの絵本の読み聞かせを元にケーキをジェスチャーで作る人、出来上がりのケーキの絵を描く人、折り紙でケーキを作る人。
ピアノの音楽に合わせて、とても心が安らぐ発表に子どもたちも口をぽかんと開けたまま、ずっと見つめていました。
午後はリクエスト通りの苺のケーキをみんなで食べました。
甘くて美味しいケーキでした。
おたんじょうび おめでとう。
(小林織香)