- 2013年5月17日
- 日常風景
授業の様子~文化概論Ⅰ~
こんにちは。
今週一週間、研修でマンガ学科のお手伝いをしている、新入職員の湯浅です。
今回は私が、マンガ学科の授業を紹介していきたいと思います!
今回紹介する授業は、『文化概論Ⅰ』、牛田あや美先生の授業です。
学生たちの表現の幅を広げるため、日本の大衆芸術文化の考察を行い、大衆芸術に関する知識を深めていきます。
今日のテーマは「表現の自由をめぐって 検閲とは」
『ブラックジャック』のマンガ、アニメ作品を比較し、
感じたこと、考えたこと、様々な意見を交わします。
まずマンガから。
みんなで意見を交換します。
では、同じ内容のマンガが、アニメではどう表現されているのだろう。
アニメ『ブラックジャック』との比較へ。
ここでみんな、
マンガがアニメになる過程で、物語のテーマがメディアの検閲によって、変えられていることに気がつきます。
マンガとアニメを比較してみて、この物語の本質は何か、メディアの役割とは何か、
みんなで考え、それぞれの考えを発表します。
ほとんどの学生にマイクが渡り、活発に意見が交わされていました。
マンガ、アニメそれぞれが制作された時の時代の風潮や、作者が本当に伝えたかったこと、
各メディア媒体の違いなどを深く考える、いい機会になったのではないでしょうか。