こども芸術学科

好評、あたたかいイラストレーション|こども芸術学科ニュース

こども芸術学科の学生が京都府印刷工業組合発行の

「京印季報」の表紙イラストレーションを描かせていただいています。

 

ご縁があって、2013年の京都府印刷工業組合「京印季報」の表紙を

こども芸術学科の学生が描かせていただいています。

こども芸術学科の学生は子どもが好き、人が好き、そして絵を描くことが大好きです。

 

早速、誰に描いてもらおうかな…と考えると、次々に絵が得意な学生の顔が浮かんできました。

こども芸術学科には絵の上手な学生が本当にたくさんいるんですよ。

 

でも、季刊誌なので4人に絞らなければならず悩みました。

悩んだ末、4回生の近藤沙桜里さん、木津美穂さん、井上亜美さん、島田沙希さんの

4名にお願いすることにしました。

 

新年号、春号は既に発行されています。

二人の絵は印刷工業組合の方々にもあたたかいイラストレーションだと大好評です。

写真は既に刊行の近藤沙桜里さんの新年号と木津美穂さんの春号です。

 

写真

 

先日、京都府印刷工業組合事務局の方から

「とてもあたたかいイラストレーションで好評なんです。」

「来年も引き続き、表紙をお願いしたいのですが。」と連絡がありました。

勿論、「よろしくお願いします。」と即答でお引き受けしました。

 

それで、なんだか嬉しくなってブログにアップしちゃいました。

 

学生にとっては、表紙になるのもはじめてなら、

自分のイラストレーションが印刷されることもはじめての経験です。

実際のイラストレーターの仕事と同じようにそれぞれ担当の季節をイメージして

3案のイラストレーションと200字程度のコメントを添えて、プレゼンテーションします。

それを京都府印刷工業組合の方で選んでいただいたものが表紙絵になるという流れです。

プロのイラストレーターみたいですね。

 

200文字のコメントもこども芸術大学の学生らしく、

近藤さんは雪の中、春を待ちわびているカエルの気持ちを、

木津さんはイチゴとイチゴのマトリョーシカが春を楽しんでいる様子が綴られていました。

コメントを読むと表紙は絵本の一場面のように見えてきます。

 

次は夏号です。井上亜美さんが只今制作中です。

制作中のものを、ちょっと見せてもらいました。

金魚のイラストレーションです。丁寧に絵の具で描いてあります。

まるで本物の金魚が水槽のなかで泳いでいるようです。

金魚以外の案はコロジオン版画等での表現を考えているそうです。

これにデザイナーさんによって表紙に文字が入り、表紙のでき上がりです。

井上さんもイラストレーションに対する思いをどんなコメントで表現してくれるでしょうね。

どのイラストレーションが選ばれるか、7月のはじめの印刷上がりが今から楽しみですね。
 
IMG_3304c

井上さんの次は島田沙希さん担当の秋号です。これも楽しみです。

次回は井上さんの完成した夏号と島田さんの秋号をアップしたいと思います。

 

京都府印刷工業組合からは完成した表紙と原画、CD-Rが学生のもとに送られてきます。

CD-Rは学生の就活のポートフォリオに使えるようにと表紙完成データが入っています。

京都府印刷工業組合のみなさんのお気持ちに感謝いたします。



line

6月16日(日)「体験授業オープンキャンパス」です。

こども芸術学科の授業内容は、

「世界に一つだけのクレヨンを手づくりしてみよう!」です。

 

えっ!クレヨンって自分でつくれるの?、と思うでしょ!つくれるんですよ。

定員があり先着順ですので、興味のある高校生のみなさん!是非来てください。

高校生の皆さん、詳しくはこちらを見てください。待ってま〜す。

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/program/

 

(梅田美代子:教員/イラストレーション・グラフィックデザイン)

 

<489490491492493>