マンガ学科

マンガ学科卒業展2016 優秀作品紹介Vol.3

 

おはようございます。

副手の黒田です。

 

優秀作品紹介最終回です。

今回はいよいよ学長賞、優秀賞、同窓会賞の発表です!

 

Vol.1はこちらから見ることができます

Vol.2はこちら から見ることができます

 

学長賞 嶋田 陽大

『商業漫画制作記』

P1180342 P1180340

作者による作品コメント

自身の商業漫画誌デビュー作である「あしたもたぶん会いにいく」の制作過程において、気をつけたことや工夫したこと、担当編集との打ち合わせで改善したことなどを制作記録としてまとめました。

 

教員コメント

2016年夏。秋田書店『少年チャンピオン』でプロデビューを果たした。5回の週刊誌連載であるが、これはその制作ノートである。
担当編集者と向き合いコミュニケーションをとりつつ、一つの作品を完成させていく、その過程を未来のプロのマンガ家を目指す後輩達のための貴重な資料であることは勿論のこと、マンガとは無縁の一般の人たちにとっても興味深く読んでいただける分かり易いテキストとなっている。マンガはどう描かれて読者の手に届けられるのかをこの1冊で是非学んでいただきたい。

 

 

 

優秀賞 赤池 麗

『Boy meets Girl』

  P1180287P1180285

作者による作品コメント

主人公たちの好きな人を想う気持ちを、大切に丁寧に描きました。少しでもきゅんとしていただけると嬉しいです。

 

教員コメント

大多数の少女マンガのテーマは恋愛である。その中で作家は自身の感性を大切に…大切に描きあげていく。
優秀賞となったこの作品群もプロのそれに負けない作者の視点で大切に紡ぎあげた「胸キュン少女漫画」の良作である。
マンガは文字と絵、このふたつのみで成り立っているものである。特筆すべきは「Boy meets Girl」の3作目「左傘にキミ」…この作品はふたつの内のひとつ、文字を最後の最後まで用いず、絵のみで表現したサイレントマンガであること。これは上級なマンガ技法…実力が伴わなければ出来ないことである。
もちろん残りの2作品の胸キュン度も負けてはいない。
しっかりとした実力に裏打ちされた、すべての“キュンキュン…”を楽しんでいただきたい。

 

 

 

同窓会賞 杉山 元一

『モノノケ奇譚』

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作者による作品コメント

京都の妖怪のお話です。実際の妖怪と文献をモデルに描きました。

 

教員コメント

映画やアニメと違い、漫画家はモチーフ、プロット、脚本、ネーム(絵コンテ)そして配役から演者まで、そのすべてを一人で行っている。一枚の原稿を仕上げるにはとてつもない労力が必要なのである。ましてや100ページ越えの作品を描くということはチャレンジした者にしか理解しえない苦労があるもの。しかし、創作意欲はそれを超えていくのである。
本作は京で過ごし、京で学んだからこそ発想できたこの物語を「描きたい!」「表現したい!」「形にしたい!」という作者の強い思いの勝利である。これは、豊かな想像力と確かな構成力に加え、高い画力と気力で現実と幻想の狭間を繋ぎきった大作である。

 

以上が本年度の優秀作品です。

 どの作品も実際に手に取って読むと受賞の理由に納得できると思います。

原画等も展示してあるので是非冊子と見比べてみてください!

 

今週土曜日はマンガ学科のイベント『週刊少年ジャンプ 出張編集部』も行います!

マンガ家志望者が週刊少年ジャンプに作品を持ち込んだらどのようなやり取りが行われるか

実際に目にできる貴重なチャンスです。ぜひ足を運んで見てください!

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