- 2017年7月13日
- 日常風景
【授業紹介】情報デザイン基礎
情報デザイン学科1年生ビジュアルコミュニケーションコース(以下VCDコース)は3クラスに分かれており、「情報デザイン基礎」という授業では3週間ごとにローテーションをしながらそれぞれのクラスで「文字」「映像」「グラフィック」の異なる作品の表現方法を学びます。
今回はそれぞれのクラスの講評、発表があったのでその様子をお伝えします!
「文字(タイポグラフィ)」佐藤 淳先生
このクラスではタイポグラフィの歴史を学びます。
この課題は、欧文書体550年の歴史の中で重要な9書体の内から
一つを選んでその書体見本帳の表紙をデザインします。
書体の特徴や制作した人柄などを調べてデザインに展開し、
ただ格好良くとか可愛いだけではデザインに繋がらないことを勉強する授業です。
真剣な表情でみんな講評にのぞみます。
「書体」という同じテーマを扱った冊子の表紙といえども、文字が違えばデザインも印象も全く違う!
並べてみるととても面白いですね。
「映像表現」川合 匠先生
この授業では映像編集基本を学びます。
今回の発表では4、5人グループに分かれ、それぞれの班が自由な発想で数分のインタビュー動画を制作しました。
友人へのインタビューをおもしろ可笑しく編集しているもの、先輩の授業への取り組みについて真剣な雰囲気で編集しているものなど、撮影場所にもこだわった素敵なインタビュー動画が完成しました。
みんな真剣に各班の動画を見て回り、意見を交換しあっていました。
映像表現の奥深さに触れられた授業になったのではないでしょうか。
「ビジュアル表現」中田 泉先生
このクラスでは様々な角度から物事を考え、柔軟な発想力を育てる授業です。
最後はその力を活かし、学生各々が自由に構成した一冊の冊子を作りました。
みんなの作品をじっくり見て回ります。
写真を撮ったり、絵を描いたり、それぞれの個性がしっかり出た冊子が出来上がりました。
各所にこだわりが見えます。
3種の表現方法が学べるこの授業を通して、今後どういう形で作品を発表していくのか、
どの方法が自分に向いているのか、この先の制作について考えるヒントが得られたのではないでしょうか。
学生のみんなは今後の自身の制作にどんどん活かしていってくださいね!
スタッフ/カゲヤマ
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