アートプロデュース学科

授業風景

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2017年10月20日  授業風景

【特別講義レポート】『古美術を鑑賞するってどういうこと?』水谷亜希さん

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10月18日(水)に『古美術を鑑賞するってどういうこと?』というテーマで特別講義を開催しました。ゲストでお越しいただいた水谷亜希さんは京都国立博物館に勤務しており、教育普及担当として「文化財ソムリエ」という活動を行っています。文化財ソムリエとは、京都市内の小中学校を対象に文化財を鑑賞する訪問授業をすることで、子どもたちが文化財に興味や関心を持ってもらうことを目的としています。

 

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この活動がどういったものなのか体験してもらうために、前半は実際に対話型鑑賞を行いました。作品は俵屋宗達の『風神雷神図屏風』。鑑賞会の進行役には、以前から文化財ソムリエとして活動を行っている西村歩さん(アートプロデュース学科2回生)に登場していただきました。風神雷神の表情やポーズを実際に真似て、感情を考えてみたり、どういう場所にいて、どんな会話をしていそうなのかなどを想像し、発言しあいました。

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後半は、博物館・文化財ソムリエの役割や前半に鑑賞した『風神雷神図屏風』をもとに「古美術」を現代へ伝えていくことの意義を水谷さんからご講義いただきました。

「古美術は生きてきた美術」と語る水谷さん。古美術は一見取っ付き難い印象を与えがちですが、対話型鑑賞によって、過去の歴史や当時に生きた人々の生活を学んだり、現代にも活かされている技術の発見などがあったりしました。過去から現在までたくさんの「みる」人たちがこうした学びや発見を繰り返してきたことによって、古美術は現代にまで大切に生き残ってきたのだと実感できました。

 

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アートプロデュース学科の学生たちにとって、外部で作品を「プロデュース」していくこと、「伝えていくこと」の重要性を普段とは違った視点から考えさせられる講義だったのではないでしょうか。

 

水谷さん、ご講義いただきありがとうございました。

 

 

以下、学生の感想から抜粋

 

ACOPでの学びをどう社会に活かすことが出来るのか考えていたので、その考えを深めるためにも文化財ソムリエはすごく良い体験になると思いました。参加してみたいです!

 

なぜ古美術の鑑賞が必要なのかを考えてみる良い機会になりました。古美術は時代と時代を繋ぐタイムマシンみたいな存在だと思いました。

 

古美術を鑑賞し、過去を知ることで新しいことをはじめるヒントになると思いました。鑑賞者が興味を持って作品をよくみて考えることで、古美術を現代や未来の人たちに作品を伝える一員となる気がしました。

 

鑑賞の仕方を目的によって変えるというお話を聴いて、はっとしました。自分がその方法を使う目的をあまり考えていなかったなと思いました。また、鑑賞をした後も考えたことがありませんでした。その鑑賞が参加者に何を及ぼすのか、そして私は何を伝えたいのかを考えて、今後鑑賞をしていきたいです。

 

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