大学院

【レクチャー&講評】 松井 智惠 × 宮島 達男

現代美術作家の松井智惠さんをお招きし、宮島達男先生(本学副学長)とのレクチャーが、

6月20日(木)瓜生山キャンパス・未来館にて開催されました。

 

松井さんの過去から現在までに至る作品群(映像、インスタレーション、ドローイングなど)の画像をスライドで写しながら、国内外で活躍されているお二人の幅広い話題のディスカッションで、レクチャーは進行しました。

 

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映像作品の音がとても研ぎ澄まされたもので、会場全体が心地いい緊張感に包まれました。

 

 

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■松井智惠プロフィール

1960年生れ。1982年より作品発表をはじめる。
故中村敬治氏の企画により、彫刻家・今村源氏と『近作展 7』1989年に旧国立国際美術館にて発表。
大規模な壁や、階段でできたインスタレーションを制作する。1993年より、寓話の源泉をたどるシリーズの作品を始める。
2000年より、自身が作ったインスタレーションの空間を撮影したビデオ作品から、映像作品を作りはじめる。
寓意の入れ物としてインスタレーションを捉え、自身の動きを寓話への触媒として作品化している。
※松井智惠さんは、1980年代より活動を始め、1990年代のヴェネチア・ビエンナーレ・アペルト’90への参加や、
1995年の東京都現代美術館開館展「日本の現代美術」などのグループ展における大規模なインスタレーションなど国内外で活躍しています。
近年は、映像とパフォーマンスを駆使した寓意的な内容をもつ作品が主流になっています。

 

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レクチャー後には、御二方と本学大学院准教授の大庭大介先生も加わり、

院生たちのアトリエを訪問され、作品・ポートフォリオの講評もしていただきました。

 

下は、巨大なインスタレーション作品を制作している山田さん(M2)。

構想中の新作は、ギャルリ・オーブに常設展示中のジャイアント・トらやんを

覆うような作品だそうで、先生方にそのプレゼンをしております。

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ギャルリ・オーブで個展開催中の今西くん(M1)。

作品の見せ方や空間の捉え方、もの自体の形態について、厳しくコメントされていました。

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