- 2018年7月11日
- イベント
【染テキ】空間計画ゼミ生11人の展覧会「tactile costume」
本日7月11日(水)より、染織テキスタイルコース3年生 空間計画ゼミ生11人の展覧会「tactile costume」が、学内インフォメーション前スペースで始まりました。
丸2日間に渡る搬入を終え、きっとみんなホッとしていることでしょう。初めての大きな展示空間での作品発表。模型や図面などを作成し、万全の準備をしていましたが、いざ展示空間に作品を運び入れてみて、気付くこともたくさんあったことと思います。長田さん、星野さんをリーダーとし、最後まで粘り強く、「空間」と向き合っていた姿が印象的でした。
このゼミは、4月に始まりました。このゼミは、ダルマの印で有名な老舗の糸メーカー DARUMA 横田株式会社に協力をいただき、工場の見学にもうかがいました。ダルマ糸がどのようにして作られているのか、社会の動きを読み取り、どのような視点で新しい商品を企画・開発、そして流通に乗せていくのか、など、ダイナミックに染められていく糸の染色工場見学をさせていただいてから聞く社長のお話に、ゼミ生は、非常に多くの刺激を受けたようです。
空間計画ゼミ第1期では、そのダルマ糸をたくさん提供いただき、「tactile web」というタイトルで、巨大なクモの巣状の作品を作りました。「tactile」という言葉は、「触覚」という意味です。一本の糸が、面となり、空間をつくる。触覚を持った繊維で空間を支配することが、ひとつのゴールでもありました。
第2期は、「30days journey costume」という課題に取り組みました。自分/誰かのある30日間を記録、そしてその記録を「装身具」として造形化をします。どんな30日間を切り取るか、「装身具」をどのようにとらえるか、各自の眼差しが表れ出ます。
前期のキャリア演習の授業で制作したポートフォリオ「わたしをあらわす本」も展示しています。学生が作った小さな椅子に腰掛けながら、ぜひ、じっくりとご覧ください。
2018年7月11日(水)〜7月18日(水) 9:00〜19:00/最終日17:00まで
京都造形芸術大学 インフォメーション前スペース
京都造形芸術大学 染織テキスタイルコース 3年生 空間計画ゼミ(担当 河野愛)
伊藤彩乃 井上恵理 加藤楓子 桑原彩乃 佐藤麻央
中島萌 長田綾美 樋口舞 星野なつみ 本田莉子 水口小捺都