アートライティングコース 渡辺 帆奈
人は生活するために変化し、まちの風景は時代によって移ろう。一方で、その土地らしい「物語」が風景と共に喪失していくことは課題であろう。かつての与野は武蔵野の田園風景を色濃く残すまちで田んぼ、畑、山林が広がっていた。しかし、鴻沼を開墾してできた水田は埋め立てられ新幹線の高架が走り、蔵造りの建物は一戸建て住宅に、六斎市の前庭空間にあった桜並木のトンネルは伐採され消失した。それらの失われた風景を残された資料をつなぎ合わせて、かつての与野の街並みを見返す視座が必要なのではないだろうかと考えて今回「與野名所図会」を制作する。
埼玉県
与野の風景復元プロジェクト 「與野名所図会」制作ノート
渡辺 帆奈
アートライティングコース
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