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文芸コース 榛葉 嘉珠美

本作品は、39~40歳の私が日常で考えたことについて、短歌+エッセイというかたちで表現したものである。「苦手なこと」をテーマに設定して、朝、恋愛、方向音痴、怒る、忘れ物、引越し、生理、夏の8つの項目について、それぞれ短歌9首程度+エッセイ2000字程度で記した。
創作物として短歌を選んだ理由は、単純に短歌(現代短歌)というジャンルが読者として一番好きだからだ。短歌には、たった31文字の言葉の中に作者の想いが溢れるくらいに詰まっているのに、なぜか共感力が高いという特徴があり、会話文で書かれることがあったり、季語や風景が含まれていなくても良いという自由なところも魅力的である。そんな短歌を自分でも詠んでみたいという想いからこの作品に取り組むこととした。また、短歌に詠んだ想いや情景を補足するエッセイを添えることで、より短歌を楽しんでもらえるのではないかと考えた。
好きなものには理由がないことも多いが、苦手なことについてはどうしてそれが出来ないのか、何が嫌だと思っているのかをそれらに向き合う度に考えているので自分の内面を表現する短歌やエッセイと相性が良いと考えた。


愛知県

朝の光に一度も勝てず

榛葉 嘉珠美

文芸コース

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