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ななくさ

イラストレーションコース 稗田佳奈

A5スクエアサイズ(148㎜×148㎜)・20ページ・クリアPP加工

春の七草と、七草粥について取り扱った絵本。
構成は、著作権のない七草の覚え歌(せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草)
をアレンジした文章に合わせて春の七草を一種ずつ紹介し、リズム重視で展開する。
覚え歌と七草のイラストを併せた構成にすることで、0~2歳児でも春の七草や七草粥を楽しむことができるような絵本になっている。

0~2歳児の子どもをメインのターゲットにしているが、自分でひらがなが読めるようになる3~4歳児も楽しめる内容になっている。
また、子どもの食育に携わる保護者をはじめとした保育者、栄養士、図書館司書、読み聞かせボランティアなどの大人にも活用してもらうことを目指した。

保育士として勤務していた際、1月7日が近づくと毎年「春の七草」をテーマに食育を行なっていた。おやつの時間に七草粥を食べるだけではなく、春の七草について話をしたり、どうして七草粥を食べるのかの説明をしたりする。
保育者は食育の導入として「せりなずな……」や「ななくさなずな……」で始まる七草の覚え歌を子どもたちと歌う。2歳児クラスでは覚え歌を口ずさむ子もいる。
しかし、春の七草を目で見ることのできる教材は少なく、保育者が春の七草を絵に描いたり、実物を購入したりして、子どもに見せていた。
3~5歳児や小学生向けに春の七草をテーマにした絵本はあるが、0~2歳児向けに七草を取り扱った絵本は探しても見当たらず、既存の絵本の一部だけを子どもに見せることも多くあった。
せっかく0~2歳児でも楽しめる覚え歌があり、七草に触れられる機会があるのに、それに応じた絵本がないことがもったいないと感じた。
そのため、春の七草を紹介する覚え歌に合わせた絵本を制作することで、子どもたちが歌や絵を通して七草や七草粥に親しめるようにしたいと思い、卒業制作として取り組んだ。

稗田佳奈

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