本文へ移動

妙技の余栄

石碑をめぐるロマンと現実の狭間で

アートライティングコース 畑中 まりか

 その石碑の存在を知ったのは子供の頃でした。周りの大人たちに何が書いてあるのか尋ねても「わからない」と言われ、どんな内容が書かれているのかと想像してワクワクしたことを覚えています。
 親戚が晩年に石碑に書かれている人物の調査・研究資料を残していたことを数年前に知り、何を思いどう行動していたのか、知りたくてももう聞くことができないことを悔しく思いました。そこから、記録というのは後世に関心を示した者にとって価値があるのだと気付き、本作品を制作するきっかけになりました。
 石碑と過ごした人々の記録も共に受け継がれていくことを願っています。最後に、石碑の解読にお力添えいただいた地域の方々に深く感謝申し上げます。

畑中 まりか

アートライティングコース

このコースのその他作品