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和の伝統文化コース 佐藤 美佳子

漠然とテーマを決め、どのように進めるのかさえわかっていなかったものが、何とかたどり着いたのは指導の先生方のおかげである。しっかりした骨組みができたと思ってもそれは自己満足であり、先行研究批判もできず堂々巡りの日々であった。四六時中論文研究が頭から離れず、手あたり次第に図書館と美術館に通い江戸落語を知るために寄席の定席に通う、独演会を聴くなどしながら方向性を模索していた。先生方のアドバイスを参考にしているのに書き進めていくと違う所に到達してしまう。暗中模索をくり返し到達点を捜すのだけれどたどり着かない。何度諦めようと思ったか知れない。その度に先生方の顔がちらつき先ずは手あたり次第に書いてみる。推敲したものが正しいと錯覚してなかなか変更できなくなった。固執してはいけないとわかっているが、そのときは思い込みで突っ走っていた。20000字という途方もない字数と先行研究批判、これにとりつかれた日々であった。提出した後になって、ああすれば良かった、この視点を取り入れるべきであったかとまだ思っている。


初代三遊亭円朝の翻案物における落語と芝居噺から ー円朝が現代の落語家に残したものー
千葉県

佐藤 美佳子

和の伝統文化コース

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