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茶会記で探る江戸時代後期(1822~1868)の尾張藩の茶会の菓子

和の伝統文化コース 伊藤 恵子

 現代では、茶会に行くと必ず亭主の心入れの菓子が供される。菓子は見た目、味、香り、そして菓子につけられた銘によって客を愉しませてくれる。このような菓子はいつ頃から茶会で用いられるようになったのか疑問を持ったこと、現代に残る茶会記を紐解くことで過去の茶会の様子を知ることができるのではないかと考え始めたことが研究のきっかけである。
 茶の湯は江戸時代後期にも流行し、多くの茶会が催されてきた。その茶会の記録である茶会記には当時の茶会で用いられた道具とともに、食された菓子のことが記載されている。しかし、茶会記に残る菓子に関する研究は少ない。
 今回は、江戸時代後期に時代を絞り、尾張藩に関連する茶会記3種類を紐解くことで、今は見ることができない当時の茶会の菓子の様子を知ることを目的に研究を行った。

伊藤 恵子

和の伝統文化コース

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