芸術学コース 眞家 惠子
近年、ビジネス界においてアートブームが起きており、芸術を本業としない企業がアート・イン・ビジネスを実践するなどの活動を行っている。本研究では、これまで言及される事のなかったアートを活用した社員研修にテーマを絞り調査を進めた。研修にアートを取り入れている企業を選出・調査し、その実践状況や効果、課題や今後の展開について検証した。
導入からあまり時間がたっていないアートを用いた研修は、一定の成果を生み出しているものの、結果分析やデータ蓄積がない事や、必ずしも専門知識のある人材が研修を担当していないなど、今後の展開において解決すべき課題も見えてきた。アートを用いた研修が社員の感性を引き出し育む事を1つの役割とするならば、企業側は短期的な詰め込み研修ではなく、日常的にアートに触れ合いながら継続的に感性を養う機会の創出をする事が必要ではないだろうか。企業におけるアートを用いた社員研修の継続と普及と共に、データの分析・蓄積がなされ、アートがイノベイティブな社内風土作りに欠かせない存在になる事を願う。
東京都
企業におけるアートプログラムの役割と、今後の展開についての考察
ーアートを用いた社員研修はイノベイティブな企業風土をつくるのかー
眞家 惠子
芸術学コース
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