カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田です。
ついこの間まで「暑い!暑い!」と言っていたのに、いつの間にか日が暮れるとすっかり肌寒くなってしまいましたね。
日中に聞こえるミンミンゼミの鳴き声がなんだかセンチメンタルな気分になってしまいます。
さて、そんなセンチメンタルな気分を吹き飛ばしてくれる公演、木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~。
8月末に京都芸術センターで、木ノ下歌舞伎主宰・監修の木ノ下裕一さん、総合演出・杉原邦生さん、特別出演・茂山童司さんによる対談が行われました。
対談前には茂山童司さんによる「三番三」が披露されていました。
この時、テレビ取材も入っていた為か稽古場は緊張感が漂っていました。
こんな至近距離で「三番三」を見られるなんて思っていなかったので、上田はドキドキしっぱなしでした!童司さんかっこいい!(←ミーハー)
童司さんの稽古を真剣に見つめる木ノ下さん(写真:右)と杉原さん(写真:中央)。
この稽古を見て、杉原さんはどんな演出を考えているのでしょうか…
稽古も終わり、落ち着いたところで対談が開始されました。
写真左から木ノ下裕一さん、茂山童司さん、杉原邦生さん。
木ノ下歌舞伎の「三番叟」とはどんな作品なのか、木ノ下さんと童司さんのなれ初めや、狂言・古典の「三番叟(三)」の歴史について、最後に木ノ下歌舞伎ミュージアムの見どころなど語っていただきました。
「三番叟」なんて難しいそう…と思っていましたが、この対談を聞いて「三番叟ってそういう作品なんだ~」と大変興味深く勉強させていただきました。
約1時間の対談でしたがまだまだ聞いていたい内容でした。
“レクチャーパフォーマンス”とはどんなものなのか、杉原さんがどんな演出を仕掛けてくれるのか、木ノ下歌舞伎ミュージアム本番が楽しみで仕方がないです。
木ノ下さん、杉原さん、童司さんの対談は、KYOTO EXPERIMENT 2013 京都国際舞台芸術祭HPに掲載予定ですので、是非チェックしてみてください~(^o^)/
上田
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田でございます。
日は少しずつ短くなってきましたが、日中はまだまだ暑いですね。
しかし夜になると涼しい風と共にどこからかマツムシの鳴き声が聞こえてきて、「もう秋だな…」とセンチメンタルな気持ちになってしまいます。
秋と言えば9月28日から始まるKYOTO EXPERIMENT2013。
現在、京都芸術劇場チケットセンターでは『木ノ下歌舞伎ミュージアム”SAMBASO”~バババっとわかる三番叟~』『superposition 池田亮司』の公演チケットは絶賛発売中です!
さて、木ノ下歌舞伎ミュージアムでは、特別出演の狂言師・茂山童司さんが杉原邦生さん新演出による「三番三」の舞を披露します。
その茂山童司さんが作・演出を手がける公演『ヒャクマンベン vol.1 METAPHOR(メタファー)』を観に行ってきました!
ヒャクマンベンとは、
“茂山童司が手掛ける伝統的な技法をベースとしたコント公演。現代へのビシッとした風刺をふわっとした作風で描くことをテーマとしている。”というコンセプトです。
面白そうだけど本音を言うと、どんな感じなのかまったく想像がつかず…。
しかし、上演が始まると観る前の不安を払拭する程ジワジワと余韻が残る少しシュールな世界観でとても面白いコント作品でした。
学生さんから初めて小劇場に来られたようなご年配の方、幅広い年齢層の方がいらっしゃいました。
この公演を観て木ノ下歌舞伎ミュージアムでどんな「三番三」を披露してくださるのか、期待で胸いっぱい!楽しみが増しました!(^o^)
今後、木ノ下歌舞伎の稽古の様子や童司さんのインタビューをこのブログでお届けする予定ですので、お楽しみにお待ちくださいませ~!(^o^)/
上田
舞台裏からコンニチハ!vol.67
カテゴリー : 舞台裏レポート
皆様こんにちは。上田でございます。
先日10月6日(日)、ロシア・ナショナル・バレエ『眠れる森の美女』全2幕の公演でした。
センター主催のバレエ公演は今回で4回目になりますが、嬉しいことにチケットは完売御礼!
小さいお子様からご年配の方まで多くのお客様にご来館いただきありがとうございました。
ダンサーさんの繊細さだけでなく高度なダンス技術と様々なキャラクターが登場し、幻想的で美しく、別世界にトリップした様な舞台は最後まで楽しんでいただけたのではないでしょうか。
終演後はダブルカーテンコールもあり大盛況で終演いたしました。
さてさて今回もバレエ公演の舞台裏に潜入しました!
公演前日から舞台の仕込みがされていて、今回も学生スタッフがプロのスタッフさんに混じって仕事をしています。
むむむっ!何かをバトンに吊っています。※1
※【バトン】=舞台吊物機構設備の一つで、背景や大道具などを仮設するための吊物バトンの略称。
そして吊られたものがこちら↓
なんだか幻想的です。
背景が何層にもなっているのがお分かりでしょうか。↓
張り物ではなく吊物なのは踊る場所を広く確保するためだそうです。※2
※【張り物】木材の枠組に布やベニヤをはり、背景などを描きこんだ舞台装置の一部。
かわいい衣装の数々にテンションが上ります!
メンテナンスから着付けまで3人の衣装さんがされていましたが、本番時は想像を絶する忙しさだろうなと、
そして公演当日。
ダンサーさんが劇場に到着されて間もなくバーレッスンが開始されました。
レッスンとはいえ、しなやかな所作に胸がドキドキ!高揚感が抑えられません!
カメラを構えるのを忘れてしまうほど見惚れてしました。
今回、春秋座に来られたダンサーさんは総勢42名の大人数。
世界が期待しているバレエ団ということだけあってみなさん素晴らしいダンサーさんばかりですが、この中から主役・ソリストに選ばれるのは数人という厳しい世界…。
また春秋座に来ていただきたいですね~!
余談ですが、
『眠れる森の美女』ということで、上田はツチヤさんがプレゼントしてくださった某有名アニメ会社の『眠れる森の美女』のイラストがプリントされたタイツをはいていました♪
結局スタッフ関係者に言えず終いで、ここで打ち明けてみました。(^_^;)
次回の当舞台芸術研究センター主催企画は
京都芸術劇場 春秋座にて
10月12日(土)・13日(日)木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~がございます。
12日(土)の15:00と19:00、13日(日)13:00の回の前売券は完売いたしました。
13日(日)17:00のみ前売券がございます。
当日券は各回若干枚数を販売する予定です。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
上田
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
がございます。
開演は14:00、開場は13:30、上演時間は2時間15分程(途中休憩含む)を予定しております。
チケット完売のため当日券の販売はございません。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
テーマ研究I 近代日本語における〈声〉と〈語り〉
公開研究会(3) 日本の伝統演劇における〈語り〉2:能の場合
がございます。
開演は18:30、開場は18:00となっております。
上演時間は2時間程を予定しております。
入場無料・申込不要です。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
カテゴリー : 過去の公演
クーラーに弱いツチヤです。寒がりで困ります。
しかし、季節がようやく秋を感じさせ始めたこの時期の自然の涼しさが過ごしやすいと感じております。そんなわたくし、秋生まれでございます。
さて、季節がすっかり冬へと移り変わる11月の終わりに春秋座で上演いたします、
松田正隆×松本雄吉 待望の新作!
すでにチケット販売も始まっております。
11月30日(土)の回はとくに人気なのでご予約がまだの方、お急ぎください!!
そして、いろんなところでご覧いただいている「石のような水」のチラシですが、今回デザインを演出の松本雄吉さんのご提案もありcontact Gonzoの塚原悠也さんにお願いしました。
塚原さんは、大阪を拠点に活動し、国内外で注目を集めている“contact Gonzo”の中核的メンバー。
塚原さんは、一見、殴り合い?格闘技?あれダンス?と激しい身体の接触の特異なパフォーマンスのメソッド“contact Gonzo”を垣尾優さんと開発されました。
皆さんはもうこの「石のような水」のチラシはどこかで手にしていただけましたか?
開くとA3サイズ全面に、主演の山中崇さんの写真が出てまいります。
その写真は、7月某日ヘリコプターの中で撮影されました。
塚原さんと山中さんが乗り込み、
大阪湾の空へと…
この撮影は塚原さんのアイディアによるもの。
“ゾーン”を感じる場所へ実際に向かったのでした。
まだお手にとってない方、ぜひ探してみてください!!
ツチヤ
カテゴリー : 過去の公演
皆様コンニチハ、ツチヤです。
ついに…
作、松田正隆さん
演出・美術、松本雄吉さん
原案、タルコフスキー映画
による話題の新作…
公演情報が更新されました!!!
さあみなさん、予定帳にメモメモ!
11月30日13時開演の公演は託児サービスもございます。
そして、劇場HPにある主演の山中崇さんの写真…
気になる方はレッツ・アクセス!
各方面でイケメンと話題になっております。
撮影はcontact Gonzoの塚原悠也さんです。
そう、宣伝美術を担当してくださいました。
松田さん、松本さん、タルコフスキー、山中さん、そして塚原さん…
どんなチラシが出来上がるのでしょうか!!
楽しみにしていてくださいね~
さて「!」はこのページにいくつあったでしょう。
ツチヤ
タルコフスキー・松田正隆・松本雄吉
今回のプロデューサー目線は、11月28日(木)~30日(土)に春秋座で上演します「石のような水」の企画立案者である森山直人先生(京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員)からのコメントをお送りします。
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劇作家の松田正隆さんから、「松本雄吉さんと、もう一度、一緒に仕事がしてみたい」と伺ったのは、もう三年以上前のことになります。残念ながら閉館してしまった大阪・精華小劇場での主催公演『イキシマ』で、お二人は劇作家と演出家として、はじめてコンビを組んで作品を発表なさっていました。関西を代表する二人の現代演劇作家の共同作業が、しかもここ京都芸術劇場で見られるのなら、実現に向けて、どんな努力でもしようと決意したときのことは、つい昨日のことのように覚えています。
それからかなり時間は経ちました。その後、松本雄吉さんの維新派は、「20世紀三部作」の第三部を犬島での見事な野外劇場でフィナーレを飾られ、今年の瀬戸内国際芸術祭での参加作品『マレビト』でも、新たな境地を開いていました。昨年から東京に拠点を移した松田さんは、「フェスティバル/トーキョー」(東京の大規模な国際演劇祭)における「ヒロシマ・ナガサキ三部作」の完結後は、あらためて〈3.11〉以後の「都市」の無意識を探求するユニークな試みに挑んでいます。
そして、いよいよ待望の松本・松田ペアの新作が、あとひと月後に迫っています。
今回の『石のような水』は、劇作家・松田正隆が久しぶりに書き下ろす正統的な台詞劇です。モチーフは、20世紀の大映画監督のひとりアンドレイ・タルコフスキーの『ストーカー』『惑星ソラリス』。松田さんも松本さんも、自他ともに認める映画ファンですが、タルコフスキーについて語っているときのお二人の表情は、ことのほか熱がこもっています。「SF」と「メロドラマ」が混然一体となった濃密なドラマ空間が、――維新派のスタッフの全面的な協力を得て――春秋座を最大限に活用した「幻の都市空間」のなかに立ち上がります。皆様のご来場を心からお待ちしています。
森山直人
(舞台芸術研究センター主任研究員)
『眠れる森の美女』全2幕 注目ポイント!
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田でございます。
造形大では、グループワークショップのねぶた製作、オープンキャンパスに大瓜生山祭といった行事が終わり、一息つくまもなく今週から後期授業が始まりました。
夏季休暇中でも学内では製作をしている学生がいたのでにぎやかでしたが、授業始まると一層にぎやかさが増しますね。
さて、いつの間にか9月も末…。
10月6日(日)開催 ロシア・ナショナル・バレエ『眠れる森の美女』全2幕も本番まで1週間となりました。
夏に開催した関連企画「チャイコフスキー三大バレエを学ぶ」で、講師の菘あつこ先生のレクチャーでもありましたが、『眠れる森の美女』はスケールが大きく豪華絢爛な王室の物語で、バレエ団の規模の大きさと、ソロで踊ることも多いのでちゃんと踊れるダンサーがいないと出来ない作品だといわれています。
というわけで、今日は『眠れる森の美女』全2幕で注目していただきたい見どころポイントをお教えします!(たくさんあるのですがあえて…)
まずは、オーロラ姫誕生の洗礼式。
お祝いに招かれた「優しさ」「元気」「のんき」など6人の妖精たちが姫の幸せな人生のための性格を授けるための様々な踊りを披露します。
それぞれのイメージカラー(?)の衣装を纏い、誕生した姫の周りを踊る姿は色とりどりで綺麗です。
また、招待されず姫に呪いをかける“邪悪の精 カラボス”。
男性ダンサーが扮した姿は悪役だけれどもどこか憎めないユニークさがあります。
カラボスとカラボスの呪いを阻止するリラの精(6人の妖精の1人)の掛け合いも注目です。
美しく成長した16歳のオーロラ姫と4人の求婚者たちと踊るシーン。このシーンではオーロラ姫が求婚者に身を任せているようで実は、バランス感覚や踊りのテクニック的に難しいといわれています。ダンサーの踊りのテクニックの高さにも注目してみてください。
そしてなんといっても、ラストのオーロラ姫とデジレ王子の結婚式のシーンは大注目!
「長靴をはいた猫」や「赤ずきん」「青い鳥」「シンデレラ」など誰もが一度は読んだことがある童話の登場人物たち、金、銀、宝石の精たちが2人を祝福します。
童話のキャラクターに扮したダンサーに思わず口元がほころんでしまいます。
個人的注目ポイントは、
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式で登場する「長靴をはいた猫」。
ぴょんぴょんと飛び跳ね、手首を曲げて猫手を表現する猫のダンスがかわいくて、猫好きな私は注目しています!(^o^)
嬉しいことに公演チケットは完売間近となっています。
観ようかな?、とお考えの方はお早めにご予約をお済ませ下さいませ~!
上田
今日はニャンの日 パート29 我が家でも!
カテゴリー : 今日はニャンの日
皆様こんにちは。上田でございます。
造形大のインフォメーションの方が、このニャンの日を楽しみにしてくれている事を聞き、気合が入る反面、プレッシャーも感じております。(汗)
しかし、楽しみにしてくださっている方がいてくださるのは本当に嬉しいです!
さてさて、前回のニャンの日でツカモトさん家の御三猫の入浴シーンが紹介されていたので、
対抗(?)して我が上田家の猫・ミミの入浴シーンをお見せしちゃいます!
約1ヶ月前の写真ですのでやや季節外れですがお許し下さい。
お見せしちゃいます!と言いながらミミはお風呂が嫌いなので暴れてしまって写真がぶれぶれ。
ププイくんもペトチくんも大人しくお風呂に入ってくれて羨ましいです…(-o-;)
体を拭いている間も恐怖で震えています
翌日には予防接種が控えていて、猫も人間も大変な2日間でした…(-_-;)
最近は、梨箱で作った寝床(通称:ミミちゃんハウス)がお気に入り♪
ブランケットと祖母が作ってくれた円型の座布団を敷いて寝ています。
日が暮れると肌寒くなったせいか、舞台芸術研究センターでは風邪が流行しています。
皆様も体調を崩されないよう、ミミのように温かくして風邪予防をしてくださいね。
上田