本日の京都芸術劇場は…

5月 18日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて

鼓童 ワン・アース・ツアー2013 ~伝説

がございます。
開演は18:00、開場は17:15(ロビー開場。本開場は17:30)となっております。
上演時間は休憩含めまして2時間程を予定しております。

チケット完売のため当日券はございません。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

出演者のご紹介♪

5月 12日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
先日、春秋座で新人学生フロントスタッフの研修を行いました。
初々しく真剣に取り組んでいる姿を見てこちらも改めて身が引き締まりました。
また指導者として研修に参加してくれた現役学生フロントスタッフが丁寧に指導している成長した姿に思わず目頭に熱いものが…
春秋座にお越し頂いた際はフロントスタッフの初々しい姿、また成長した彼らの雄姿もぜひご覧下さいませ!
※フロントスタッフ研修の様子は後日ブログでご紹介します。\(^o^)

さて、話は変わりまして
7月に春秋座で開催します歌劇『蝶々夫人』全2幕
今日は、主役の蝶々夫人を演じる川越塔子さん江口二美さんをご紹介いたします♪

蝶々夫人役(6日)の川越塔子(かわごえとうこ)さん
2010年の『夕鶴』でつう役、2011年『ラ・ボエーム』ではミミ役。そして今回『蝶々夫人』で春秋座には3度目のご出演です。
 
2011年の『ラ・ボエーム』の時にもご紹介させていただきましたが、川越塔子さんは東京大学法学部出身で、東大卒業後は、武蔵野音楽大学大学院声楽専攻に進み、2002年日本オペラ協会公演「夕鶴」つう役でオペラデビューをされました。
イタリア留学も経験されイタリア語もご堪能です。(川越さん曰くイタリアは「第二の故郷」だそうです。)また日本舞踊も学ぶなどマルチな才能を兼ね揃えられています。
そしてもう一人の蝶々夫人 江口二美(えぐちつぐみ)さん
 
大阪府出身で滋賀県の高校から愛知県立芸術大学を経て、同大学院を卒業。またミラノへ留学も経験されていらっしゃいます。
高校生の頃から声楽コンクールで受賞されたり、大学院在学中には「中村桃子賞」を受賞されています。
『ラ・ボエーム』『カルメン』『魔笛』『椿姫』『黒蜥蜴』など多数のオペラ作品で主演を務められています。
また母校がある滋賀県のびわ湖ホールでリサイタルを開催されていらっしゃいます。近年では、マルチで活躍している作曲家・青島広志氏と全国で共演されています。

また、お二人ともブログをされているので、是非一度覗かれてみてはいかがですか?
普段あまり知ることができないソリストの方がどのような生活をされているのか、また舞台に対する想いなど見ることができて楽しい内容です(^▽^)
最近では講師のお仕事や公演、蝶々夫人の稽古など多忙な日々を過ごされています。

次回はピンカートン役大澤一彰さん笛田博昭さんをご紹介します。お楽しみに~

上田

舞台裏からコンニチハ!vol.62

5月 03日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

イマイです。

ゴールデンウィークは皆様いかがお過ごしでしょうか?

多い人では10連休にもなるそうですね。京都市内も賑わっております。

さて先日4月27日(土)春秋座ではP.P.Pasolini’s Calderon『カルデロン』を上演いたしました。

イタリアの詩人・映画監督として知られるピエル・パオロ・パゾリーニの戯曲集に収められた代表作6作品を、日本初演をする企画で今回で最終章を迎えました。

構成・演出には本学の舞台芸術学科長で、先ごろ第16回鶴屋南北戯曲賞、さらに平成24年度(第63回)文化庁芸術選奨文部科学大臣賞〔演劇部〕を受賞した川村毅。

今回の舞台は春秋座の舞台上に客席を設けた特設舞台上舞台でした。普段の春秋座の公演とは違う角度の舞台上の客席はいかがでしたでしょうか?

昼夜公演の間には『カルデロン』の翻訳をされた、演劇評論家でもある田之倉稔先生をお招きして、川村毅先生と濃密なトークを繰り広げていただきました。

そんな『カルデロン』の会場で販売していたのはコチラのにゃんこバック・・・!!

このにゃんこたちは川村家の小夏ちゃん、愛ちゃん、睦ちゃんなんです。

赤色と黒色の2種類あるこのバックの収益金は被災地の猫の為に寄付されるそうです。

会場では赤、黒セットで買っていかれるお客様も。

パゾリーニ上演企画最終章の最終企画で、6月22日(土)、23日(日)に京都芸術劇場studio21にてリーディング公演「ピュラデス」を行います。

出演者はプロの俳優とオーディションで選ばれた方です。

お楽しみに!!

ちなみに「ピュラデス」の会場でもにゃんこバック販売します!!

まだご購入されていらっしゃらない方、迷われている方是非この機会に!!

イマイ 

本日の京都芸術劇場は…

5月 03日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ 

春秋座にて

Team申 番外公演III~今、僕らが出来ること~
朗読劇 お文の影・野槌の墓

がございます。
開演は18:00となっております。

上演時間は1時間45分程を予定しております。
終演後にはトークショーがございます。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

不思議なご縁

5月 01日, 2013年
カテゴリー : プロデューサー目線, 過去の公演 

春秋座では7月6日(土)、7日(日)にオペラ「蝶々夫人」を上演しますが、6日に蝶々夫人を演じる川越塔子さん「夕鶴」(2010年)、「ラ・ボエーム」(2011年)に続いて3度目の出演になります。東大の法学部を卒業してから、武蔵野音楽大学に入り直し、オペラ歌手になった珍しい経歴を持った方です。私が初めてお会いしたのは「夕鶴」の宣伝のため京都に来ていただいた時でした。大変気さくな方で初対面でも話が弾みました。
「法学部にいた時、仲間と食事をしていると『激辛のカレーライスを注文したものの、とても食べられない代物の場合、払い戻しが効くかどうか?』と1時間以上も激論を交わすんですよ。とても、私に向いている世界とは思えませんでした」
イタリアに留学していた頃の話、好きな食べ物の話、とても面白い話ばかりでした。
「ご出身は?」と訊くと「宮崎です」とのこと。
私はふと「もしかしたら?」と思いました。30年前、私は宮崎でオペラの演出を2年続けてやったので、宮崎オペラ協会と川越さんの接点を訊く気になったのです。
「高校を卒業して東京に出てしまったので、オペラ協会とは関係ありません」
「それはそうだよな」と少しがっかりしていると、「でも、会長とは接点があります」
「えっ?見山靖代さんをご存知なんですか?」見山さんは私に演出依頼をしてくれた方で今でも親しくさせていただいていたのです。
「ええ、ご主人が高校時代の先生でした。コーラス部で大変お世話になりました」
不思議なご縁に、私はびっくりしました。もちろん、見山さんからは、川越さんのことは何も聞いていませんでした。
早速、見山さんに電話するとあちらも大喜びで「不思議なご縁ですね。必ず夫婦で見に行きます」と言ってくれました。考えてみれば私が宮嵜で演出した時、川越さんは小学校に入ったばかりでしたから、オペラとは全く関係が無かったわけです。
見山さんご夫婦は「夕鶴」に続き「ラ・ボエーム」も見に来てくださいました。
川越さんもその後、「高野聖」や「天守物語」(再演)、「セヴィリアの理髪師」などで主役を演じ、今や藤原歌劇団のドル箱となっています。
今度の「蝶々夫人」は川越さんにとっても大きな挑戦です。ご縁がさらに深まるような画期的な公演にしたいと思っています。見山さんご夫婦もまた駆けつけてくださることでしょう。皆様とも新しいご縁が出来れば幸せです。

橘 市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)

舞台に彩りを添えるのは…

4月 29日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
先日、造形大の駐輪場の隅にタンポポが咲いていました。
自転車のタイヤに踏まれないよう健気に咲いているタンポポの姿に何となく励まされました。

さて、7月6日(土)と7日(日)に春秋座で開催します歌劇『蝶々夫人』全2幕で注目していただきたいポイント一つに、“美術・いけばな”がございます。
今、テレビや雑誌などで活躍中の未生流笹岡家元・笹岡隆甫氏が舞台に華やかな彩りを添えます。
 
チラシに笹岡さんの写真とプロフィールが載っています~♪

笹岡氏は従来のいけばなのみならず、これまで様々なアーティストとのコラボレーションでパフォーマンスを実現させています。舞台美術としてのいけばなの可能性を追求し続けている笹岡氏の斬新な美術・いけばなは必見です!
『蝶々夫人』の舞台で、笹岡さんがどのように表現されるのか…是非皆様もご期待下さい。
私、個人もとても楽しみにしています!(^▽^)
歌劇『蝶々夫人』全2幕の公演チケットは好評発売中でございます!ご予約はお早めに~

上田

本日の京都芸術劇場は…

4月 27日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ 

春秋座(舞台上舞台)にて

P.P.Pasolini’s Calderon『カルデロン』

がございます。
開演14:00/18:00、開演30分前ホワイエ開場、開演10分前より整理番号順に客席にご入場いただけます。

上演時間は1時間45分程を予定しております。
14:00公演終了後には、川村毅【演出】・田之倉稔【翻訳】によるアフタートークがございます。
(夜公演チケットをお持ちの方もご参加できます。)

14:00/18:00とも当日券ご用意しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

夢の中へ行ってみたいと思いませんか??

4月 26日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちはツチヤです。

みなさんの今日見た夢はなんだったでしょうか?

私は行ったこともないと思える場所で、友人や会えるはずもない芸能人の方とバーベキューをする夢をみたような…

さて、春秋座では着々と4月27日(土)上演の『カルデロン』の準備が行われています。

実は、私はひと足お先に座高円寺で行われた東京公演を拝見いたしました!!

この作品は17世紀スペインの劇作家、ペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカの戯曲『人の世は夢』に触発され、パゾリーニが1967-68年パリ五月革命の頃に書いたものです。

様々な夢をみる主人公・ロサウラ(河合杏南さん)。彼女は目覚めるたびに違う世界に…

川村毅さんが歩んでこられたパゾリーニの旅の最終章ということで、これまでのパゾリーニ作品の演出や構成がふんだんに散りばめられた舞台になっております。

その中で、私がご注目いただきたいのは何と言っても宇野亜善良さんデザインの衣裳!

今回は目覚めるたびに違う世界になっているため、キャラクターも多く、その衣裳・美粧にもぜひ目を凝らしてご覧いただきたい!

そしてそして、今回もそのデザイン画を展示しております。

そちらもどうぞお楽しみに~ 

ツチヤ

舞台裏からコンニチハ!vol.62

4月 25日, 2013年
カテゴリー : 舞台裏レポート, 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。

冬が戻ったように京都は寒い日が続いています…。まだまだ厚手のコートはクリーニングに出せないみたいです。(涙)

4月20日に春秋座で行われた『寺内タケシとブルージーンズ・コンサート』。
2009年に開催したキャンパスコンサートから実に4年ぶり2回目の春秋座でのコンサートでした。

この日も寒かったのですが、外の寒さは忘れるほど会場は熱気に包まれていました!

寺内さんご一行が春秋座に到着された時、上田は寺内さんと握手をさせていただきました。両手でグッと握ってくださったその手は大きく厚く感じました。約70年ギターと共に過ごされた証でしょうか、とても感動しました。


最前列中央から見たステージ。
この正面にテリーが!ファンにはたまらない近さです!

舞台の両側に高く詰まれたスピーカー。迫力あります!


舞台の両側に高く詰まれたスピーカー。迫力あります!

 

袖(主舞台の外側の舞台部のこと)から見たステージ。

ドラムセットが見えます。

写真を撮っていた上田の横ではドラマーさんがドラムの練習をされていました。

下手側の袖では、ギターの弦の張替えやチューニングがされていて興味津々。しかし作業の邪魔をしてはいけないと思いはやる気持ちを抑え舞台を後にしました。

本当はもっと見ていたかったのですよ~(ToT)

いざ開演!

ステージのセットの都合上、緞帳は上りっぱなしでした。そして颯爽と真っ白のスーツに身を包んだテリーが登場!(あえてテリーと呼ばせてください。)

御年72歳とは思えないギターテクニックに上田は仕事を忘れてステージに釘付けでした。

演奏の合間には「寺内―!」や「テリー!」といった声援や手拍子が飛び交い、観客の皆様の目がキラキラと輝いていました。

ラストは観客総立ちで大盛り上がり!「メンバーと観客が一体になった!」と感じました。

テリーもお客様も輝いていたぜ~!!(^▽^)/

次回、京都芸術劇場では今週末土曜日にカルデロンを開催します。
川村毅構成・演出により、パゾリーニ戯曲集に収められた全6作品を、初翻訳日本初演する企画の最終章です。
この機会をお見逃し無く!皆様のお越しをおまちしております。

上田

『劇場の顔!!』

4月 24日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ, 学生目線 

はじめまして!

舞台芸術研究センターのイマイと申します。
宜しくお願いいたします。

さて先日、今年度のフロントスタッフ研修を行いました。

京都芸術劇場のフロントスタッフは本学の学生たちが中心となって運営しております。今回はそんなフロントスタッフになる為に、3日間にわたって研修が春秋座にて行われました。

学生フロントスタッフの先輩がお手本となって、研修生も一つ一つ真剣に学んでいました。

初日は立ち振る舞いから挨拶、チケットのもぎりまでを一人ずつ繰り返し何度も研修していきました。あまりなれない動作にぎこちない動きの研修生たち。

二日目は主に客席へお客様を誘導する研修を行いました。上演中の暗い中でも安全にお席まで誘導するのはなかなか大変なんですよね。案内する側、される側どちらも経験し、どのように案内をしたらよりよいか自分たちでも考えていました。

最終日の三日目は総ざらいで、お客様をご案内する実践を何度も繰り返し行いました。初日から比べると研修生の姿勢や立ち振る舞いがとてもきれいになって、フロントスタッフとしての気持ちが芽生えているようでした!

これから私も、劇場にお越しいただくお客様により快適に舞台をご覧いただけるように学生フロントスタッフとともに皆様をお出迎えさせていただきます!!

イマイ

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