EXPERIMENT中のexperiment!
カテゴリー : 過去の公演
皆さまこんにちは、ツカモトです。
風が秋の心地よさをふくんでおりますね!
夜がだいぶ過ごしやすくなってきました。
京都の秋といえば、KYOTO EXPERIMET(キョウト エクスペリメントと読みます)。
今年ではや今年で3回目で、だいぶ定着してきた気がします。
KYOTO EXPERIMETとは、京都国際舞台芸術祭実行委員会(京都市、京都芸術センター、
公益財団法人京都市芸術文化協会、京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター)
が主催する、国際舞台芸術フェスティバルです。
京都にいながらにして、いろいろな国から参加するアーティストのパフォーマンスを
見られるという、京都在住の舞台芸術好きにはうれしいフェスティバルで、
舞台芸術研究センターは第1回目から実行委員会のメンバーとして参加しています。
今年の春秋座で行われる公式プログラムは10月20日(土)開催、
池田亮司さんの『datamatics [ver.2.0]』です!
photo by Ryuichi Maruo courtesy of
Yamaguchi Center for Arts and Media (YCAM)
微視的なDNAや分子から巨視的な宇宙まで、われわれを取り巻くさまざまな事象から
抽出したデータを素材とし、知覚の極限から世界を理解、制御しようとする
『datamatics[ver.2.0]』は、2006年から発展させてきたシリーズの最終形。
高速で無限のシークエンスを生みだし、暴力的なまでの空間を緻密に構築する
ライブパフォーマンスとなる。
(KYOTO EXPERIMET 2012 HPより抜粋)
まさしく実験的な(experimental)この公演は
タイトルにも書いたようにEXPERIMENT中のexperiment!!
春秋座で『マラルメ・プロジェクト』のシリーズをご覧になった方は
きっと引き込まれるであろう映像とサウンドの世界ではないでしょうか。
春秋座という大きな劇場で池田亮司さんの作品を体験できる機会です。
巨大な空間で繊細な映像と重厚なサウンドを是非お楽しみください!
公演翌日の10月21日(日)には池田亮司さん、浅田彰本学大学院長による
アーティストトークもございます!
もちろん他のKYOTO EXPERIMENTのプログラムもお見逃しなく!!!
http://kyoto-ex.jp/
ツカモト
「ファンタスティックス」 いよいよチケット発売!
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田でございます。
残暑はまだまだ厳しいですが、夜は少しずつ涼しくなってきたな~、と感じます。
気がついたら高校野球も終盤ですね。
さぁさぁ、皆様お待たせしました!
ミュージカル「ファンタスティックス」のチケット発売が開始します!!
友の会先行発売が8月24日(金)、一般発売は8/28(火)
両日とも10時から発売開始となります。
発売日は、チケットセンターの電話が込み合いかかりにくいと予想されます。
ご迷惑をおかけしますが根気よくおかけ直しくださいませ。
チケットセンターの素敵なお姉さんが対応してくださいますよ(^o^)
また、インターネットでチケットも購入できるオンラインチケットストアもございます。24時間受付可能ですので、是非ご利用してみてくださいませ。
※ご利用の際は会員登録(無料)が必要になります。
26年ぶりの宝田明さんのエル・ガヨ。心待ちにされているファンの方も多いと思います。
是非、春秋座で名作をご堪能ください!
上田
今日はニャンの日 パート⑯ 主に寝ています Sleeping all day long!
ニャンの日ではご無沙汰しています、制作助手のツカモトです。
お盆が過ぎて夜は少し涼しくなってきた気がして
うれしい今日この頃です。
さて、この数ヶ月我が家のネコ達はもっぱら寝ております。
あんなに好きなはずのスーパーボール遊びなどもほとんどしません。
お気に入りは風通しがいい玄関の靴箱のうえ。
3匹で仲良くごろごろしてみたり、、、
しまいには、暑さでのびてあくびしたり、おもいおもいに過ごしています。
キャットタワーのなかにもぐってみたりするのです。
(近頃キャットタワーで遊んでくれるようになりました!)
そんな夏もきっとすぐに過ぎて、また秋が来て、寒い冬がきますね!
KYOTO EXPERIMENT 2012 公式プログラムの
池田亮司『datamatics [ver.2.0]』をはじめいろいろな公演があります。
また、ご紹介していきますので皆さまお楽しみに!!
ツカモト
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
髙木克美・和太鼓 悳炎コンサート
煌光(ひかり)~夢に向かって
がございます。
開演は14時、開場は13時30分からとなっております。
上演時間は途中休憩を含みまして、1時間半ほどを予定しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
今日は新しい情報のご紹介です。
カテゴリー : 過去の公演
お盆真っ最中いかがお過ごしでしょうか?大嶋です。
ご実家に帰られている方、どこかに旅行に行かれている方、楽しんでいらっしゃいますか?
ロンドンオリンピック終わっちゃいましたね…。
お祭が終わっちゃうと、なんだか脱力感に襲われますよね。
京都も明日が大文字。
大文字が終わると、夏が終わるんだと脱力感に襲われそうになってしまいます。
いやいや!脱力なんてしちゃいられません!
秋です!秋!!
今日は新しい情報のご紹介です。
11月23日(金・祝)にミュージカル「ファンタスティックス」を春秋座で上演します。
この「ファンタスティックス」という作品、アメリカでは50年以上もロングラン上演されていてギネスブックにも載っております。
音楽はピアノとハープだけという大変シンプルなスタイルで、普遍的な愛の物語を描いていきます。
主役の「エル=ガヨ」役には、2009年当劇場で上演した「葉っぱのフレディ」にも出演した宝田明さん。青年マット役には、人気バンドSOPHIAの松岡充さん、少女ルイザ役には元宝塚娘役の彩乃かなみさんが出演されます。
また脇を固める出演者が素晴らしいこと!往年のミュージカル俳優の方々が出られていて、ミュージカルファンの方にとっては、このあたりも堪らないところです。
一昨年「ロートレック」で当劇場に出演された沢木順さんも、青年のお父さんの「ハックルビー」という役で出演されています。
さあ、彩り深い秋の京都で、叙情的なミュージカルはいかがですか?
11月の連休初日の公演で、京都は紅葉観賞の最高のタイミング…。
言うことなしですよね?
チケットは24日(金)が劇場友の会先行発売、28日(火)が一般発売開始となっています。
友の会へのご入会は20日(月)までにご入会いただければ24日(金)の先行発売に間に合います。お申込方法はこちらへ。
大嶋
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
日本・ウクライナ外交関係樹立20周年記念
日本とウクライナの若きアーティスト達
Ballet Gala Concert 2012
がございます。
開演は14時、開場は13時30分からとなっております。
上演時間は途中休憩を2回含みまして、3時間半ほどを予定しております。
当日券は若干枚数ご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
若者の奮闘
カテゴリー : KPACへようこそ
オリンピックもいよいよ終盤ですね!メダルの数も多いようで、選手の奮闘に毎日感動の日々です。
フェアリージャパンを応援するツチヤとしては今夜は見逃せません!
さて、劇場では昨日、通常は毎年春に行うフロントスタッフの研修会を特別に行いました。
今回は、学園祭や舞台芸術学科の授業発表公演でスタッフをする学生を中心に、KYOTO EXPERIMENTのサポートスタッフの皆さんも参加して、心構えや立ち居振る舞い、挨拶など、実際に身体を動かし声を出しての研修となりました。
通常は2日間にわけて行うのですが、夏休みのこの日は1日で!
最後は、実際にスタッフになり本番を想定した形でお客様を迎えし、現役のフロントスタッフの学生から反省点をもらい本番に備えます!
というわけで…
学生の授業発表公演や学園祭も侮るなかれ!
劇場の顔=フロントスタッフの頑張りもこっそりご期待ください。
ツチヤ
※授業発表公演の詳細は劇場ホームページで随時ご案内しております。
※学園祭は京都造形芸術大学のホームページにて近日ご案内予定です。
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
がございます。
開演は14時30分、開場は14時からとなっております。
上演時間は途中休憩を含みまして、3時間ほどを予定しております。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
ハンガリーから届きました。
カテゴリー : 過去の公演
夏本番!
皆さんはどんな夏休みをお過ごしでしょうか。
オリンピックで寝不足な方もいるのでしょうか。
私は個人的にフェアリージャパン(新体操)の活躍を心待ちにしております!
さてさて、様々な競技で世界の国々の選手が活躍する姿に感動させられるいま、
スポーツだけでなく、舞台や音楽も国境を越えて私たちに感動を運んでくれます。
10月14日(日)14時
春秋座オータムコンサート 情熱と哀愁のジプシー音楽
「ラースロ・ベルキとジプシー楽団&ダンサー」
テレビやスマホ、ツイッターのない時代、
各地を点々とするジプシー(ロマ)たちの音楽を偉大な作曲家たちが耳にし、
影響され新たな楽曲を生み出し、
私たちの耳に届くまでどのくらいの年月を要したでしょうか…
世界が近くなったいま、
海を越えハンガリーから日本にやってくるこの音楽は
きっと私たちに新しい感動を与えてくれるはずです!
リストやブラームスがどこかでロマの音楽を耳にし、新たな作品を生み出したように
皆さんも何か新たなインスピレーションを得るかもしれませんよ。
ツチヤ
そして、ラースロ・ベルキさんよりコメント、届きましたよ!
↓
襲名披露公演での市川右近さん
カテゴリー : プロデューサー目線
平成24年6月5日、新橋演舞場では2代目市川猿翁、4代目市川猿之助、9代目市川中車、5代目市川團子同時襲名披露公演の初日が開きました。
4人もの襲名披露が同時に行われるのは大変珍しいことです。猿翁から見ると、4代目猿之助は甥であり、9代目中車は息子、5代目團子は孫になるので、この襲名にはいろいろなドラマがありました。そのためマスコミが大挙して押し寄せ、満員の客席はいっそう熱を帯びていました。著名人の顔も随所に見え、これほど華やかな初日はかつてなかったのではないかと思うほどでした。
猿翁は昼の部の口上にも、夜の部のカーテンコールにも登場。満場のお客様は立ち上がり、そのサプライズに大声援を送っていました。我々関係者でさえ、無理ではないかと思っていたことを見事に実現させた猿翁の役者魂には、思わず涙が溢れてきて止まりませんでした。襲名というのは命の継承であり、1代では果たせないことを、何代もかけて実現していくことなんだと改めて実感しました。
そして、幕が開いてからは、新猿之助も新中車も新團子もそれぞれの持ち味を生かして見事な舞台を見せてくれました。また、当事者である4人を全力で支えるほかの役者たちの熱演にも心を打たれました。殊に、市川右近さんの吹っ切れた、爽やかな演技が目を引きました。猿翁が病に倒れた後、一門のリーダーとして全体をまとめ、ことごとく代役を務めてきた右近さんのプレッシャーは大変だったと思います。今回の襲名にしても右近さんとしては複雑なものがあったはずです。しかし、右近さんの舞台姿はそういうことを一笑に付す清清しさがありました。まるで、自分の置かれた立場を運命と割り切り、これからこそが自分の本当の役者人生と胸を張っているように見えました。
「ヤマトタケル」でのタケヒコ役は、文字通りヤマトタケルを最後まで支える好漢ですが、その奥行きのある演技は秀逸でした。
この市川右近さんを座長とする松竹大歌舞伎が9月6日春秋座で行われることになりました。他に市川笑也、市川門之助、市川笑三郎、市川猿弥らが出演し、「熊谷陣屋」、「女伊達」を上演します。右近さんを中心とした息のあった一門の歌舞伎をぜひご覧ください。
今回のメンバーは春秋座を知り尽くした人たちばかりです。ご来場の折には、劇場入り口に掲げられた、4代目猿之助さん揮毫の、「座秋春」という扁額にもぜひご注目いただきたいと思います。
橘市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)