本日の京都芸術劇場は…

4月 20日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて

寺内タケシとブルージーンズ・コンサート

がございます。
開演15:00、開場14:30となっております。

上演時間は2時間20分程を予定しております(途中休憩あり)。

当日券もご用意しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

託児ありますよ!

4月 10日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

制作助手のツカモトです。

いよいよ暖かくなってきましたね。
ツカモトは今の時期以外の気候が苦手なので、本当にうれしいです。
インドア派な私もつい出かけて写真なんて撮ってみました。


ブログ常連の(?)ねずみさん。
近隣で有名な銀月荘の枝垂桜と。

そして、4月ですね。
皆さまどのような新年度をお迎えでしょうか?

さて、5月18日(土)『鼓童 ワン・アース・ツアー2013 ~伝説』は、
おかげさまでチケット完売間近です!!
是非是非お早めにお問合せください。

また、今回の公演は託児をおこないます!
お子様は3歳以上からご入場可能ですが、
3歳に満たないお子様がいらっしゃる方は是非ご活用ください。
詳細はこちら

京都芸術劇場は4月からイベント目白押しです。
http://www.k-pac.org/schedule.html
是非お立ち寄りください。
哲学の道への寄り道もオススメです。

ツカモト

あらすじとミニ知識

4月 06日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
ふと下を見ると、道端のたんぽぽがひなたぼっこをしている様に黄色い花が咲いていました。蝶々も花の蜜を求めてひらひらと舞っていて心が和みました(*´▽`*)
蝶々といえば7月に春秋座で開催します歌劇『蝶々夫人』全2幕
本日は『蝶々夫人』のあらすじを紹介いたします。

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舞台は100年ほど昔の長崎。
元士族の娘で今は芸者に身をやつしている蝶々さんはアメリカ海軍士官ピンカートンと結婚することになる。しかし、つかの間の気紛れのつもりのピンカートンはアメリカへ帰ってしまう。いつの日か戻ってくるという言葉を信じて待ち続ける蝶々さん。
3年後、ピンカートンは日本に戻ってくるがアメリカで別の女性と結婚しており、帰りを待ちわびていた蝶々さんの思いを知って深い後悔の念に駆られ去ってゆく。
蝶々さんはピンカートンとの間に生まれた子供に別れを告げ、そして、、、
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歌劇『蝶々夫人』全2幕は、ジョン・ルーサー・ロングの短編小説『蝶々夫人』を1900年に戯曲化されたものが原作となっています。

1900年に『トスカ』(プッチーニの代表作オペラ)初演のためロンドンに渡ったプッチーニはロング・ランで評判の芝居『蝶々夫人』を観劇しました。
次作のテーマを思い巡らせていたプッチーニは、自分の好みにあう悲劇的で純情なヒロインを見出し大変感動し、『蝶々夫人』のオペラ化を決めました。
プッチーニは日本音楽や文化などの資料を集め、構成を練りに練り、全体の構成を何度も変えながら作曲を続けていました。
また、プッチーニが尊敬するヴェルディの死や、自身も持病の悪化や交通事故で大腿部の骨折、結婚など様々な右往左往ありながら、1904年にミラノのスカラ座で初演されました。その後も『蝶々夫人』は、世界中に拡がり今日でも上演され続けている名作となりました。
今回、春秋座では初演版を元にしたミラマーレ・オペラオリジナル改訂版で上演します。

プッチーニがロンドンで芝居『蝶々夫人』を観劇しなければ、オペラ『蝶々夫人』は誕生しなかったかもしれない、と思うと運命の出会いとは不思議なものですね~。
学生さんにも自分の作品や何か将来に繋がるかも!?是非観て頂きたいです!

歌劇『蝶々夫人』全2幕のチケット発売日は、友の会会員の方は4月9日(火)、一般発売日は4月10日(水)です。両日とも朝10時から発売です。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

上田

世阿弥生誕650年、観阿弥生誕680年記念

4月 01日, 2013年
カテゴリー : プロデューサー目線, 過去の公演 

 今年は、能の大成者である世阿弥の生誕650年にあたり、また奇しくもその父観阿弥の生誕680年記念に当たります。半世紀前の1963年に、当時盛りの花であった故観世寿夫氏らと、世阿弥生誕600年祭の行事に参加したものとしては、この50年の間に能楽界に起きた変化に改めて驚かされると共に、自分自身と能の世界との関係の多様化に、一つの時代が終わったことを痛感させられます。

そもそも、600年祭の折には、私は東京大学の助手になったばかりの30歳でしたから、半世紀先のことなど、予想もつきませんでした。香西精先生が、大和の補巌寺で永代供養帳に「寿椿」の名を見出し、それが世阿弥の妻の名であることから、ここが世阿弥の菩提寺であることを立証し、すでに廃寺にはなっていましたが、臨済宗の導師をお招きして、お供養をしたこと、臨済禅の典礼が見事に音楽的で、「義満はこういう音楽的に華麗な典礼が好きだったのですよ」と、香西先生が説明なさったことなど、昨日のことのように思い出されます。観世寿夫のお蔭で、というか、観世寿夫が、あまりの若さで亡くなってしまったために、演能の現場と「能の記憶」とを、最も鋭く深く繋ぐテクストとして、世阿弥の『伝書』は、私にとって欠かすことの出来ないものとなったのでした。

 半世紀後の現在、幸い京都芸術劇場では、観世銕之丞師と銕之丞家、片山九郎右衛門師と京観世の方々、人間国宝野村万作師と人気絶頂の萬斎師を中心とした和泉流と、新進気鋭の茂山逸平師のエネルギーが巻き込んでいてくれている茂山家の長老方、加えて、笛の藤田六郎兵衛師、小鼓の大倉源次郎師、大鼓の亀井広忠師らを中心とする、目下、「真の花」を咲かせ続けている囃子方の方々といった、これは手前味噌ではなく、他所ではなかなか出会うことの出来ない出演者で、優れた舞台を作り出すことが出来ているのも、観阿弥・世阿弥から観世寿夫に到る名人上手の「花の力」が寄り添ってくれているものと、有難く思っているのは私だけではないはずです。

今回の「観阿弥生誕680年・世阿弥生誕650年記念能」は、観世宗家の当代清和師に、春秋座の歌舞伎舞台を活かした『翁』を舞っていただきます。50年前には想像もつかなかった企画ですが、舞台芸術である以上、能も「活きもの」ですから、敢えてこの実験を引き受けてくださった観世宗家には、京都芸術劇場関係者一同、深く感謝申し上げる次第であります。

研究史的には、いまだ不明なところの多い『翁』ですが、最新研究に基づくパネル・ディスカッションを、天野文雄先生(大阪大学名誉教授・文化庁関西分室長)と松岡心平先生(東京大学大学院教授)にお願いする予定です。

渡邊守章
(舞台芸術研究センター所長・演出家)

パゾリーニ戯曲日本初演の最終章!

3月 27日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちは。川原です。
studio21でのダンスゼミ&ラボショーイングにお越しくださった皆様、
誠にありがとうございました。最後のサンバ、楽しかったですね。

さて、4月。
2013年度研究系企画の第一弾として開催するのは、
今年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した
われらが舞台芸術学科長・川村毅先生!の
構成・演出によるパゾリーニ作「カルデロン」【4/27(土)】です。

いくつもの夢から覚めるように、
異なる世界が次々と展開していく、という内容で、
パゾリーニ戯曲のなかでも、もっとも上演回数が多い作品です。
春秋座では、2011年『豚小屋』2012年『騙り。』につづく、パゾリーニ戯曲初翻訳日本初演の最終章です。どうぞお見逃し無く!

なお、関連企画として、
劇作家・演出家・女優として活躍されている渡辺えりさんと、川村毅さんによる
パゾリーニ・トーク【4/12(金)】
、そして

これまで上演してきたパゾリーニ企画を振り返る、映像上映会【4/13(土)】がございます。
映像上映会は、ティーファクトリーさん、世田谷パブリックシアターさんにご協力いただき、これまでのパゾリーニ企画を一挙にご覧いただきます。
ぜひパゾリーニ×川村毅の世界をご堪能ください。

川原

寺内タケシさんの素顔に迫る②&重要なお知らせ!

3月 21日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
京都はまもなく桜が開花します。春の観光シーズンが到来です。
名勝の桜も格別ですが、貧乏性の私は近場にある桜でも十分楽しめてしまいます。

さて、寺内タケシさんの素顔に迫るべく、橘プロデューサーに色々お話を伺う企画第2弾です。

『あのバイタリティーはどこから出てくるんだろうね・・・。』

大病を何回か患っている寺内さん。心臓の手術や癌を罹ったりと命にも関わるような病気をしているにもかかわらず、そのたびに復活しているのを目の当たりにするにつけ、その生命力の強さ、「絶対に治す」という執念に脱帽するそうです。

本当に寺内さんはギターにまっすぐな人で、ほかの事に目移りすることなく、硬派で一本気に、「俺の進む道はこれしかない」という人生を歩んでいるなあと感じるそうです。

寺内さんが使っている機材について、マイク等のライン・コード類も特注で作ったものだし、ギターも曲に合わせてたくさん準備しているし、ご実家が電気屋をしていたことやご自身も関東学院大の工学部出身ということで、すごいこだわりを持っているそうです。

エレキギターは兎角雑音とも受け取れる音を大音量で流すと思う方もいるかと思いますが、寺内さんの音はやはり他とは違っていて、とても聞きやすい。その辺りもお楽しみいただけるところじゃないでしょうか、と言っておられました。

いかがでしたでしょうか?寺内さんの素顔が垣間見ることが出来ましたか?

そうそう、重要なお知らせです。
今度3月28日に寺内さんがラジオ・テレビに出演されます。

3月28日(木)ラジオ出演:大阪MBSラジオ 1179kHz
「ありがとう浜村淳です」出演 9:40頃〜
(番組内容が変更される場合もあります。)

3月28日(木)テレビ出演:大阪MBS毎日放送
「ちちんぷいぷい」出演 16:30頃〜(番組は14:55~17:45)
(番組内容が変更される場合もあります。)

関西ローカルですが、放送される地域は広いので、皆さんぜひ見て聞いてしてくださ~い!

大嶋

ついに最終章…

3月 19日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆さんご覧になりました??

文化庁が発表した第63回芸術選奨の受賞者の皆さん…

なんと演劇では、川村毅さん!そして観世清和さん!

この春に春秋座で公演をされますね!!

そう、そしてついに今年、その川村毅が取り組んできたパゾリーニ戯曲集全6作品の上演が最終章に突入します!

4月27日(土)

P.P.Pasolini’s Calderon『カルデロン』

さらに、これまで上演してきた川村毅演出のパゾリーニ舞台を振り返える企画も展開!

まずは、

4月12日(金)

関連企画(1)トーク

パゾリーニ最終章を語る!!

ご自身も女優、劇作家・演出家として活躍されている渡辺えりさんをゲストに迎え、川村毅と熱いトークを繰り広げます。

さらに、

4月13日(土)

関連企画(2)映像上映

この上映会では、川村毅がパゾリーニ戯曲集全6作品上演企画の第1歩であり2003年に東京で上演したリーディング公演「オルジァ」の映像も上映いたします!!

ただいま絶賛受付中です。

ぜひ、お申込ください。

ところで、川村毅による日本初演のパゾリーニ戯曲なので、日本語翻訳も初めてなワケですが、一体どのような翻訳段階を経て台本になっているのか…

こちらのティーファクトリーのブログでちょこっと紹介されています!

ぜひ。

ツチヤ

寺内タケシさんの素顔に迫る①

3月 13日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
今世紀最大級の寒波が来たと思ったら、急に春めいてきて・・・気候の変化に体がついていくのだろうか、という今日この頃です。

橘プロデューサーによる3月1日の文章「寺内タケシさんとの事」に便乗しちゃう形になりますが、寺内タケシさんの素顔に迫るべく、橘プロデューサーに色々お話を伺ってみました。

『まさにギターを弾くために生まれてきた人なんだろうね』

常にギターを抱えて、ギターのことを考えていた、という寺内さん。インタビューのときなどもギターをつまぶきながら答えていたそうです。
「音楽が好きだからギターを弾いているのではなくて、ギターが好きだから音楽をしている」とご自身も仰っているそうです。

ご実家のお父様が地元の名士で、とても厳格な方だったそうですが、ギターに余りにも熱中してるがために10度も勘当されたそうです。
ずっと寺内さんの音楽活動を認めていなかったお父様ですが、日本レコード大賞編曲賞を受賞された頃、「がんばってるな」と認めて、その後まもなくして亡くなられたそうです。

『寺内さんは強面だけど、本当は「戦争なんて一番馬鹿らしいこと」といって、とても平和主義者だし、面倒見の良い方なんだよね。』と仰っていました。

寺内さんの素顔とその時代についてのお話は後日もう1回お送りします。

大嶋

今年も開催します!

3月 12日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。

ついこの間までダウンジャケットが手放せなかったのに、すっかり暖かくなりましたね~

気候が暖かくなるのはうれしい反面、花粉症の私には本当につらい時季です…(+_+)

さてさて、そんなつらい時季が過ぎた7月6日(土)・7日(日)に春秋座で、日本を舞台にしたプッチーニ作曲の名作、歌劇『蝶々夫人』全2幕を開催いたします。

恒例となりました春秋座オペラ公演。

2010年に團伊玖磨作曲『夕鶴』、2011年G.プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』、昨年は尾上和彦作曲『月の影』-源氏物語-を上演しました。おかげさまで楽しみにしてくださるお客様もたくさんいらっしゃって、春秋座のオペラは話題になってきています。本当にありがたいです(涙)

公演チラシも出来上がっており、造形大のチラシラックに設置しています。また皆様がお住まいの近くのホールやギャラリーにも設置されているかもしれません。

蝶々さんのシルエットがとても印象的なかわいいデザインのチラシになっていますので、見かけた方は是非お手に取ってご覧下さい~!(*^o^*)/

公演詳細HPは近日公開しますので、もう少しお待ちくださいませ。

上田

今年はなんの年でしょう??

3月 10日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

あちらこちらでクシャミの賑やかな季節となりましたね。

ツチヤも賑やかしの一人ですが…

さて、2013年は…

何の年でしょう。

某レジャーランドの30周年??

宝塚歌劇団の発足100周年??

いえいえ、

世阿弥の生誕650周年ですよね!!

言わずと知れた能の大成者で、我が国の舞台芸術の発展はこの方なしでは語れません!

古典の授業などでも習う『風姿花伝』には、そんな世阿弥の言葉に溢れ、
もちろん平々凡々と暮らし、まだお能に触れたことのなかった中学生の私には、
少し理解が難しい部分もあったわけですが、当時おしゃべりな私は「秘すれば花なり」とよく言われたものです。

さて、こんな私の枕は忘れていただいて…

その世阿弥の生誕650周年を記念し、初めて観世流宗家・観世清和師が春秋座にお越しになり
「能にして能にあらず」とも言われる『翁』を演じてくださいます!!

それが

5月24日18時30分開演

世阿弥生誕六百五十周年記念
観世流宗家観世清和師による

『翁』

さらに春秋座ですから、能舞台とは違った演出もございます。

詳しくは、企画・監修も務める渡邊守章先生が来月このブログでご紹介くださることと思います。

おたのしみに!!

ツチヤ

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