10月 13日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
日は少しずつ短くなってきましたが、日中はまだまだ暑いですね。
しかし夜になると涼しい風と共にどこからかマツムシの鳴き声が聞こえてきて、「もう秋だな…」とセンチメンタルな気持ちになってしまいます。

秋と言えば9月28日から始まるKYOTO EXPERIMENT2013
現在、京都芸術劇場チケットセンターでは『木ノ下歌舞伎ミュージアム”SAMBASO”~バババっとわかる三番叟~』『superposition 池田亮司』の公演チケットは絶賛発売中です!

さて、木ノ下歌舞伎ミュージアムでは、特別出演の狂言師・茂山童司さんが杉原邦生さん新演出による「三番三」の舞を披露します。
その茂山童司さんが作・演出を手がける公演『ヒャクマンベン vol.1 METAPHOR(メタファー)』を観に行ってきました!

ヒャクマンベンとは、
“茂山童司が手掛ける伝統的な技法をベースとしたコント公演。現代へのビシッとした風刺をふわっとした作風で描くことをテーマとしている。”というコンセプトです。
面白そうだけど本音を言うと、どんな感じなのかまったく想像がつかず…。

しかし、上演が始まると観る前の不安を払拭する程ジワジワと余韻が残る少しシュールな世界観でとても面白いコント作品でした。
学生さんから初めて小劇場に来られたようなご年配の方、幅広い年齢層の方がいらっしゃいました。

この公演を観て木ノ下歌舞伎ミュージアムでどんな「三番三」を披露してくださるのか、期待で胸いっぱい!楽しみが増しました!(^o^)

今後、木ノ下歌舞伎の稽古の様子や童司さんのインタビューをこのブログでお届けする予定ですので、お楽しみにお待ちくださいませ~!(^o^)/

上田

10月 13日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田です。
ついこの間まで「暑い!暑い!」と言っていたのに、いつの間にか日が暮れるとすっかり肌寒くなってしまいましたね。
日中に聞こえるミンミンゼミの鳴き声がなんだかセンチメンタルな気分になってしまいます。

さて、そんなセンチメンタルな気分を吹き飛ばしてくれる公演、木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~
8月末に京都芸術センターで、木ノ下歌舞伎主宰・監修の木ノ下裕一さん、総合演出・杉原邦生さん、特別出演・茂山童司さんによる対談が行われました。

対談前には茂山童司さんによる「三番三」が披露されていました。
この時、テレビ取材も入っていた為か稽古場は緊張感が漂っていました。

こんな至近距離で「三番三」を見られるなんて思っていなかったので、上田はドキドキしっぱなしでした!童司さんかっこいい!(←ミーハー)

童司さんの稽古を真剣に見つめる木ノ下さん(写真:右)と杉原さん(写真:中央)。
この稽古を見て、杉原さんはどんな演出を考えているのでしょうか…

稽古も終わり、落ち着いたところで対談が開始されました。

写真左から木ノ下裕一さん、茂山童司さん、杉原邦生さん。

木ノ下歌舞伎の「三番叟」とはどんな作品なのか、木ノ下さんと童司さんのなれ初めや、狂言・古典の「三番叟(三)」の歴史について、最後に木ノ下歌舞伎ミュージアムの見どころなど語っていただきました。

「三番叟」なんて難しいそう…と思っていましたが、この対談を聞いて「三番叟ってそういう作品なんだ~」と大変興味深く勉強させていただきました。
約1時間の対談でしたがまだまだ聞いていたい内容でした。
“レクチャーパフォーマンス”とはどんなものなのか、杉原さんがどんな演出を仕掛けてくれるのか、木ノ下歌舞伎ミュージアム本番が楽しみで仕方がないです。

木ノ下さん、杉原さん、童司さんの対談は、KYOTO EXPERIMENT 2013 京都国際舞台芸術祭HPに掲載予定ですので、是非チェックしてみてください~(^o^)/

上田

10月 13日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
心配していた台風も熱帯低気圧に変わって安心しました。

さてさて、ただいま春秋座では10月12日(土)、13日(日)木ノ下歌舞伎ミュージアム”SAMBASO”~バババっとわかる三番叟~の舞台仕込み真っ最中でございます!
公演当日までお楽しみな部分が多いので、舞台の様子はお見せできませんが、いつもと雰囲気が違った春秋座になっています。
そちらもぜひ注目していただきたいです♪

公演チケットの前売り券は全て完売しました。※当日券は若干枚数販売する予定です。
当日券情報はこちらをご確認下さい。また、公演の開場時間が変更になりました。
変更前は開場の30分前でしたが、変更後は開演時間に開場いたします。定刻になりましたら春秋座入口前にご参集くださいませ。

RIMG3158皆様のお越しを心よりお待ちしております。

上田

10月 13日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて

KYOTO EXPERIMENT 2013 京都国際舞台芸術祭
木ノ下歌舞伎ミュージアム”SAMBASO”~バババっとわかる三番叟~

がございます。
開場・開演は15:00からと、19:00からの2回公演なっております。
上演時間は2時間程を予定しております。

当日券は若干枚数ご用意しております。
当日券の販売は開演1時間前より開始となります。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

10月 03日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様コンニチハ、ツチヤです。

ついに…

作、松田正隆さん
演出・美術、松本雄吉さん
原案、タルコフスキー映画

による話題の新作…

『石のような水』

公演情報が更新されました!!!
さあみなさん、予定帳にメモメモ!
11月30日13時開演の公演は託児サービスもございます。

そして、劇場HPにある主演の山中崇さんの写真…
気になる方はレッツ・アクセス!

各方面でイケメンと話題になっております。
撮影はcontact Gonzoの塚原悠也さんです。
そう、宣伝美術を担当してくださいました。

松田さん、松本さん、タルコフスキー、山中さん、そして塚原さん…

どんなチラシが出来上がるのでしょうか!!
楽しみにしていてくださいね~

 さて「!」はこのページにいくつあったでしょう。

ツチヤ

10月 03日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

クーラーに弱いツチヤです。寒がりで困ります。
しかし、季節がようやく秋を感じさせ始めたこの時期の自然の涼しさが過ごしやすいと感じております。そんなわたくし、秋生まれでございます。

さて、季節がすっかり冬へと移り変わる11月の終わりに春秋座で上演いたします、
松田正隆×松本雄吉 待望の新作!

「石のような水」

すでにチケット販売も始まっております。
11月30日(土)の回はとくに人気なのでご予約がまだの方、お急ぎください!!

そして、いろんなところでご覧いただいている「石のような水」のチラシですが、今回デザインを演出の松本雄吉さんのご提案もありcontact Gonzoの塚原悠也さんにお願いしました。

塚原さんは、大阪を拠点に活動し、国内外で注目を集めている“contact Gonzo”の中核的メンバー。
塚原さんは、一見、殴り合い?格闘技?あれダンス?と激しい身体の接触の特異なパフォーマンスのメソッド“contact Gonzo”を垣尾優さんと開発されました。

皆さんはもうこの「石のような水」のチラシはどこかで手にしていただけましたか?

開くとA3サイズ全面に、主演の山中崇さんの写真が出てまいります。
その写真は、7月某日ヘリコプターの中で撮影されました。 

塚原さんと山中さんが乗り込み、

大阪湾の空へと…

この撮影は塚原さんのアイディアによるもの。
“ゾーン”を感じる場所へ実際に向かったのでした。

まだお手にとってない方、ぜひ探してみてください!!

ツチヤ 
 

タルコフスキー・松田正隆・松本雄吉

10月 01日, 2013年
カテゴリー : プロデューサー目線, 過去の公演 

今回のプロデューサー目線は、11月28日(木)~30日(土)に春秋座で上演します「石のような水」の企画立案者である森山直人先生(京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員)からのコメントをお送りします。

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劇作家の松田正隆さんから、「松本雄吉さんと、もう一度、一緒に仕事がしてみたい」と伺ったのは、もう三年以上前のことになります。残念ながら閉館してしまった大阪・精華小劇場での主催公演『イキシマ』で、お二人は劇作家と演出家として、はじめてコンビを組んで作品を発表なさっていました。関西を代表する二人の現代演劇作家の共同作業が、しかもここ京都芸術劇場で見られるのなら、実現に向けて、どんな努力でもしようと決意したときのことは、つい昨日のことのように覚えています。
それからかなり時間は経ちました。その後、松本雄吉さんの維新派は、「20世紀三部作」の第三部を犬島での見事な野外劇場でフィナーレを飾られ、今年の瀬戸内国際芸術祭での参加作品『マレビト』でも、新たな境地を開いていました。昨年から東京に拠点を移した松田さんは、「フェスティバル/トーキョー」(東京の大規模な国際演劇祭)における「ヒロシマ・ナガサキ三部作」の完結後は、あらためて〈3.11〉以後の「都市」の無意識を探求するユニークな試みに挑んでいます。
そして、いよいよ待望の松本・松田ペアの新作が、あとひと月後に迫っています。
今回の『石のような水』は、劇作家・松田正隆が久しぶりに書き下ろす正統的な台詞劇です。モチーフは、20世紀の大映画監督のひとりアンドレイ・タルコフスキーの『ストーカー』『惑星ソラリス』。松田さんも松本さんも、自他ともに認める映画ファンですが、タルコフスキーについて語っているときのお二人の表情は、ことのほか熱がこもっています。「SF」と「メロドラマ」が混然一体となった濃密なドラマ空間が、――維新派のスタッフの全面的な協力を得て――春秋座を最大限に活用した「幻の都市空間」のなかに立ち上がります。皆様のご来場を心からお待ちしています。

森山直人
(舞台芸術研究センター主任研究員)

『眠れる森の美女』全2幕 注目ポイント!

9月 28日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
造形大では、グループワークショップのねぶた製作、オープンキャンパスに大瓜生山祭といった行事が終わり、一息つくまもなく今週から後期授業が始まりました。
夏季休暇中でも学内では製作をしている学生がいたのでにぎやかでしたが、授業始まると一層にぎやかさが増しますね。

さて、いつの間にか9月も末…。
10月6日(日)開催 ロシア・ナショナル・バレエ『眠れる森の美女』全2幕も本番まで1週間となりました。

夏に開催した関連企画「チャイコフスキー三大バレエを学ぶで、講師の菘あつこ先生のレクチャーでもありましたが、『眠れる森の美女』はスケールが大きく豪華絢爛な王室の物語で、バレエ団の規模の大きさと、ソロで踊ることも多いのでちゃんと踊れるダンサーがいないと出来ない作品だといわれています。

というわけで、今日は『眠れる森の美女』全2幕で注目していただきたい見どころポイントをお教えします!(たくさんあるのですがあえて…)

まずは、オーロラ姫誕生の洗礼式。
お祝いに招かれた「優しさ」「元気」「のんき」など6人の妖精たちが姫の幸せな人生のための性格を授けるための様々な踊りを披露します。
それぞれのイメージカラー(?)の衣装を纏い、誕生した姫の周りを踊る姿は色とりどりで綺麗です。
また、招待されず姫に呪いをかける“邪悪の精 カラボス”。
男性ダンサーが扮した姿は悪役だけれどもどこか憎めないユニークさがあります。
カラボスとカラボスの呪いを阻止するリラの精(6人の妖精の1人)の掛け合いも注目です。

美しく成長した16歳のオーロラ姫と4人の求婚者たちと踊るシーン。このシーンではオーロラ姫が求婚者に身を任せているようで実は、バランス感覚や踊りのテクニック的に難しいといわれています。ダンサーの踊りのテクニックの高さにも注目してみてください。

そしてなんといっても、ラストのオーロラ姫とデジレ王子の結婚式のシーンは大注目!
「長靴をはいた猫」や「赤ずきん」「青い鳥」「シンデレラ」など誰もが一度は読んだことがある童話の登場人物たち、金、銀、宝石の精たちが2人を祝福します。
童話のキャラクターに扮したダンサーに思わず口元がほころんでしまいます。

個人的注目ポイントは、
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式で登場する「長靴をはいた猫」。
ぴょんぴょんと飛び跳ね、手首を曲げて猫手を表現する猫のダンスがかわいくて、猫好きな私は注目しています!(^o^)

嬉しいことに公演チケットは完売間近となっています。
観ようかな?、とお考えの方はお早めにご予約をお済ませ下さいませ~!

上田

舞台裏からコンニチハ!vol.66

9月 19日, 2013年
カテゴリー : 舞台裏レポート, 過去の公演 

みなさまこんにちは。イマイです。
先日13日(金)には春秋座にて『ニルヴァーナ-泥おん- 土取利行meetsサルドノW.クスモ』を上演いたしました。
多くのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。

舞台では土取さんの音楽と、女性ダンサーのハニーさん、ヘルダさん、リカさんのソロダンスとが即興的に舞台上で織り成され独特の空間を作り出していました。さらにサルドノさんによる色彩豊かなライブペインティングが舞台上で繰り広げられ、土取さんの多彩な音とサルドノさんの力強いパワーとで、まさにパーカッション、ダンス、アートの融合した舞台となりました!

終演後のトークショーでも土取さん、サルドノさんのパーカッション、ダンス、アートに対する想いを聞くことが出来た貴重な時間でした!


写真はサルドノさんが今回の舞台で実際にライブペインティングした作品です。

サルドノさん、女性ダンサーの3人はインドネシアに無事に帰っていかれました!

次回の当舞台芸術研究センター主催企画は
京都芸術劇場 春秋座にて
10月4日(金)18:30開演 (18:00より受付開始)
テーマ研究I「近代日本語における〈声〉と〈語り〉」
第3回「日本の伝統芸能における〈語り〉」2:能の場合

がございます。
ゲスト講師には観世流シテ方・観世銕之丞さん、片山九郎右衛門さん、能楽研究家の武本幹夫さんがいらっしゃいます。実演もございます!!
申込不要、入場無料ですので、是非、是非皆様お越しくださいませ。

イマイ

アモーソフさん

9月 14日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。まだまだ昼間は暑いですがいかがお過ごしでしょうか。
とはいえ、朝晩は大分涼しくなってきました。
私は夏大好きなので、正直涼しくなるとなんだか寂しくなってくるのですが・・・。そろそろ芸術の秋がやってきます。

秋10月第一弾はバレエ「眠れる森の美女」です。
今回来日する『ロシア・ナショナル・バレエ』。率いるのは、芸術監督のエフゲニー・アモーソフ氏

すでにご覧になっている方も多いと思いますが、彼のプロフィールをチェック!

プロフィールの中で「ペルミバレエ学校」とありますが、この学校、ロシアだけでなく日本校が存在するとのことです。バレエ学校・バレエ教育が盛んな日本。意外なところで彼と日本との接点があるんですね。

今回8年ぶりの来日となるバレエ団を代表して、アモーソフさんからメッセージが届いていますので、こちらもご覧下さい。
直筆掲載です。肉筆のお便りでコメント送っていただけるなんて!公演への思いやアモーソフさんの人柄が伝わってきますね。

お蔭様でチケット残り僅かとなっております。ご興味ある方、お早めに!

大嶋

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