舞台芸術学科 卒業制作公演のご案内

12月 03日, 2013年
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3) 

皆さんこんにちは
そして 初めまして!

舞台芸術学科演技演出コース四年の
山下麻里と申します

春秋座の学生フロントスタッフの一員として、切磋琢磨しながら 頑張っています◎

さて 早いもので2013年終わってしますね。。。
最後の学生生活を有意義に送りたいなと思っています。

さて、私たち舞台芸術学科四年生は11月~卒業制作公演を行っています。

11月はなんと 3企画の公演行いました!!皆さん観て頂けたでしょうか?
スタッフ、役者共々
怒涛のスケジュールでしたが
公演が終わった後の皆の晴れやかな顔を見て、
「あぁ、、公演が成功して良かった」としみじみ考えてしまいます。。。

ご覧になっていない方は
学科ブログや卒業制作公演ツイッター(@kuad_butai2013)
でその詳細がアップされておりますので 是非 ご覧下さい
(^O^)

そして、まだまだ卒制公演は続いていきます。
今週末12月5日~7日までダンスユニット花柄パンツによるダンス公演がstudio21

来年 2014年1月12日~13日にて演劇ユニットKAMELEON「ラディカル・パーティー」を春秋座にて上演を行います

ぜひ お越し下さい
ご来場心よりお待ちしてます!!

山下麻里

(舞台芸術学科演技演出コース四年)

「猿之助への軌跡展」を春秋座で行う意義

12月 01日, 2013年
カテゴリー : プロデューサー目線, 過去の公演 

初めまして。舞台芸術研究センターの舘野と申します。長年にわたり、春秋座の公演プログラムに携わってまいりました橘より引き継ぎ、社会普及系の公演、並びに芸術監督関連の公演プロデュースを担当することになりました。今後も劇場をより活性化させ、皆様から愛されるような公演制作に励み、引いては春秋座が京都文芸復興の拠点となりますよう努めてまいります。
さて、12月の春秋座は、四代目市川猿之助襲名と春秋座芸術監督就任記念を記念し、「猿之助への軌跡展」を5日から開催します。今年5月に芸術監督就任しました市川猿之助は、ただ今、京都南座で吉例顔見世興行に奮闘出演中です。大都市における猿之助襲名披露公演は、東京の演舞場を皮切りに大阪・松竹座、名古屋・御園座、福岡・博多座と回り、そして、いよいよ最終地、暮れの京都にやってきました。
この襲名披露公演に合わせて、各地で「猿之助への軌跡展」と銘打ち、亀治郎時代から猿之助までの足跡を追った展覧会を開催しています。思い出の名舞台を迫力ある大型写真パネルでお見せし、豪華な舞台衣裳や45分間のドキュメンタリーフィルム「KABUKU」の上映など盛りだくさんの内容です。各地ではデパートの催事場で行われていましたが、京都は、この時期歳末シーズンと重なり開催が危ぶまれました。そこで、やはり猿之助にとって芸術監督でもあり、言わばホームグラウンドでもある我が劇場で行うのがふさわしいと判断し、開催の実現にこぎつけました。
2001年、当時亀治郎を名乗っていた猿之助は、春秋座の杮落とし公演から出演し、「春秋三番叟」を元気一杯に披露しました。翌2002年には、記念すべき「第1回亀治郎の会」の旗揚げを行い、以来計5回も上演しています。まさに自身の研鑽の場として春秋座は馴染みの深い劇場なので、この展覧会を春秋座で開くことは大変意義のあることなのです。展示物も他では見られない独自の特設コーナーを設け、「亀治郎の会」の思い出の舞台写真や特別編集の映像もご覧いただけます。それとドキュメンタリーフィルム「KABUKU」は他所と比べ、劇場内の大きなスクリーンで観賞できるのも大きな魅力の一つです。
暮れの風物詩京都南座の顔見世と合わせて、春秋座の「猿之助への軌跡展」へもどうぞ足をお運び下さいますようお願い申し上げます。

舘野 佳嗣
(舞台芸術研究センター プロデューサー)

11月 28日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて

石のような水

がございます。
開演は19:00、開場は18:30となっております。
上演時間は2時間10分程を予定しております。

当日券の販売は若干枚数を開演1時間前より開始いたします。
当日券はなくなり次第、販売を終了いたします。
あらかじめご了承ください。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

あなたは高校演劇をみたことがありますか?

11月 19日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
気がつけば、京都の山々は紅葉づいて、造形大近くを走っている叡山電車も観光客でにぎわっています。街もハロウィンモードからクリスマスモードに様変わりし、若干の戸惑いを感じつつ、何だかワクワクしている自分がいます。(^_^;)

さて、冬の春秋座恒例行事、
高校演劇コンクール近畿大会優秀校 第13回「春秋座」招待公演 『演じる高校生』
今年は例年より少し遅めの2月9日(日)に開催します。
『演じる高校生』は、“教育機関の中にある劇場 春秋座を高校生にも提供できないか”と橘プロデューサーの提案から始まった企画で、2001年の春秋座杮落し以来、毎年開催し今年度で13回目を迎えます。

現在、近畿の地区大会・各府県大会が行われています。276校の内10校が近畿大会に進み、更にそこから選ばれた優秀校2校が春秋座で作品を上演します。
出場校は12月27日~28日に滋賀県で開催される近畿大会で決定します!
今年はどこの高校がどんな作品を春秋座で熱演してくれるのか…?ご期待下さい!
チケットは11月26日(火)10時から発売します!

『演じる高校生』のチラシも完成しました!

enjirukoukousei2013チラシデザインは舞台芸術研究センター精鋭のデザイナー・西村さん。
2011年から彼女がチラシデザインをしてくれていまして、趣向が凝らされたかわいいイラストも是非注目してみてください!(^o^)

皆様がお住まいの地域の公共施設やホールなどにも設置されているかもしれませんので、見かけた方は是非手に取ってみてください。

上田

11月 12日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

本日行なわれる舞台芸術研究センターの催しのお知らせです。

◆制作者のためのレクチャープログラム
舞台制作者のための「舞台芸術論」

第2回「祝祭」はいかに「発明」されたか―国際フェスティヴァルの「起源」
講師:橋本裕介(京都国際舞台芸術祭プログラム・ディレクター兼事務局長)
渡邊守章、森山直人
会場:NA402(人間館NA棟4階)
時間:18:00~21:00
入場無料・事前申込不要

◆明倫ワークショップ
タルコフスキー・松本雄吉・松田正隆「映画と演劇の「接点」とは?」
『石のような水』企画者である森山直人によるレクチャー。

会場:京都芸術センター ミーティングルーム2(中京区室町蛸薬師下がる)
            ※京都造形芸術大学内ではございません。
時間:14:00 ~ 16:00
入場無料・当日参加可

ぜひご参加下さい!

舞台芸術研究センター

第4弾は鏡花と芥川!!

11月 06日, 2013年
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3) 

共同利用・共同研究拠点担当ツカモトです。

今日こういうお話を劇場の照明さんから聞きました。

“信号待ちをしていたバスの屋根に、
風に吹かれたドングリが、
バラバラバラーッと落ちてきて
運転手さん、乗客のみなさんが
びっくりしつつも、思わず笑いが起こった。”

秋やね!と思わずほんわかしました。

そんな秋にぴったりの研究会のお知らせです。
明日、11月7日(木)テーマ研究I「近代日本語における〈声〉と〈語り〉」
第4回 近代日本における〈語り〉2― 鏡花vs芥川」が開催されます!

今回も作家、詩人、文学研究の松浦寿輝氏にレクチャーをおこなっていただきます。

そして、俳優の後藤加代さんに
泉鏡花の『高野聖』、芥川龍之介の『偸盗』の一部を
語っていただきます。

最後に木ノ下歌舞伎主催の木ノ下裕一さんもお招きし、
松浦先生、モデレーターの渡邊守章でディスカッションをおこないます。

先ほどまで「語り」の稽古に同席していましたが、
後藤さんの”語る”芥川はおどろおどろしく、
思わず鳥肌がたってしまいました!!

開始時刻は18時30分、入場は無料で、ご予約も不要です。

生でしか味わえないこの感覚、是非劇場で体験してください!

ツカモト

10月 30日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
京都では祇園祭が始まり、四条通はいつもに増してにぎやかさを増しています。

さて、鉾が立ち始めた7月11日に京都芸術センターで京都国際舞台芸術祭KYOTO EXPERIMENT2013(通称:KEX(ケックス))の記者会見が行われました。

2010年から始まり4回目を迎える今年度は、日本国内のみならずブラジル、フランス、イギリス、ドイツ、アルゼンチンから世界の舞台芸術を牽引する先鋭的な作品、アーティストが京都に集います。 

舞台芸術研究センターでもおなじみ、京都造形芸術大学 舞台芸術学科教授でKEX実行委員長の森山直人氏の挨拶から記者会見が始まりました。

次に、プログラムディレクターの橋本裕介氏から今年度のコンセプトについて説明がありました。

KYOTO EXPERIMENT2013は、
・公式プログラム
・ フリンジプログラム
・ 関連プログラム
この3つのプログラムから構成されています。

春秋座では、公式プログラムから
10月12日(土)~13日(日)『木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~』新作(共同製作)・世界初演】
10月25日(金)~26日(土)池田亮司『superposition』新作(共同製作)・日本初演】
関連プログラムから
10月27日(日)17:00~『superposition』関連シンポジウム「“量子の新世紀”のアート&サイエンス」
を開催します。

木ノ下歌舞伎から演出の杉原邦生さんが公演概要を説明。

木ノ下歌舞伎『三番叟』は2008年に初演され、今年に南米チリで上演された、木ノ下歌舞伎の代表作に一つです。
春秋座では木ノ下歌舞伎の『三番叟』に加え、「三番叟」の歴史をたどる関連展示、狂言師・茂山童司さんの舞も組み合わせるという、劇場全体を使ったツアー形式で体感できるレクチャーパフォーマンス型の公演です。
昨年は春秋座で木ノ下歌舞伎『義経千本桜』を上演し、幅広い年齢の方にお越し頂きました。
ファンも多く注目の公演です。 

池田亮司『superposition』は、昨年11月にパリのポンピドゥーセンターで初演された新シリーズが日本にやってきます。
今回の作品は、池田氏の作品で初の試みとなる生身の身体(2人のパフォーマー)がステージに登場します。
昨年春秋座で開催した『datamatics [ver.2.0]』のチケットは即日完売!今年も早い段階で完売になる可能性がありますので、チケット発売日はお忘れなく!
公演の内容の詳細はまた後日ブログでご紹介しますね~

チケットは8月2日(金)11:00から発売開始です。
京都芸術劇場チケットセンターでは『木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~』『superposition』のみの販売となります。

今年も熱いフェスティバルをどうぞお楽しみに~!

左から、タニノクロウさん、岡田利規さん、杉原邦生さん、北尾亘さん、羽鳥嘉郎さん

上田

10月 30日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
年を重ねると日が過ぎるのが早くなる、とよく言いますが、本当に早くてとまどいを感じています。
気がついたらもう8月…。
夏が終わる前に、どこかへ旅行したいです~!(>_<)

さてさて、以前にブログでご紹介しました京都国際舞台芸術祭KYOTO EXPERIMENT2013
いよいよ8月2日(金)11時からチケット発売開始です!

■『木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~』【新作(共同製作)・世界初演】
10月12日(土)15:00、19:00・13日(日)13:00●、17:00
●13日(日)13:00の回は未就学児も入場可。
 
撮影:堀川高志
木ノ下歌舞伎版『三番叟』の上演に加え、『三番叟』の歴史をたどる関連展示、狂言師・茂山童司の舞も組み合わせるという、劇場全体を使ったツアー形式で体感できるスペシャルな企画です。
タイトルどおり『三番叟』について“バババッとわかる”注目公演です。

■池田亮司『superposition』【新作(共同製作)・日本初演】
10月25日(金)19:30・26日(土)14:30/19:30
 
Photo:Daniel Karl Fidelis Fuchs
昨年のKEXプログラム【池田亮司datamatics[ver.2.0]】を春秋座で上演しました。
ご来場頂いたお客様のアンケートでも、新作を楽しみにされている方が多くいらっしゃいます。今年も大迫力かつ圧倒的な空間を体感していただけること間違いなし!です。
完売必至公演ですので、チケットはお早めにご購入をオススメします。
※未就学児入場不可。
※本作品は強いストロボと重低音・高周波を使用いたしておりますので、心臓の弱い方やペースメーカーをご使用の方などはご遠慮下さい。

木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~』と『superposition』は、こちらからもご購入いただけます。

また、「小さい子がいるから観に行きたくても行けない…」、と諦めている方は諦らめないでください!
上記公演は託児サービスもしています。(※『superposition』は、26日14:30の回のみ託児サービスがあります。)
木ノ下歌舞伎は未就学児の入場可能の回もありますので、ぜひご家族でお越しくださいませ!(^o^)

他のKYOTO EXPERIMENT2013プログラムも面白そうな作品が沢山あります。皆様お楽しみに~!!
上田

10月 30日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

制作助手のツカモトです。
京都は急に涼しくなりました。
あまりに急なもので体がびっくりしています。
秋はもうすぐそこまで来ていますね!

先日上田さんが紹介してくれたKYOTO EXPERIMENT2013
『木ノ下歌舞伎ミュージアム”SAMBASO”~バババっとわかる三番叟~』
に続き、『superposition 池田亮司』の紹介です。

去年の『datamatics [ver.2.0]』に引き続き今回は日本初演の
『superposition 池田亮司』を春秋座で開催します!

量子力学や量子情報理論を作品化しようとする
野心的なプロジェクト。そのパフォーマンス版となる本作では、
池田の作品では初の試みとなる生身の身体(2名のパフォーマー)がステージに登場。
合計22面のスクリーンが奥行きをもって配置され、
ステージ上のすべての構成要素―サウンド、ヴィジュアル、
物理現象、数学的概念、人間の行為そして無作為性― は、
重ね合わせ(superposition)の状態となる。
KYOTO EXPERIMET 2013 HPより抜粋)

前回はオーディオヴィジュアル・コンサートだったため、
パフォーマーが出演する今回はどのようになるか楽しみです!

公演は10月25日 (金) 19:30、26日(土) 14:30、19:30の計3回ですが、
人気公演ですので是非お早めにご予約ください!

ツカモト

プログラム・ディレクター橋本裕介さん

10月 30日, 2013年
カテゴリー : プロデューサー目線, 過去の公演 

毎月1日恒例の「プロデューサー目線」。
今回は初めて舞台芸術研究センター以外の方からのコメントをお送りします。
9月28日(土)から開幕しました KYOTO EXPERIMENT 2013より、プログラム・ディレクターの橋本裕介さんです。
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京都芸術劇場ブログをご覧の皆さま、はじめまして。
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭のプログラム・ディレクターを務める橋本裕介です。
KYOTO EXPERIMENTは、2010年に始まった、京都国際舞台芸術祭実行委員会が主催する、京都初の国際舞台芸術祭です。この実行委員会には、京都造形芸術大学舞台芸術研究センターも参画し、会場として春秋座を提供してもらうだけでなく、様々な形でバックアップして頂いています。
今年も9月28日から10月27日の約1ヶ月間、春秋座を含む市内さまざまな会場で、国内外から先鋭的な作品が一同に集います。

この実行委員会に舞台芸術研究センターが参画しているのは、非常に自然な成り行きだったと記憶しています。KYOTO EXPERIMENTが立ち上がる6年前、京都芸術センターでは、「演劇計画」という演劇事業が行われていました。企画ブレーンとして、森山直人主任研究員が企画の立案に携わって来られました。さらにこの事業の一部として行われていた「京都芸術センター舞台芸術賞」という若手演出家のためのコンクールに際しては、研究センター代表代行の太田省吾さんが審査員を務めておられました。逆に京都の舞台人である松田正隆さんが、主任研究員に着任されるなど、2000年代の京都はそれぞれの立場を越えて人材が交流し、活況を呈していたと言えるでしょう。KYOTO EXPERIMENTはその延長上にあると言って間違いありません。

新しい表現を追求する熱意にあふれた当時の様子に、学生の頃から触れていた若手舞台人の一人、木ノ下裕一さん率いる「木ノ下歌舞伎」が、遂にKYOTO EXPERIMENTの公式プログラムに参加します。しかもそれが春秋座の舞台に登場するということで、感慨深く思うのは決して私だけではないはずです。古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学んだ木ノ下さんは、古典演目上演の演出や監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を2006年に旗揚げ。そんな木ノ下歌舞伎は、2012年に『義経千本桜』の通し上演を成功させるなど、意欲的な活動を展開し、いまや全国にその名が知れ渡るようになりました。KYOTO EXPERIMENTでは、京都を代表する若手カンパニーの一つとして、今後も継続した形で、木ノ下歌舞伎と仕事をしていこうと考えました。そこで、初年度となる今年は、メンバーの皆さんと相談して「木ノ下歌舞伎ってどんなアプローチで古典の現代化に取り組んでいるの?」ということにフォーカスを当てた作品を発表してもらうことになりました。それが今回の『木ノ下歌舞伎ミュージアム “SAMBASO” ~バババッとわかる三番叟~』です。「三番叟」の歴史をたどる関連展示、狂言師・茂山童司さんの舞も組み合わせるという、劇場全体を使ったツアー形式で体感できる特別な企画。
能狂言から歌舞伎へと受け継がれ、発展してきた『三番叟』の歴史と、舞台芸術研究センターが育んできた京都の舞台芸術シーン、2つの意味で歴史を体験する絶好の機会となるはずです。

そして今年の春秋座で行われるプログラムで見逃せないのが、10月25日(金)、26日(土)にわたって上演される、パリを拠点に世界で活躍する電子音楽家/ビジュアル・アーティスト池田亮司の『superposition』日本初演です!
昨年11月にパリ・ポンピドゥーセンターで初演された「superposition」の新シリーズは、量子力学や量子情報理論を作品化しようとする野心的なプロジェクトで、今回はそのパフォーマンス・バージョンとなります。
「量子力学って難しいのでは?」と思われる方も、ご心配なく。映像と音楽の精密さ美しさに身を委ねるだけでも、圧倒的で贅沢な鑑賞体験をすることが出来るでしょう。でも、もっと作品の背景を詳しく知りたい、と熱望される方の思いにも応えられるよう、関連企画としてシンポジウムが27日(日)17時から開催されます。「“量子の新世紀”のアート&サイエンス」と題して、佐藤文隆(甲南大学)さん、丸山善宏(オックスフォード大学)さんといった研究者達と池田さんとの刺激的なトークが繰り広げられます。司会は、本学の浅田彰教授が務めます。こちらも是非お楽しみに!

公演の情報の詳細はKYOTO EXPERIMENTウェブサイトをご覧ください。
それでは会場にてお待ちしております!

橋本裕介
(KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 プログラム・ディレクター)

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