出演者のご紹介♪

5月 12日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
先日、春秋座で新人学生フロントスタッフの研修を行いました。
初々しく真剣に取り組んでいる姿を見てこちらも改めて身が引き締まりました。
また指導者として研修に参加してくれた現役学生フロントスタッフが丁寧に指導している成長した姿に思わず目頭に熱いものが…
春秋座にお越し頂いた際はフロントスタッフの初々しい姿、また成長した彼らの雄姿もぜひご覧下さいませ!
※フロントスタッフ研修の様子は後日ブログでご紹介します。\(^o^)

さて、話は変わりまして
7月に春秋座で開催します歌劇『蝶々夫人』全2幕
今日は、主役の蝶々夫人を演じる川越塔子さん江口二美さんをご紹介いたします♪

蝶々夫人役(6日)の川越塔子(かわごえとうこ)さん
2010年の『夕鶴』でつう役、2011年『ラ・ボエーム』ではミミ役。そして今回『蝶々夫人』で春秋座には3度目のご出演です。
 
2011年の『ラ・ボエーム』の時にもご紹介させていただきましたが、川越塔子さんは東京大学法学部出身で、東大卒業後は、武蔵野音楽大学大学院声楽専攻に進み、2002年日本オペラ協会公演「夕鶴」つう役でオペラデビューをされました。
イタリア留学も経験されイタリア語もご堪能です。(川越さん曰くイタリアは「第二の故郷」だそうです。)また日本舞踊も学ぶなどマルチな才能を兼ね揃えられています。
そしてもう一人の蝶々夫人 江口二美(えぐちつぐみ)さん
 
大阪府出身で滋賀県の高校から愛知県立芸術大学を経て、同大学院を卒業。またミラノへ留学も経験されていらっしゃいます。
高校生の頃から声楽コンクールで受賞されたり、大学院在学中には「中村桃子賞」を受賞されています。
『ラ・ボエーム』『カルメン』『魔笛』『椿姫』『黒蜥蜴』など多数のオペラ作品で主演を務められています。
また母校がある滋賀県のびわ湖ホールでリサイタルを開催されていらっしゃいます。近年では、マルチで活躍している作曲家・青島広志氏と全国で共演されています。

また、お二人ともブログをされているので、是非一度覗かれてみてはいかがですか?
普段あまり知ることができないソリストの方がどのような生活をされているのか、また舞台に対する想いなど見ることができて楽しい内容です(^▽^)
最近では講師のお仕事や公演、蝶々夫人の稽古など多忙な日々を過ごされています。

次回はピンカートン役大澤一彰さん笛田博昭さんをご紹介します。お楽しみに~

上田

舞台裏からコンニチハ!vol.62

5月 03日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

イマイです。

ゴールデンウィークは皆様いかがお過ごしでしょうか?

多い人では10連休にもなるそうですね。京都市内も賑わっております。

さて先日4月27日(土)春秋座ではP.P.Pasolini’s Calderon『カルデロン』を上演いたしました。

イタリアの詩人・映画監督として知られるピエル・パオロ・パゾリーニの戯曲集に収められた代表作6作品を、日本初演をする企画で今回で最終章を迎えました。

構成・演出には本学の舞台芸術学科長で、先ごろ第16回鶴屋南北戯曲賞、さらに平成24年度(第63回)文化庁芸術選奨文部科学大臣賞〔演劇部〕を受賞した川村毅。

今回の舞台は春秋座の舞台上に客席を設けた特設舞台上舞台でした。普段の春秋座の公演とは違う角度の舞台上の客席はいかがでしたでしょうか?

昼夜公演の間には『カルデロン』の翻訳をされた、演劇評論家でもある田之倉稔先生をお招きして、川村毅先生と濃密なトークを繰り広げていただきました。

そんな『カルデロン』の会場で販売していたのはコチラのにゃんこバック・・・!!

このにゃんこたちは川村家の小夏ちゃん、愛ちゃん、睦ちゃんなんです。

赤色と黒色の2種類あるこのバックの収益金は被災地の猫の為に寄付されるそうです。

会場では赤、黒セットで買っていかれるお客様も。

パゾリーニ上演企画最終章の最終企画で、6月22日(土)、23日(日)に京都芸術劇場studio21にてリーディング公演「ピュラデス」を行います。

出演者はプロの俳優とオーディションで選ばれた方です。

お楽しみに!!

ちなみに「ピュラデス」の会場でもにゃんこバック販売します!!

まだご購入されていらっしゃらない方、迷われている方是非この機会に!!

イマイ 

不思議なご縁

5月 01日, 2013年
カテゴリー : プロデューサー目線, 過去の公演 

春秋座では7月6日(土)、7日(日)にオペラ「蝶々夫人」を上演しますが、6日に蝶々夫人を演じる川越塔子さん「夕鶴」(2010年)、「ラ・ボエーム」(2011年)に続いて3度目の出演になります。東大の法学部を卒業してから、武蔵野音楽大学に入り直し、オペラ歌手になった珍しい経歴を持った方です。私が初めてお会いしたのは「夕鶴」の宣伝のため京都に来ていただいた時でした。大変気さくな方で初対面でも話が弾みました。
「法学部にいた時、仲間と食事をしていると『激辛のカレーライスを注文したものの、とても食べられない代物の場合、払い戻しが効くかどうか?』と1時間以上も激論を交わすんですよ。とても、私に向いている世界とは思えませんでした」
イタリアに留学していた頃の話、好きな食べ物の話、とても面白い話ばかりでした。
「ご出身は?」と訊くと「宮崎です」とのこと。
私はふと「もしかしたら?」と思いました。30年前、私は宮崎でオペラの演出を2年続けてやったので、宮崎オペラ協会と川越さんの接点を訊く気になったのです。
「高校を卒業して東京に出てしまったので、オペラ協会とは関係ありません」
「それはそうだよな」と少しがっかりしていると、「でも、会長とは接点があります」
「えっ?見山靖代さんをご存知なんですか?」見山さんは私に演出依頼をしてくれた方で今でも親しくさせていただいていたのです。
「ええ、ご主人が高校時代の先生でした。コーラス部で大変お世話になりました」
不思議なご縁に、私はびっくりしました。もちろん、見山さんからは、川越さんのことは何も聞いていませんでした。
早速、見山さんに電話するとあちらも大喜びで「不思議なご縁ですね。必ず夫婦で見に行きます」と言ってくれました。考えてみれば私が宮嵜で演出した時、川越さんは小学校に入ったばかりでしたから、オペラとは全く関係が無かったわけです。
見山さんご夫婦は「夕鶴」に続き「ラ・ボエーム」も見に来てくださいました。
川越さんもその後、「高野聖」や「天守物語」(再演)、「セヴィリアの理髪師」などで主役を演じ、今や藤原歌劇団のドル箱となっています。
今度の「蝶々夫人」は川越さんにとっても大きな挑戦です。ご縁がさらに深まるような画期的な公演にしたいと思っています。見山さんご夫婦もまた駆けつけてくださることでしょう。皆様とも新しいご縁が出来れば幸せです。

橘 市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)

舞台に彩りを添えるのは…

4月 29日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
先日、造形大の駐輪場の隅にタンポポが咲いていました。
自転車のタイヤに踏まれないよう健気に咲いているタンポポの姿に何となく励まされました。

さて、7月6日(土)と7日(日)に春秋座で開催します歌劇『蝶々夫人』全2幕で注目していただきたいポイント一つに、“美術・いけばな”がございます。
今、テレビや雑誌などで活躍中の未生流笹岡家元・笹岡隆甫氏が舞台に華やかな彩りを添えます。
 
チラシに笹岡さんの写真とプロフィールが載っています~♪

笹岡氏は従来のいけばなのみならず、これまで様々なアーティストとのコラボレーションでパフォーマンスを実現させています。舞台美術としてのいけばなの可能性を追求し続けている笹岡氏の斬新な美術・いけばなは必見です!
『蝶々夫人』の舞台で、笹岡さんがどのように表現されるのか…是非皆様もご期待下さい。
私、個人もとても楽しみにしています!(^▽^)
歌劇『蝶々夫人』全2幕の公演チケットは好評発売中でございます!ご予約はお早めに~

上田

夢の中へ行ってみたいと思いませんか??

4月 26日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちはツチヤです。

みなさんの今日見た夢はなんだったでしょうか?

私は行ったこともないと思える場所で、友人や会えるはずもない芸能人の方とバーベキューをする夢をみたような…

さて、春秋座では着々と4月27日(土)上演の『カルデロン』の準備が行われています。

実は、私はひと足お先に座高円寺で行われた東京公演を拝見いたしました!!

この作品は17世紀スペインの劇作家、ペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカの戯曲『人の世は夢』に触発され、パゾリーニが1967-68年パリ五月革命の頃に書いたものです。

様々な夢をみる主人公・ロサウラ(河合杏南さん)。彼女は目覚めるたびに違う世界に…

川村毅さんが歩んでこられたパゾリーニの旅の最終章ということで、これまでのパゾリーニ作品の演出や構成がふんだんに散りばめられた舞台になっております。

その中で、私がご注目いただきたいのは何と言っても宇野亜善良さんデザインの衣裳!

今回は目覚めるたびに違う世界になっているため、キャラクターも多く、その衣裳・美粧にもぜひ目を凝らしてご覧いただきたい!

そしてそして、今回もそのデザイン画を展示しております。

そちらもどうぞお楽しみに~ 

ツチヤ

舞台裏からコンニチハ!vol.62

4月 25日, 2013年
カテゴリー : 舞台裏レポート, 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。

冬が戻ったように京都は寒い日が続いています…。まだまだ厚手のコートはクリーニングに出せないみたいです。(涙)

4月20日に春秋座で行われた『寺内タケシとブルージーンズ・コンサート』。
2009年に開催したキャンパスコンサートから実に4年ぶり2回目の春秋座でのコンサートでした。

この日も寒かったのですが、外の寒さは忘れるほど会場は熱気に包まれていました!

寺内さんご一行が春秋座に到着された時、上田は寺内さんと握手をさせていただきました。両手でグッと握ってくださったその手は大きく厚く感じました。約70年ギターと共に過ごされた証でしょうか、とても感動しました。


最前列中央から見たステージ。
この正面にテリーが!ファンにはたまらない近さです!

舞台の両側に高く詰まれたスピーカー。迫力あります!


舞台の両側に高く詰まれたスピーカー。迫力あります!

 

袖(主舞台の外側の舞台部のこと)から見たステージ。

ドラムセットが見えます。

写真を撮っていた上田の横ではドラマーさんがドラムの練習をされていました。

下手側の袖では、ギターの弦の張替えやチューニングがされていて興味津々。しかし作業の邪魔をしてはいけないと思いはやる気持ちを抑え舞台を後にしました。

本当はもっと見ていたかったのですよ~(ToT)

いざ開演!

ステージのセットの都合上、緞帳は上りっぱなしでした。そして颯爽と真っ白のスーツに身を包んだテリーが登場!(あえてテリーと呼ばせてください。)

御年72歳とは思えないギターテクニックに上田は仕事を忘れてステージに釘付けでした。

演奏の合間には「寺内―!」や「テリー!」といった声援や手拍子が飛び交い、観客の皆様の目がキラキラと輝いていました。

ラストは観客総立ちで大盛り上がり!「メンバーと観客が一体になった!」と感じました。

テリーもお客様も輝いていたぜ~!!(^▽^)/

次回、京都芸術劇場では今週末土曜日にカルデロンを開催します。
川村毅構成・演出により、パゾリーニ戯曲集に収められた全6作品を、初翻訳日本初演する企画の最終章です。
この機会をお見逃し無く!皆様のお越しをおまちしております。

上田

本日の京都芸術劇場は…

4月 20日, 2013年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて

寺内タケシとブルージーンズ・コンサート

がございます。
開演15:00、開場14:30となっております。

上演時間は2時間20分程を予定しております(途中休憩あり)。

当日券もご用意しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

託児ありますよ!

4月 10日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

制作助手のツカモトです。

いよいよ暖かくなってきましたね。
ツカモトは今の時期以外の気候が苦手なので、本当にうれしいです。
インドア派な私もつい出かけて写真なんて撮ってみました。


ブログ常連の(?)ねずみさん。
近隣で有名な銀月荘の枝垂桜と。

そして、4月ですね。
皆さまどのような新年度をお迎えでしょうか?

さて、5月18日(土)『鼓童 ワン・アース・ツアー2013 ~伝説』は、
おかげさまでチケット完売間近です!!
是非是非お早めにお問合せください。

また、今回の公演は託児をおこないます!
お子様は3歳以上からご入場可能ですが、
3歳に満たないお子様がいらっしゃる方は是非ご活用ください。
詳細はこちら

京都芸術劇場は4月からイベント目白押しです。
http://www.k-pac.org/schedule.html
是非お立ち寄りください。
哲学の道への寄り道もオススメです。

ツカモト

あらすじとミニ知識

4月 06日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
ふと下を見ると、道端のたんぽぽがひなたぼっこをしている様に黄色い花が咲いていました。蝶々も花の蜜を求めてひらひらと舞っていて心が和みました(*´▽`*)
蝶々といえば7月に春秋座で開催します歌劇『蝶々夫人』全2幕
本日は『蝶々夫人』のあらすじを紹介いたします。

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舞台は100年ほど昔の長崎。
元士族の娘で今は芸者に身をやつしている蝶々さんはアメリカ海軍士官ピンカートンと結婚することになる。しかし、つかの間の気紛れのつもりのピンカートンはアメリカへ帰ってしまう。いつの日か戻ってくるという言葉を信じて待ち続ける蝶々さん。
3年後、ピンカートンは日本に戻ってくるがアメリカで別の女性と結婚しており、帰りを待ちわびていた蝶々さんの思いを知って深い後悔の念に駆られ去ってゆく。
蝶々さんはピンカートンとの間に生まれた子供に別れを告げ、そして、、、
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歌劇『蝶々夫人』全2幕は、ジョン・ルーサー・ロングの短編小説『蝶々夫人』を1900年に戯曲化されたものが原作となっています。

1900年に『トスカ』(プッチーニの代表作オペラ)初演のためロンドンに渡ったプッチーニはロング・ランで評判の芝居『蝶々夫人』を観劇しました。
次作のテーマを思い巡らせていたプッチーニは、自分の好みにあう悲劇的で純情なヒロインを見出し大変感動し、『蝶々夫人』のオペラ化を決めました。
プッチーニは日本音楽や文化などの資料を集め、構成を練りに練り、全体の構成を何度も変えながら作曲を続けていました。
また、プッチーニが尊敬するヴェルディの死や、自身も持病の悪化や交通事故で大腿部の骨折、結婚など様々な右往左往ありながら、1904年にミラノのスカラ座で初演されました。その後も『蝶々夫人』は、世界中に拡がり今日でも上演され続けている名作となりました。
今回、春秋座では初演版を元にしたミラマーレ・オペラオリジナル改訂版で上演します。

プッチーニがロンドンで芝居『蝶々夫人』を観劇しなければ、オペラ『蝶々夫人』は誕生しなかったかもしれない、と思うと運命の出会いとは不思議なものですね~。
学生さんにも自分の作品や何か将来に繋がるかも!?是非観て頂きたいです!

歌劇『蝶々夫人』全2幕のチケット発売日は、友の会会員の方は4月9日(火)、一般発売日は4月10日(水)です。両日とも朝10時から発売です。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

上田

世阿弥生誕650年、観阿弥生誕680年記念

4月 01日, 2013年
カテゴリー : プロデューサー目線, 過去の公演 

 今年は、能の大成者である世阿弥の生誕650年にあたり、また奇しくもその父観阿弥の生誕680年記念に当たります。半世紀前の1963年に、当時盛りの花であった故観世寿夫氏らと、世阿弥生誕600年祭の行事に参加したものとしては、この50年の間に能楽界に起きた変化に改めて驚かされると共に、自分自身と能の世界との関係の多様化に、一つの時代が終わったことを痛感させられます。

そもそも、600年祭の折には、私は東京大学の助手になったばかりの30歳でしたから、半世紀先のことなど、予想もつきませんでした。香西精先生が、大和の補巌寺で永代供養帳に「寿椿」の名を見出し、それが世阿弥の妻の名であることから、ここが世阿弥の菩提寺であることを立証し、すでに廃寺にはなっていましたが、臨済宗の導師をお招きして、お供養をしたこと、臨済禅の典礼が見事に音楽的で、「義満はこういう音楽的に華麗な典礼が好きだったのですよ」と、香西先生が説明なさったことなど、昨日のことのように思い出されます。観世寿夫のお蔭で、というか、観世寿夫が、あまりの若さで亡くなってしまったために、演能の現場と「能の記憶」とを、最も鋭く深く繋ぐテクストとして、世阿弥の『伝書』は、私にとって欠かすことの出来ないものとなったのでした。

 半世紀後の現在、幸い京都芸術劇場では、観世銕之丞師と銕之丞家、片山九郎右衛門師と京観世の方々、人間国宝野村万作師と人気絶頂の萬斎師を中心とした和泉流と、新進気鋭の茂山逸平師のエネルギーが巻き込んでいてくれている茂山家の長老方、加えて、笛の藤田六郎兵衛師、小鼓の大倉源次郎師、大鼓の亀井広忠師らを中心とする、目下、「真の花」を咲かせ続けている囃子方の方々といった、これは手前味噌ではなく、他所ではなかなか出会うことの出来ない出演者で、優れた舞台を作り出すことが出来ているのも、観阿弥・世阿弥から観世寿夫に到る名人上手の「花の力」が寄り添ってくれているものと、有難く思っているのは私だけではないはずです。

今回の「観阿弥生誕680年・世阿弥生誕650年記念能」は、観世宗家の当代清和師に、春秋座の歌舞伎舞台を活かした『翁』を舞っていただきます。50年前には想像もつかなかった企画ですが、舞台芸術である以上、能も「活きもの」ですから、敢えてこの実験を引き受けてくださった観世宗家には、京都芸術劇場関係者一同、深く感謝申し上げる次第であります。

研究史的には、いまだ不明なところの多い『翁』ですが、最新研究に基づくパネル・ディスカッションを、天野文雄先生(大阪大学名誉教授・文化庁関西分室長)と松岡心平先生(東京大学大学院教授)にお願いする予定です。

渡邊守章
(舞台芸術研究センター所長・演出家)

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