パゾリーニ戯曲日本初演の最終章!
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。川原です。
studio21でのダンスゼミ&ラボショーイングにお越しくださった皆様、
誠にありがとうございました。最後のサンバ、楽しかったですね。
さて、4月。
2013年度研究系企画の第一弾として開催するのは、
今年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した
われらが舞台芸術学科長・川村毅先生!の
構成・演出によるパゾリーニ作「カルデロン」【4/27(土)】です。
いくつもの夢から覚めるように、
異なる世界が次々と展開していく、という内容で、
パゾリーニ戯曲のなかでも、もっとも上演回数が多い作品です。
春秋座では、2011年『豚小屋』、2012年『騙り。』につづく、パゾリーニ戯曲初翻訳日本初演の最終章です。どうぞお見逃し無く!
なお、関連企画として、
劇作家・演出家・女優として活躍されている渡辺えりさんと、川村毅さんによる
パゾリーニ・トーク【4/12(金)】、そして
これまで上演してきたパゾリーニ企画を振り返る、映像上映会【4/13(土)】がございます。
映像上映会は、ティーファクトリーさん、世田谷パブリックシアターさんにご協力いただき、これまでのパゾリーニ企画を一挙にご覧いただきます。
ぜひパゾリーニ×川村毅の世界をご堪能ください。
川原
寺内タケシさんの素顔に迫る②&重要なお知らせ!
カテゴリー : 過去の公演
大嶋です。
京都はまもなく桜が開花します。春の観光シーズンが到来です。
名勝の桜も格別ですが、貧乏性の私は近場にある桜でも十分楽しめてしまいます。
さて、寺内タケシさんの素顔に迫るべく、橘プロデューサーに色々お話を伺う企画第2弾です。
『あのバイタリティーはどこから出てくるんだろうね・・・。』
大病を何回か患っている寺内さん。心臓の手術や癌を罹ったりと命にも関わるような病気をしているにもかかわらず、そのたびに復活しているのを目の当たりにするにつけ、その生命力の強さ、「絶対に治す」という執念に脱帽するそうです。
本当に寺内さんはギターにまっすぐな人で、ほかの事に目移りすることなく、硬派で一本気に、「俺の進む道はこれしかない」という人生を歩んでいるなあと感じるそうです。
寺内さんが使っている機材について、マイク等のライン・コード類も特注で作ったものだし、ギターも曲に合わせてたくさん準備しているし、ご実家が電気屋をしていたことやご自身も関東学院大の工学部出身ということで、すごいこだわりを持っているそうです。
エレキギターは兎角雑音とも受け取れる音を大音量で流すと思う方もいるかと思いますが、寺内さんの音はやはり他とは違っていて、とても聞きやすい。その辺りもお楽しみいただけるところじゃないでしょうか、と言っておられました。
いかがでしたでしょうか?寺内さんの素顔が垣間見ることが出来ましたか?
そうそう、重要なお知らせです。
今度3月28日に寺内さんがラジオ・テレビに出演されます。
3月28日(木)ラジオ出演:大阪MBSラジオ 1179kHz
「ありがとう浜村淳です」出演 9:40頃〜
(番組内容が変更される場合もあります。)
3月28日(木)テレビ出演:大阪MBS毎日放送
「ちちんぷいぷい」出演 16:30頃〜(番組は14:55~17:45)
(番組内容が変更される場合もあります。)
関西ローカルですが、放送される地域は広いので、皆さんぜひ見て聞いてしてくださ~い!
大嶋
ついに最終章…
カテゴリー : 過去の公演
皆さんご覧になりました??
文化庁が発表した第63回芸術選奨の受賞者の皆さん…
なんと演劇では、川村毅さん!そして観世清和さん!
この春に春秋座で公演をされますね!!
そう、そしてついに今年、その川村毅が取り組んできたパゾリーニ戯曲集全6作品の上演が最終章に突入します!
4月27日(土)
P.P.Pasolini’s Calderon『カルデロン』
さらに、これまで上演してきた川村毅演出のパゾリーニ舞台を振り返える企画も展開!
まずは、
4月12日(金)
ご自身も女優、劇作家・演出家として活躍されている渡辺えりさんをゲストに迎え、川村毅と熱いトークを繰り広げます。
さらに、
4月13日(土)
この上映会では、川村毅がパゾリーニ戯曲集全6作品上演企画の第1歩であり2003年に東京で上演したリーディング公演「オルジァ」の映像も上映いたします!!
ただいま絶賛受付中です。
ぜひ、お申込ください。
ところで、川村毅による日本初演のパゾリーニ戯曲なので、日本語翻訳も初めてなワケですが、一体どのような翻訳段階を経て台本になっているのか…
こちらのティーファクトリーのブログでちょこっと紹介されています!
ぜひ。
ツチヤ
明日、公開講座!!!
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
制作助手のツカモトです。
二週間かけておこなう
未来のダンスのためのスカラシップ
ダンスゼミ&ラボ VOL.1/3
think, think, think! and dance, dance, dance!!!
が3月10日から始まっています!
前半は座学をおこなっています。
クローズドではありますが、ゼミもおこなわれています。
ゼミのない時間は参加者ダンサーは毎日夜遅くまで
自分達の今までおこなってきた事や、メソッドについて話したり、
映像を見せ合い、互いについて知る時間を過ごしています。
詳しいことはまた、特設サイトの『レポート』に
アップされますので、お楽しみに!
そして、いよいよ明日から公開ゼミです!
以前ご紹介しましたが、再度お知らせです。
3月16日(土)14:00-16:00「コンテンポラリーダンスからの贈り物」
講師:佳手芙美(批評家)
16:30-18:30「いわきと、じゃんがらと、ASA-CHANGと、」
講師:ASA-CHANG(ミュージシャン)
3月17日(日)14:00-16:00「人間とカメラ ~リアリズムの力〜」
講師:野田雅也(フォト・ジャーナリスト)
詳しい講師のプロフィール、ゼミの内容はHPをご覧ください。
詳細はHPで。
全てのゼミは事前申込(受講料500円)でご参加いただけます。
直接会場へお越しください!
会場へのアクセスはこちら
少しでも多くの方に聞いていただきたいです。
お待ちしております。
ツカモト
寺内タケシさんの素顔に迫る①
カテゴリー : 過去の公演
大嶋です。
今世紀最大級の寒波が来たと思ったら、急に春めいてきて・・・気候の変化に体がついていくのだろうか、という今日この頃です。
橘プロデューサーによる3月1日の文章「寺内タケシさんとの事」に便乗しちゃう形になりますが、寺内タケシさんの素顔に迫るべく、橘プロデューサーに色々お話を伺ってみました。
『まさにギターを弾くために生まれてきた人なんだろうね』
常にギターを抱えて、ギターのことを考えていた、という寺内さん。インタビューのときなどもギターをつまぶきながら答えていたそうです。
「音楽が好きだからギターを弾いているのではなくて、ギターが好きだから音楽をしている」とご自身も仰っているそうです。
ご実家のお父様が地元の名士で、とても厳格な方だったそうですが、ギターに余りにも熱中してるがために10度も勘当されたそうです。
ずっと寺内さんの音楽活動を認めていなかったお父様ですが、日本レコード大賞編曲賞を受賞された頃、「がんばってるな」と認めて、その後まもなくして亡くなられたそうです。
『寺内さんは強面だけど、本当は「戦争なんて一番馬鹿らしいこと」といって、とても平和主義者だし、面倒見の良い方なんだよね。』と仰っていました。
寺内さんの素顔とその時代についてのお話は後日もう1回お送りします。
大嶋
今年も開催します!
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田でございます。
ついこの間までダウンジャケットが手放せなかったのに、すっかり暖かくなりましたね~
気候が暖かくなるのはうれしい反面、花粉症の私には本当につらい時季です…(+_+)
さてさて、そんなつらい時季が過ぎた7月6日(土)・7日(日)に春秋座で、日本を舞台にしたプッチーニ作曲の名作、歌劇『蝶々夫人』全2幕を開催いたします。
恒例となりました春秋座オペラ公演。
2010年に團伊玖磨作曲『夕鶴』、2011年G.プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』、昨年は尾上和彦作曲『月の影』-源氏物語-を上演しました。おかげさまで楽しみにしてくださるお客様もたくさんいらっしゃって、春秋座のオペラは話題になってきています。本当にありがたいです(涙)
公演チラシも出来上がっており、造形大のチラシラックに設置しています。また皆様がお住まいの近くのホールやギャラリーにも設置されているかもしれません。
蝶々さんのシルエットがとても印象的なかわいいデザインのチラシになっていますので、見かけた方は是非お手に取ってご覧下さい~!(*^o^*)/
公演詳細HPは近日公開しますので、もう少しお待ちくださいませ。
上田
今年はなんの年でしょう??
カテゴリー : 過去の公演
あちらこちらでクシャミの賑やかな季節となりましたね。
ツチヤも賑やかしの一人ですが…
さて、2013年は…
何の年でしょう。
某レジャーランドの30周年??
宝塚歌劇団の発足100周年??
いえいえ、
世阿弥の生誕650周年ですよね!!
言わずと知れた能の大成者で、我が国の舞台芸術の発展はこの方なしでは語れません!
古典の授業などでも習う『風姿花伝』には、そんな世阿弥の言葉に溢れ、
もちろん平々凡々と暮らし、まだお能に触れたことのなかった中学生の私には、
少し理解が難しい部分もあったわけですが、当時おしゃべりな私は「秘すれば花なり」とよく言われたものです。
さて、こんな私の枕は忘れていただいて…
その世阿弥の生誕650周年を記念し、初めて観世流宗家・観世清和師が春秋座にお越しになり
「能にして能にあらず」とも言われる『翁』を演じてくださいます!!
それが
5月24日18時30分開演
さらに春秋座ですから、能舞台とは違った演出もございます。
詳しくは、企画・監修も務める渡邊守章先生が来月このブログでご紹介くださることと思います。
おたのしみに!!
ツチヤ
和の空間で鼓童!
カテゴリー : 過去の公演
制作助手のツカモトです。
新年明けたと思ったら、あっという間にもう3月ですね!
あと一月で桜が咲くなんて実感がわきませんが、今からウキウキしますね。
さて、ブログでのご報告が遅くなりましたが、
そんな桜も飛び越して5月18日(土)に、
『鼓童 ワン・アースツアー2013 ~伝説』が開催されます。
〝鼓童とは、太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。
四季折々の自然と伝統的な暮らしや芸能が息づく新潟県佐渡島を拠点とし、
「ワン・アース(一つの地球)」をテーマに、
これまでに46ヶ国で3,600回を越える公演を行っています。
また、2012年4月から芸術監督に歌舞伎俳優の坂東玉三郎氏を迎え活動しています〟
和の空間である春秋座での鼓童の公演は、
歌舞伎舞台の雰囲気を存分に味わえ、
ひと味違ったものになること間違いなしです!
今回、鼓童の魅力を存分にお伝えするために特設HPをご用意!
また、世界中で活動する鼓童の公演にご興味をお持ちの
海外からお客様に向けて当劇場初のEnglish HPも開設!
お知り合いでご興味お持ちの方に
是非お知らせいただければうれしいです。
チケットは絶賛発売中です。
お友達やご家族とお誘い合わせの上
是非とも劇場にお越しください!
ツカモト
寺内タケシさんとの事
カテゴリー : 過去の公演
今回は軽いタッチでエピソードを披露したいと思います。
まずは、4月にやって来る寺内タケシさんのことから。寺内さんと初めて仕事をしたのは、もう45年も前になります。場所は有楽町にあった日本劇場。「日劇ウエスタン・カーニバル」というグループサウンズが次から次へと登場するロックンロールの祭典でした。「日劇ウエスタン・カーニバル」は現在のAKB48のような社会現象の一つでした。
ライブハウスで人気の出てきた各グループの競演は、それぞれのファンが熱狂的に応援すると言うことで盛り上がっていました。若い女性ファンが興奮の余り失神したり、楽屋口に集まったファンを整理していたスタッフがお尻を刺されたり、大変な騒ぎの連続でした。その公演に出演する各バンドの取りまとめ役というか、リーダー格が寺内さんでした。
空手の段もちである寺内さんは、喧嘩早っく、その迫力は相当のものでした。
寺内タケシとブルージーンズには当時ボーカルがいないこともあり、内田裕也、尾藤イサオといった大物歌手のバックも務めていました。いくつものバンドが日劇のセリとスライドを使って休み無く登場するので、各バンドに与えられる持ち時間が決められるのですが、それを管理するのが舞台監督である私の仕事でした。日劇は実演と映画をセットにして興行していたので、時間が延びると大変なことになるのです。
概ね各バンドは時間を厳守してくれるのですが、ある日、乗りに乗った寺内さんは約束の時間を過ぎても一向に演奏を終えないのです。今考えれば、寺内さんの責任と言うよりは歌手が暴走して止まらなくなったのでしょう。私も若かったので、バンドリーダーである寺内さんに文句を言いました。かなり激しいやり取りをしたのですが、寺内さんはもちろん手を挙げませんでした。寺内さんは言いました。「我々はお客さんが乗って来てくれたら止まらない習性があるんだよ。でも、舞台監督の立場でそこまで熱くなれるっていうのはいいね。これからは時間内に終わるようにするよ」といって握手をしてくれたのです。
ちなみに、寺内さんは私より1歳先輩でした。
ちょっと強面ではありますが、寺内さんの男らしい爽やかさに惚れ、その後、いろいろな仕事を一緒にしてきました。寺内さんの中には、日本人の美徳とされている武士道精神が流れています。ただし、一番に平和を愛するやさしい面も持っています。寺内さんの演奏が何よりもそれを証明しています。他の人とのエピソードもと思いましたが長くなってしまいました。
この続きはまたの機会に。
橘市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)
考える3月!
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
制作助手のツカモトです。
冬もあと少しと油断したところにこの寒波、、、。
造形大学のある瓜生山は京都でも北にあるので、
雪がよく降ります、、、!
そんな小さく丸まりたくなる気持ちを吹き飛ばすこの企画
未来のダンスのためのスカラシップ
ダンスゼミ&ラボ VOL.1/3
think, think, think! and dance, dance, dance!!!
特設HPもオープンし、
あと2週間ほどで開講いたします!
主役は参加するダンサーと公開ゼミにご参加いただいたり、
ショーイングを目撃していただく皆さまです!
今回は10人のダンサーがゼミ&ラボの受講者となり、
最初の1週間はで皆でディスカッションしたり、
様々なジャンルで活躍中の講義陣による
ゼミ=講座(一部公開)に参加したりします。
そして、それをふまえてその後の1週間ワークショップをおこないます。
その集大成として前回もお知らせしましたが、
ショーイングをおこないます。
前回はラボの講師リア・ロドリゲスさんのご紹介をしましたが、
今回は公開ゼミをご紹介!
3月16日(土)14:00-16:00「コンテンポラリーダンスからの贈り物」
講師:佳手芙美(批評家)
16:30-18:30「いわきと、じゃんがらと、ASA-CHANGと、」
講師:ASA-CHANG(ミュージシャン)
3月17日(日)14:00-16:00「人間とカメラ ~リアリズムの力〜」
講師:野田雅也(フォト・ジャーナリスト)
詳しい講師のプロフィール、ゼミの内容はHPをご覧ください。
全てのゼミは事前申込(受講料500円)でご参加いただけます。
お申込フォームでのお申込は近日スタート。
始まり次第ツイッターなどで告知いたします。
今起こっていることを一緒に学び考えられる貴重な機会です。
是非お申込みください!
ツカモト