いよいよ今週末!しかし、マラルメ・プロジェクトのⅠ、Ⅱって、、、?
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
ツカモトです。
さてさて、京都では祇園祭の山鉾巡行もおわり、
いよいよ夏本番!というかんじですね。
皆さま熱中症などお気をつけくださいね。
マラルメ・プロジェクトⅢまで一週間をきり、
多くの出演者、スタッフが数日前から小屋入りして
本番に向けて着々と進んでおります!
そして、最高の舞台をたちあげるべく
あらゆるジャンルのプロたちが
意見をぶつけあっております。
↑動きながら、衣装あわせ、
舞台の上は大忙しです。(暗くて少しぶれていてすみません!)
今回はマラルメ・プロジェクトⅠ、Ⅱを合わせて、
発展させた形になっていますが、(詳しくは公演詳細ページの浅田彰大学院長のコメントをご覧ください)そもそも、
Ⅰ、Ⅱってどんなかんじだったの?と思われる方もいらっしゃいますよね?
Ⅰ、Ⅱをご覧になったお客様はどのような感想をお持ちになったか、
今回はアンケートの抜粋をいくつかご紹介したいと思います。
マラルメ・プロジェクトⅠ
・日本語での朗読はあたかもマラルメが読んで聞かせて
くれているかのような雰囲気でした
・詩というものを「朗読」する事によりそれが
アートへと変貌する可能性を感じました。
・あまりの美しさに息がとまりそうになりました。
詩への新しいアプローチと可能性は無限のものだと感じました。
マラルメ・プロジェクトⅡ
・内容を理解する、というより言語の羅列されたものを聞く気持ちよさがありました。
映像も奥行きがあって粒と音が重なって夢の中にいる感じがありました。
・超かっこよかった。最高級の知的バトルという感じ。スバラシイ。
・マラルメ・プロジェクトⅠ以上に「舞台」として進化していたように思います。
「イジチュール」の舞台化ではなくて、またひとつのマラルメ演劇が
生み出されていたようにみえました。
なかには、「難解すぎる」というご意見もいただいておりますが、
今回はそのような声も反映し、プロローグをレクチャー風にすることで
よりわかりやすくまた、マラルメをよくご存知の方にも
さらに楽しんでいただける内容となっています!
さて、ただいまピアノも搬入されました!
今回も公演は京都にて一回のみです。
今週末は春秋座に是非、お運びください!
ツカモト
下調べで楽しみ倍増ですね!?
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
制作助手のツカモトです。
今回のマラルメ・プロジェクト3ではイレギュラーですが、
演出助手のようなこともさせていただいております、、、!
さて、7/22の公演本番に先立ちまして、百科学という授業で
学生対象のマラルメについての講義を行います。
百科学とは、一年生全員が春秋座で受講する、さまざまな分野の
先生方をお招きして行うオムニバス方式の講義科目です。
それに伴い今まで話でしか聞いたことのなかったマラルメの
映像やマラルメに影響された作品の映像を見る機会がありました。
今まで、美しく製本された現代の本や台本でしか読んでいなかった作品も
当時の手書きの詩や、彼が育った環境、フランスの景色、愛した家族、家の写真を見ると
今まで神経質(神経症をわずらったという事実があるため)すぎると
思っていた彼の人間味が伝わり、親しみがわいてきますねぇ。
ツカモトも近頃観劇前に少し見る作品のことについて
自分なりに調べていくようにしています。
全く何もわからなくて見るより、
いろんな取っ掛かりができて楽しいですよね。
(ちなみにこれは週末に当劇場で公演した
木ノ下歌舞伎の主宰、木ノ下さんから学びました!)
というわけで、マラルメ・プロジェクト3をご覧になる前に
是非いろいろお調べになってはいかがでしょうか?
ツカモト
「踊りたくなる!」ハンガリーのジプシー音楽と超絶技巧の演奏!!
カテゴリー : 過去の公演
さて、7月に入りましたね。今日も雨模様…
梅雨明けはいつなのか!?夏はやってくるのか!?
と、日々空に疑いの目を向ける今日この頃。ツチヤだけでしょうか??
そんな雨雲を吹き飛ばすかのごとく、現在春秋座では木ノ下歌舞伎が若い感性の新しい舞台を準備中。今週末ご来場予定の方、お楽しみに。
あ、ひとつご注意を。木ノ下歌舞伎「義経千本桜」は、古典作品ではありません。
現代演出家の新しい演出の現代演劇です。きっと新しい視点で“歌舞伎”を観ていただけることでしょう!
観ていただいてそう感じたら、ぜひ9月6日(木)の「松竹大歌舞伎」もご予約くださいませ。
さてさて、本題からそれているように思いますが…
いまやその歌舞伎の世界は襲名ブーム真っ只中。
7月1日(日)シンポジウム「日本文化としての家元」では、諏訪先生も語られていましたように名前を受け継ぐということは、日本では、先祖の“霊威”、家の神をも受け継いでゆくということでした。
「日本では」?
そう、お待たせしました。ここでやっと本題に入ります。
10月13、14日と開催する【春秋座オータムコンサート】!
その2日目・10月14日(日)14時開演、
情熱と哀愁のジプシー音楽「ラースロ・ベルキとジプシー楽団」
私の世代で言うとその体制は「安室奈美恵 with SUPER MONKEY’S」といったところでしょうか…
安室奈美恵もとい、ラースロ・ベルキ氏のその名は、先代である父親からヴァイオリン演奏の技術とともに受け継いだ名前なのだそうです。襲名の文化は日本だけではないのですね!
名門と呼ばれるベルキ家に生まれ、その演奏は随一と呼ばれた先代“ラースロ・ベルキ”。そんな父に幼い頃から正統ジプシー音楽伝承者としてヴァイオリンを習い、いまやそのテクニックは先代を超えるとも言われています!
そして、SUPER MONKEY’Sもとい、ツィンバロム・ターロガトー・コントラバス・ヴィオラを演奏するジプシー楽団は、ハンガリーの国中から優れた奏者を集めた無敵楽団なのです!
名と共に「ハンガリーのジプシー音楽を世界に!」という先代の意志をも継ぎ、楽団のリーダーとなった当代ラースロ・ベルキは、ハングリーに国内外で活動を続けます。会場の雰囲気やお客様の様子で演奏の変わる彼らのジプシー音楽は、さて日本のこの春秋座でどのように響くのでしょうか。
お楽しみに!!
ツチヤ
マラルメ・プロジェクト進行中
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
鬱陶しい気候ですが、7/22(日)マラルメ・プロジェクトⅢの本番に向けて
春秋座では稽古&実験が続いております!
本日は公開稽古でした。
今年、新たに追加するプロローグ(「エロディアード」・「半獣神」)の
一部を上演し、今プロジェクトのコアメンバーである
浅田彰大学院長・渡邊守章センター所長・高谷史郎さん・
白井剛さん・寺田みさこさんが揃っての(プチ)記者会見をおこないました。
研究者、批評家、マルチメディアアーティスト、
コンテンポラリーダンサー、それぞれの目線で語られたマラルメ・プロジェクト。
会見の模様は劇場ホームページにアップする予定ですので、どうぞお楽しみに!
川原
「歌いたくなる!」至極のミュージカルナンバーを春秋座からお届け♪
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田ございます。
以前に比べて、かわいいレイングッズが増えたような気がします。
雨が降るたびに、レインコートが欲しくなります。
さて、金木犀が香り始める10月13日(土)、14日(日)に春秋座で「春秋座オータムコンサート」を開催いたします。
1日目(10月13日)は、春秋座デュオシリーズ⑤「ミュージカルに乾杯」鈴木ほのか&安崎求DUOコンサート、2日目(10月14日)は情熱のジプシー音楽「ラースロ・ベルキとジプシー楽団&ダンサー」を上演いたします。
春秋座デュオシリーズは、実力のあるアーティストと素敵なピアノで音楽の素晴らしさをお届けする春秋座恒例公演。
第5回目となる今回のアーティストは、2011年~2012年に「マンマ・ミーア!」(京都劇場)で主役のドナ役を務めた鈴木ほのかささんと、ミュージカル等で活躍する俳優の安崎求(あざきもとむ)さんの夫婦デュオです。
鈴木ほのかさん
安崎求さん
「サウンド・オブ・ミュージック」、「キャッツ」、「レ・ミゼラブル」など誰もが一度は聞いたことがある至極のミュージカルナンバーをこの二人が春秋座から皆様にお届けします。
ミュージカルファンはもちろんのこと、誰もが気軽に楽しめるコンサートです。
夫婦の息の合った素敵な歌声で皆様に至福の時間をお届けします。
チケット発売日は、友の会7月9日(月)、一般7月10日(火)です。
また、春秋座オータムコンサートでは、2つのコンサート(13日DUOコンサート、14日ジプシー音楽)をお得に楽しんでいただけるセット券を販売します!
通常2公演を一般料金でご購入いただくと8500円ですが、セット料金ではなんと7000円に!1500円もお得です!!
こちらのセット券は、京都芸術劇場チケットセンターと劇場オンラインチケットストアのみ取り扱いとなっております。
情熱のジプシー音楽「ラースロ・ベルキとジプシー楽団&ダンサー」公演の詳しい情報はまた後日ご紹介いたします。ご期待下さい。
上田
歌いたくなる!踊りたくなる!そんな季節は?
カテゴリー : 過去の公演
皆さん、こんにちは。
台風4号が接近中の今日は、夕方から春秋座で避難訓練を行う予定なのですが
できるでしょうか…
さて、季節はまだ梅雨、そしてやがて暑い夏になって、気づけばやって来ている秋になります!!今日は窓の外を気にせず、秋に思いをはせてみることにしましょう。
実りの多い秋は、収穫を祝い踊ったり歌ったりする国や地方も多いですよね。
ということで、
10月13日(土)、14日(日)は
春秋座オータムコンサートを開催します!!
「歌いたくなる 踊りたくなる 音楽三昧の2日間」
をテーマに、
1日目(10月13日)は
鈴木ほのかさんと安崎求さんが至極のミュージカルナンバーをお届けする
春秋座DUOシリーズ(5)
「ミュージカルに乾杯」
鈴木ほのか&安崎求DUOコンサート
2日目(10月14日)は
ハンガリーのジプシー音楽をラースロ・ベルキと優れた演奏者が集まる楽団が披露し、
さらに伝統的なダンスも!
情熱と哀愁のジプシー音楽
ラースロ・ベルキとジプシー楽団&ダンサー
さらにさらに、
オータムコンサートのセット券は大変おトク!!
詳しくはこちら。
是非、音楽三昧の2日間を親子で?家族で?恋人と?
もちろん、誰にも邪魔されずにひとりでお楽しみいただくのも構いません。
お待ちしています!!
ツチヤ
春秋座の夏と言えば、、、!
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
制作助手のツカモトです。
梅雨も始まり、いよいよ夏!と日々感じる今日この頃、
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私が当劇場で働きだした年からマラルメ・プロジェクトがはじまりました。
私の中で「夏=マラルメ・プロジェクト」
という図式ができあがっております!!
マラルメ・プロジェクト3は前回のブログでも紹介させていただいたよう、
タイトルが“「イジチュール」の夜へ”となり、
前回よりいっそう深くマラルメの詩を読み解きます!
それに伴い、いろいろなことがパワーアップいたします。
今回は衣装のことについてご紹介したいと思います。
前回は白井剛さんが白、黒のシャツと黒いパンツ、
寺田みさこさんが2種類の黒いワンピースでした。
撮影:清水俊洋
マラルメ・プロジェクトII『イジチュール』の夜
2011/8/14 京都芸術劇場 春秋座より
今回は半獣神の午後、エロディアードのダンスが加わるので
登場人物も増えます=衣装も増えます!
シチリアの夏のイメージの半獣神、
宝石の化け物のようなエロディアード、
そしてその分身的存在である乳母。
昨年に引き続き、衣装デザインの清川さんとの打合せも進んでおります!
是非、登場人物を衣装がどのようにあらわしているかにも、
注目しつつ本番をごらんください。
マラルメ・プロジェクト3本番まであと約一ヶ月です!
Keep the day open!
ツカモト
舞台裏からコンニチハ!vol.53
こんにちは。管理のくらはしです。
いよいよ梅雨入りで、土曜日もすっきりしない空模様でした。
しかしながら、春秋座は『組踊』公演の三線の音色に、梅雨の晴れ間をみせてくれたようなすがすがしい空間になりました。
独特の三線の旋律に、いざなわれて、沖縄のさわやかな沖縄の青空、心地よく通る風、見つめる先には、透き通る海。そこを走り回る日焼けした男の子。
・・・男の子??
と、今回の演目『女物狂』には子役さんも出演があり、そのためにかわいらしいお三方が来て下さいました!
もう春秋座の女性陣はこの子たちに、メロメロでした。
興味津々で、劇場のロビーで走り回って、転げて、転んでいるのに、大笑いで、かわいい子たち。
こちらは、お客様にお渡しするチラシの挟み込み作業をおもしろがって、お手伝いしてくれた様子です。
でも、一度舞台に上がれば、真剣に取り組む姿勢にはっとさせられました。
開場まで、入念に確認してお稽古する姿です。
沖縄、琉球王国時代より続く貴重なこの琉球芸能を受け継ぐ若い力があることが心強いなと思えます。
この子たちにも希望が託されています。
くらはし
本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
琉球王朝の華
組踊 (くみおどり) 春秋座公演がございます。
開演は14時、開場は13時30分からとなっております。
上演時間は休憩を含めまして、2時間30分ほどを予定しております。
当日券をご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
日本の文化を学ぶ旅へ!!
カテゴリー : 過去の公演
明日は、いよいよ「琉球王朝の華 組踊 春秋座公演」の本番!!
今日は、沖縄から出演者や歌、演奏の皆様が到着され準備とリハーサルに勤しむ予定です。
また、沢山の方にチケットをお求めいただいておりますので、行こうと思ってるけどまだ…という方はどうぞお急ぎください!!
さて、そもそもこの「組踊」が人間国宝の方をお招きし、ここ京都で上演できるのも、
田口章子先生の人気講座“日本芸能史”がキッカケでした。
昨年度のテーマ「芸能と芸道」で行った日本芸能史の講座では、琉球舞踊を取り上げました。そのご縁があり、今回は本格的な「組踊」の舞台をこの春秋座で披露していただくことになったのです!!
昨年の講座の様子⇒劇場ブログ
そして、7月1日(日)に行います
「日本芸能史」関連シンポジウム
【日本文化としての家元】
これは日本芸能史のテーマであった昨年度の「芸能と芸道」、そして今年度の「芸能史の中世」から繋がるシンポジウムで、“家元”について日本文化の視点から探っていきます。
“家元”を探ることで日本文化のどのような本質が垣間見られるのか??
ぜひ、ご確認ください!!
今年も皆さんと一緒に日本文化の探究に出かけますよ~
劇場でお待ちしております。
ツチヤ