4/15 Team申番外公演IV 追加発売の料金決定
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
追加販売決定!
補助席などの追加販売を4月18日(月)10時より行ないます。
予定数に達し次第、販売終了いたします。
販売する席種は3種類です。
【全席指定】
定価のお席
一 般 7500円
友の会 6500円
シニア 7000円
注釈付指定席 ※一部舞台が見づらくなる可能性のあるお席です。
一 般 7000円
友の会 6000円
シニア 6500円
学生&ユース 3500円
補助席 一般・友の会・シニア 5000円
学生&ユース 3500円
★受付窓口★
京都芸術劇場チケットセンター(平日10~17時)
窓口・電話 劇場オンラインチケットストア http://www.k-pac.org/ticket.html
3/27 本日の公演 ボリス・シャルマッツ/ミュゼ・ドゥ・ラ・ダンス『喰う』
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
春秋座にて
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016SPRING
ボリス・シャルマッツ/ミュゼ・ドゥ・ラ・ダンス『喰う』
がございます。
開演14:00。当日券もご用意しております。
13時より会場受付にて販売。
演出の都合により、パフォーマンス開始後の入場はできません。
なお本日京都市内、交通規制を行っている関係で
京都市バス5系統が迂回しております。
交通情報をご覧の上、お時間には余裕をもっておこしください。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
3/17 本日の公演 大駱駝艦・天賦典式「ムシノホシ」
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
春秋座にて
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016SPRING
大駱駝艦・天賦典式 「ムシノホシ」
がございます。
開演15:00。上演時間は約1時間30分を予定。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
3/2 「チーム申番外公演Ⅳ「男たちの棲家」 一般席は完売いたしました。
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
5月20日-22日 チーム申番外公演Ⅳ「男たちの棲家」
一般席は完売いたしました。
引き続き、学生&ユース席(2階バルコニー席)を販売しております。
一般席の追加販売を行なう場合は4月1日(金)にHPにて販売日時をお知らせいたします。
12/8 『能と狂言』正面席 完売いたしました。
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
1月30日(土)『能と狂言』公演の1階席、2階正面席が完売いたしました。
補助席として、2階バルコニー席を窓口・お電話にて販売いたします。
※2階バルコニー席のオンラインでの販売はございません。
2階バルコニー席からは舞台の一部がみえないため、
学生&ユース以外、一般・シニア・友の会すべての料金を
補助席価格 5000円で販売いたします。
(学生&ユース2500円)
チケット専用ダイヤル 075-791-8240(平日10~17時)
12/03 『藤間勘十郎 春秋座 花形舞踊公演』正面席完売となりました
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
2月27日(土)開催の『藤間勘十郎 春秋座 花形舞踊公演』について、
午前の部、午後の部ともに 1階席、2階正面席は完売いたしました。
2階バルコニー席を引き続き窓口・お電話にて販売しております。
※2階バルコニー席のオンラインでの販売はございません。
本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
がございます。 14時半開演(開場は開演の30分前)。
上演時間は約2時間を予定しております(途中休憩含む)。
当日券の販売はございません。あしからずご了承ください。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
バラエティーに富んだ3公演
涼風真世さんは宝塚歴代スターの中でもトップクラスに入る歌唱力の持ち主である。実に歌がうまい。それでいて、愛らしい容姿で「ベルばら」のオスカルなど本当にカッコイイのである。1990年、涼風さんが月組のトップに就任して2年後、ミュージカル「PUCK(パック)」が大ヒットした。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」がベースで、いたずら好きな森の妖精パックを主人公にした物語。この作品、今やミュージカル界の巨匠と言われる脚本・演出家、小池修一郎氏が、なんと涼風さんのために作ったもので、主題歌の「ミッドサマー・イヴ」はユーミンこと松任谷由美が作曲という贅沢なミュージカル。まさにフェアリーな妖精役がぴったりの涼風さんはファンの心をしっかり捉え、それ以降、幾度も再演の声があがるも彼女以外のパックは現れなかった。だがついに、今年2014年9月宝塚大劇場にて、涼風さんと同じ月組トップスター龍真咲さんで「PUCK」の再演が行われた。実に涼風さんが宝塚を退団して21年ぶりである。そんな思い出深い大切なナンバーをこの度披露してくれる。楽しみである。彼女の退団公演の千穐楽に組長が「歌の妖精は、静かに森へ帰っていきます」と贈った言葉が今でも語り継がれている。退団後はご存じのごとく、「エリザベート」や「モーツァルト!」「マリー・アントワネット」など数々のミュージカルの主役を務めファンを魅了してきた。今回はこれら珠玉のナンバーをクラシックからミュージカルまで何でもこなす井村誠貴指揮に、京都フィルハーモニー室内合奏団のフルメンバーの演奏で豪華絢爛のコンサートを繰り広げる。
フェアリーな妖精は様々な森を巡り、いよいよ11月1日、瓜生山の森にやってくる。
そして、師走の初頭を飾るのが「グレゴリオ聖歌&真言宗声明」公演。イタリア、ミラノのシンボルであるミラノ大聖堂の聖歌隊と日本の宗教音楽、声明との共演です。2012年春に真言宗声明団体側からグレゴリオ聖歌との話が持ち上がり、ヨーロッパで伝統を誇る一流のミラノ大聖堂聖歌隊との招聘公演が実現した。聖歌隊は日常的に大聖堂でのミサに参加しているため、非常に限られた期間のみの来日となるので今回は大変貴重な公演と言える。ぜひこの機会を見逃すわけにはいかない。頭上からゆっくり降り注ぐグレゴリオ聖歌の歌声と、地面を這うようにじわじわと持ち上がる声明。この2つの旋律が重なり合うときに不思議な感覚と心地よさを覚える。この東洋と西洋の祈りが融合する崇高なひとときを体感せずにはいられない。春秋座が魂を揺り動かす荘厳な響きに包まれる。
続く12月7日は、太鼓芸能集団「鼓童」公演。坂東玉三郎が芸術監督に就かれてからは、繊細かつ躍動感溢れる演奏にさらに磨きが掛かり、構成・演出面でも飛躍的な成長を遂げている。一年の三分の一を海外公演、あとの三分の一を本拠地佐渡で、残り三分の一を日本全国で公演。その全国ツアーのメインを成す「ワン・アース・ツアー」とは別動隊の交流公演を、この度「春秋座交流公演」として上演する。1部は演奏に加え、様々な楽器やプレイヤーの紹介を行い、よりお客さまと身近に接して太鼓の魅力を伝える。2部は太鼓本来の原点に帰り、「三宅」や「屋台囃子」に加え、「ワン・アース・ツアー」でもめったに演奏されない「LION」という珍しい曲を披露する。岩手県奥州市に伝わる伝統的な獅子踊りを基に鼓童独自のアレンジを加えた、躍動感と生命感に溢れるこの曲は必聴必見です。
舘野 佳嗣
(舞台芸術研究センター プロデューサー)
本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
がございます。
12時/17時開演(開場は開演の30分前)。
上演時間は約3時間10分を予定しております(途中休憩有)。
当日券はございません。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
澤瀉屋所縁の歌舞伎と落語
9月は古典芸能が2公演。まずは「松竹大歌舞伎」で、我らが芸術監督・市川猿之助さんがやってきます。猿之助さんは朗読劇や舞踊公演、伝統芸能チャリティー公演など、四代目を襲名されてからもしばしば春秋座に出演していますが、この度、四代目猿之助として本格歌舞伎の舞台に立つのは初めてなのです。大都市公演の後、地方巡演2コースを巡り、いよいよ残りの西コース縦断で、2年にわたる四代目襲名披露はいよいよ最終です。演目は猿之助十八番の「義経千本桜」。そして、もう1つ楽しみなのが市川中車さんの春秋座初登場です。2年前、新橋演舞場初舞台から持ち役となった「小栗栖の長兵衛」を演じます。この演目は初代市川猿翁、中車さんの曽祖父によって大正9年に初演された、澤瀉屋にとって所縁の深い作品です。さて今回「義経千本桜」で猿之助さんが宙乗りを行うことが決まりました。元来この演目の「川連法眼館の場」通称「四の切」では定番なのですが、この度の西コース21箇所の会館には宙乗り機構がないので、行わない演出に変えてあります。しかしながら、他所の公共ホールとは違い、当劇場は先代の猿之助(現・猿翁)さんが設計・監修した歌舞伎劇場なので、当然その機構を備えております。ましてや、当代猿之助芸術監督の小屋で定番の形で上演できないわけにはいきません。充分に機構の点検を行い、万全を期して当日に臨みます。親の温もりを感じる初音の鼓を得て、狂喜しながら古巣へ帰っていく源九郎狐が、24日、春秋座の宙を舞います。実は、猿之助さんは亀治郎時代、自身の会「瓜生山歌舞伎」での舞踊「松廼羽衣」で1度飛んでいます。ご覧になった方も多いかと思います。元来宙乗りは行われない踊りなのですが、まさに天上へ帰っていく天女を見事に宙乗り演出で見せてくれました。それが2006年7月。今回8年ぶりとなる記念すべき大宙乗りを大いにお楽しみ下さい。
それと今月はもう1つ、落語を行います。「桂米團治 春秋座特別公演」。落語公演としないところに実はこだわりがあります。2部構成で、1部はもちろん上方落語の真髄を口演しますが、2部はオペラと落語を合体させた「おぺらくご」を上演します。落語のみならずクラシックに造詣が深く、特にモーツァルトの生まれ変わりと自認する米團治師匠が、3時間の歌劇「フィガロの結婚」を30分に短縮し、見事にオペラを上方落語に転化させます。今回の特別バージョンでは、京フィルの編成を12名に増やし、オペラ歌手2名も参加します。これほどのこだわりに加え、実は、米團治師匠には澤瀉屋と所縁があり、本公演にも影響を及ぼしています。
先代の猿之助さんが南座で「猿之助のすべて」と題して、「義経千本桜」はもとより「ヤマトタケル」「コックドール」などの名場面を集めた画期的な公演に、なんと米團治師匠が小米朝時代の頃に司会解説役で出演しているのです。1987年9月、今から27年前のこと。その縁に想いを巡らし、今回、先代猿之助さんが設計し、現・四代目が芸術監督を務める春秋座で行うからには、花道、廻り舞台、大臣囲いといった歌舞伎様式にもこだわっていきます。
そもそも歌舞伎と落語は江戸時代に流行った芸能として共通点が多く、実はオペラも東西の文化こそ違えどやはり同時代に栄えた歌舞音曲です。落語×オペラ×歌舞伎様式が合体し、普段の落語会では味わえない一味も二味もちがう“米團治の世界”をとくとご覧いただきたい。
舘野 佳嗣
(舞台芸術研究センター プロデューサー)