明日は…

4月 11日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆さんこんにちは、ツチヤです。
新学期、はじまりましたね!大学内は新入学生の活気が溢れております。
そして、恒例の劇場フロントスタッフの研修も始まっております。

その模様は後日ご紹介することにして…っと。

いよいよ明日!春秋座ホワイエにて18時より、

『騙り。』公演関連トーク
【生きているパゾリーニ】

がございます!!

出演は、『騙り。』構成・演出の川村毅先生、『騙り。』主演の手塚とおるさん、そして「パゾーリニ・ルネサンス」の著者で研究もされている大野裕之さん。

このお三方が、現在も残るパゾリーニの魅力や功績について時間の許す限りお話します。

今回、私が気になっているのは、俳優・手塚とおるさんがこういったトークショーでお話される姿を生で拝見できる事!!手塚さんは、川村毅作品には数多く出演されテレビ・映画でも大変活躍されている方ですが、恥ずかしながら私、なかなか台詞以外のご本人の言葉で手塚さんが語られる姿をみたことがなく、こっそり楽しみにしているのです!

そう感じる方も少なくないのでは??

もちろん、パゾリーニの作品についてのお話もですが。

では皆様、明日春秋座にてお会いしましょうね~

ツチヤ

2012年度日本芸能史 始まりました!

4月 10日, 2012年
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3) 

桜の花も見ごろをむかえた4月9日、2012年度日本芸能史の授業が始まりました。

企画・コーディネーターである本学の田口教授曰く「中世を知らずに日本芸能史は語れない」

というほど、様々な宗教、学問、文芸、芸能、芸道が新しく誕生した時代、「中世」を深く探っていく今年度のテーマはズバリ、「芸能史の中世」です!!

詳細はこちら

今後の授業の指針となる第一回目の本日は、学習院大学名誉教授、文学博士の諏訪春雄先生による講義「総論 中世の精神革命」でした。

諏訪先生ご本人が各地へ足を運び、直接取材された貴重な写真資料を、春秋座の大きなプロジェクターで紹介しながら進んでいく日本芸能史恒例のこの総論は、毎回新しい発見の連続です。

今回も建造物や絵画に用いられる遠近法などの観点から、日本人の宗教観、民族性をあぶりだしていきました。

次回、4月16日は「茶・花・香」村井康彦先生による理論です。

是非一度チェックしてみてください。

なお、授業の資料は次回以降もご希望の受講生の方にお渡ししております。

ニシムラ

立川志の輔 独演会チケットをお求めの皆様!

4月 08日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

立川志の輔ファンの皆様、お待たせいたしました。

明日4月9日(月)10時より、

現在まだ残席のあります「学生&ユース席」「一般」「シニア」チケットをご希望の方に販売いたします!

取り扱いは、京都芸術劇場チケットセンターもしくは京都芸術劇場オンラインチケットストアのみですので、お間違いのないよう…

では、劇場でお待ちしております!

ツチヤ

造形大で始まった!

4月 06日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

制作助手のツカモトです。

新年度ですね。
環境の変化がある方もいらっしゃると思います。
どうぞあせらずのんびり新しい生活をお過ごしくださいませ。
大学では新入生が入学し、とてもにぎやかです。

さて、そんな年度またぎのある週末、
さらには春の嵐で大雨時々晴れ、黒猫兄弟もまどろむ中、
『go-on ~からだの森を行く~』の稽古が造形大で始まりました! 

↑ようやく雨あがりのんびりする猫達。

一週間前に関連企画を終えたばかりですが、
本当に疲れを感じさせず、色々な課題に取り組む
ダンサーのみなさん。さすがです!

夜遅くまで続いた稽古の終盤。

みんなが覗き込んでいるのはなんでしょう?
それは本番でのお楽しみです。

はやいもので公演まであと一ヶ月ほど。
こんな豪華で多くのダンサーの競演はなかなかありません。
3ステージありますが、舞台上に舞台をつくっての公演なので
毎回可能な入場者数が限られています。
お早めのご予約をオススメします!

そして引き続き、go-on特設サイト・facebook等にも
稽古場日記アップしております。

あわせてよろしくお願いします。

ツカモト

新年度に当たって

4月 01日, 2012年
カテゴリー : プロデューサー目線 

 京都芸術劇場(春秋座・studio21)は、舞台芸術全般の実践的教育・研究の場として、大学内に設置された本格的劇場として、差し当たり日本では他に例のない組織です。その実践的運営に当たっているのが「舞台芸術研究センター」で、文科省の助成を受けて企画の立案・実現をしている「研究系」と、大学の補助でそれを行っている「社会・普及系」との二本立てで、プログラムを策定しています。ここでは主として「研究系」の目指す所を幾つか具体的に上げておきましょう。
 我々の研究的舞台上演が目指す大きな目標の一つは、「越境する伝統」という標語で要約される物です。能・狂言に始まる日本の伝統演劇の諸ジャンルに加えて、アジア諸国等の伝統芸能の優れた物を招聘して、舞台芸術に置ける「伝統」や「古典」の意味を問い直す企画は、毎年行われていますし、昨年度について言えば、観世銕之丞師一門と野村万作・萬斎師一門の『葵上』と『末広かり』が、金梅子(キム・メジャ)先生の、まさに「越境する伝統」と呼ぶにふさわしい舞台とワークショップと拮抗するという経験をする事が出来ました。 今年度は、日本列島の芸能の一極をなす「琉球組踊」を、人間国宝の宮城能鳳氏、西江喜春氏によって上演します。また、春秋座の生みの親でありながら、長い闘病生活を強いられて来た芸術監督の市川猿之助師も、6月には市川亀治郎氏に名跡を譲られる運びとなっていますから、ようやく大歌舞伎の舞台にも接する事が出来るでしょう。
 しかし、我々の活動が、評価の定まった古典芸能に限られている訳では、もちろんありません。大学の舞台芸術学科の学科長である川村毅氏は、1980年代小劇場運動の旗手でありましたし、今年も昨年に続き、イタリアの鬼才で悲劇的な死を遂げたパゾリーニの作品『騙り』に挑みます【4月28日(土) 14:00/18:00開演】。またコンテンポラリー・ダンスは、本学の教授陣に、現代を代表するダンサー=振付家を擁していますから、その一人である伊藤キム氏の構想・振付による『からだの森を行く』【5月12日(土) 14:00/19:00 13日(日) 14:00開演】という集団パフォーマンスで、2012年度の幕開けとします。
 7月には、一昨年来、本学大学院長である浅田彰氏の提案をもとに、『マラルメ・プロジェクト―21世紀のヴァーチュアル・シアターのために』という、言わば「ワーク・イン・プログレス」の方法で、19世紀末の詩人で、20世紀芸術のあらゆる分野に強度に貫かれたメッセージを発信し続けているステファヌ・マラルメの作品から舞台を作っています。坂本龍一氏の音楽、高谷史郎氏の映像、白井剛、寺田みさこ両氏のダンスに、浅田彰氏と渡邊の朗読が加わるという形で、昨年は『《イジチュール》の夜』を立ち上げました。今年は、それを更に深化させて、『エロディアード-舞台』『半獣神の午後』のダンス・ヴァージョンを加えた舞台を作る予定です【7月22日(日)】。

渡邊守章
(舞台芸術研究センター所長・演出家)

2011年度、最後のブログ。

3月 31日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ 

皆さんコンニチハ。ツチヤです。
2011年度も今日で最後…明日から2012新年度がやってきます。
皆様、2011度も京都芸術劇場・舞台芸術研究センターに格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
2010年度よりスタートしましたこのブログも、ようやく2年目となります。
今後も、京都芸術劇場の公演をより楽しんでいただき、劇場にお越し頂けるよう、私たちなりの目線で皆様に紹介していけたらと思っております。また、舞台芸術研究センターに親しんでいただけるよう日々の様子なども徒然なるままにご紹介していきます。

もし、ご意見ご感想などありましたら…

劇場にお越しの際、スタッフにお申し出ください。
大変アナログな方法で、すみません。

それでは最後に、今月のホワイトデーにセンターの素敵な男性陣より、センターの素敵な女性陣に贈られた、素敵なプレゼントの画像で今日はお別れです。
明日からも宜しくお願いいたします!

ツチヤ

「月の影」出演者をご紹介 パート2☆

3月 30日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
最近、舞台芸術研究センターでは席替えをしました。上田は新しい席に移動し、まだ慣れていませんが心機一転、がんばりたいと思います!

さて、以前にオペラ「月の影」の出演者を紹介させていただきましたが、源氏物語を基に作られたオペラなので登場人物が多い…
前回ご紹介できなかった出演者を今回はご紹介させていただきます。

六条御息所役に船元泰子さん、桐壺と紫上役に三河紀子さんが出演されます。
このお二人は2009年に上演した「月の影」アンサンブルコロス(宮中の女房)で出演。今回の春秋座公演では、初日にアンサンブルコロスをされ、27日には物語で重要な役の六条御息所と紫上で舞台に立たれます。

船元泰子さん(26日:アンサンブルコロス(宮中の女房)/27日:六条御息所)


三河紀子さん(26日:アンサンブルコロス(宮中の女房)/27日:桐壺・紫上)

源氏物語の作者・紫式部を演じられるのは、竹内直紀さんと廣澤敦子さん。
注目なのは、26日に出演される竹内さんは女形に挑まれます。
このオペラの作曲者の尾上先生は、「紫式部は女の人だけれども、これ(月の影)は男でも女でもない方がいい、と思い一度、女形でやろう。」とおっしゃっています。
内面は、女性で、声はテナーでされるということで、今から女形を仕込んでいくところだそうです(笑)
廣澤さんは、ウィーンやオーストリアの留学先で詩の解釈や朗読法などを学ばれ、長年、独唱やリサイタルをされてキャリアを積まれています。そんな廣澤さんに尾上先生は「(紫式部を)おまかせして安心」と太鼓判を押されています。

竹内直紀さん(26日:紫式部)


廣澤敦子さん(27日:紫式部)

全てに気配りができ、女らしく聡明で、何事にも動揺しない優れた女性・藤壺。
尾上先生が絶賛する藤壺の役には、小濱妙美さんと上野洋子さんを配役されました。
小濱妙美さんは、ドイツのオペラ劇場の専属歌手として活躍。2006年のニューヨーク・カーネギーホールでリサイタルをされた時は、会場総立ちの大喝采を浴びるなど様々な大舞台に立たれています。「小濱さんにはどうしても藤壺を演じて欲しい!」と尾上先生が熱望され実現しました。
上野洋子さんはウィーン国立オペラ座の専属合唱団で活躍。欧州の様々な公演に出演されています。愛くるしく、カーンと鳴るソプラノで尾上先生もどのような藤壺になるのか、とても期待されています。


小濱妙美さん(26日【特別出演】:藤壺)


上野洋子さん(27日:藤壺)

出演者全員をご紹介できなくてすみません…(T_T)
でもこのブログが「月の影」を観るにあたり参考になれば幸いです。

また、春秋座HPでは、最新のニュースレターをご覧頂けます。
あんな情報やこんな情報などいろいろ掲載しています!(^o^)

ぜひぜひ、併せてチェックしてみてくださいませ~

上田

組踊 お二人の人間国宝。

3月 29日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちは。
最近、遠回りして白川疎水沿いを通って通勤している川原です。
お目当ては、そう、桜! ここの桜並木は本当に美しく、現在蕾がパンパンで、
数日後の開花が待ち遠しいです。

さて、今週発売となりました「琉球王朝の華 組踊 春秋座公演」。

昨年、日本芸能史にご登場いただきました、宮城能鳳先生と西江喜春先生が再び春秋座の舞台に立ちます。今回はこのお二人について簡単にご紹介したいと思います。

まず、宮城能鳳さん。組踊女方の第一人者で、美しく、品があって、それでいて内に秘めた強さを感じさせる、まさに舞台の華です。

先日、国立劇場おきなわで行われた西江喜春さんの人間国宝認定記念公演で
『手水の縁』の玉津を演じていましたが、その初々しさ、健気さといったら!恋一筋に生きる少女がそこにいました。春秋座公演では、一転、当たり役といわれる『女物狂』の母を演じます。わが子を失い失意のうちに気がふれる母親、そして訪れる再会の場面。楽しみです。

そして、西江喜春さん。歌・三線奏者で、昨年人間国宝に認定されました。

飴色と称される艶のあるのびやかな歌声をぜひ春秋座で体験ください。
なお、60歳をすぎてから声がでるようになったとご本人はおっしゃっていました・・・

西江さんは6月9日(土)の公演だけでなく、5/14(月)関連レクチャーにも登場されます。

なお、このお二人が参加された「組踊」CDが販売されており、以下のAmazonのサイトで視聴もできます。

Amazonサイト

公演当日は字幕がつきますので、ご安心ください。

川原

若者よ、急ぎたまえ。

3月 24日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

みなさんこんにちは。
5月19、20日開催【志の輔独演会】の制作助手・ツチヤです。
現在、劇場チケットセンターでは【志の輔独演会】の「一般」「シニア」チケットが販売予定枚数に達し、ご予約いただけません。

ご希望いただいた皆様、申し訳ありません…

しかし、今日は耳寄りなお知らせがございます!
 

4月9日(月)より、

現在まだ残数のあります「学生&ユース席」のチケットを「一般」「シニア」チケットをご希望の方に販売いたします!

どの位ご用意できるのか、前日までの「学生&ユース席」のご予約数によりますのでわかりませんが…

ということは…

学生さん、もしくは25歳以下の皆さん。

とくに5/19、20【志の輔独演会】に行こう思っていてまだご予約、購入いただいていない皆さん。

4月9日(月)以降は完売が予想されますので、お急ぎください!

 

ツチヤ

島田歌穂さんとプロモーションに行ってきました。

3月 23日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
卒業・入学シーズンです。
造形大学も18日に卒業式を終えまして、他の学校も20日の祝日に卒業式多かったようです。そして今度の土日卒業式というところも多いのではないでしょうか?

さて、先日もお伝えしましたが、19日に島田歌穂さんがプロモーションのため京都にやってきました。そのご報告です。

まずは京都新聞社で取材。昨日まで東京公演でお疲れのところ来ていただきました。ありがとうございます!
私、京都新聞社内の奥まで行ったの初めてですが、昭和の匂いがして趣のある建物です。

京都新聞社での取材の後は、春秋座へ移動です。
KBS京都さんによる収録です。京bizSの「8ミニッツ」に出演します。

収録開始直前の様子。
アナウンサーの竹内さん共々にこやかな現場でした。
収録の模様は3月30日(金)21:25~22:25【再放送は4月1日(日)15:55~16:55】のいずれかの時間帯で放送されます。ご注目下さい!

テレビの収録のあとは、劇場から取材。今回のコンサートのこと、生い立ちのことなどお話いただきました。近日中にホームページにUPいたしますので、ご期待下さい。

さて、最後は以前にもお伝えいたしましたFM京都でのラジオ生出演!
「KYOTO AIR LOUNGE」DJ:林智美さん

本番前の緊張感・・・。
実は島田歌穂さん、1年ほど前にも別番組ですがFM京都にご出演されていまして、お久しぶりです、という感じでスタートしました。
京都やお近くにお住まいの方々、聞かれましたか?
出演の前後には島田歌穂さんと島健さんご夫婦が奏でる曲がかかって、とってもいい雰囲気で生出演が終了しました!

この後も前出のテレビ・新聞等の各媒体で島田歌穂さんが出てまいりますので、要チェックしてください!

大嶋

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