情報デザイン学科

インタビュー

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2019年3月4日  インタビュー

【情デの放課後】教えて、先輩!第2回: 磯本朱里さん

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大学の春休みって2ヶ月ぐらいあるんですね。

こんにちは、ビジュアルコミュニケーションデザインコース1年の柴田真衣です。

 

さて、【情デの放課後】第2回。本日の放課後は、我々と同じTsutaeのメンバーでもある、

イラストレーションコース2年生の磯本朱里(いそもとあかり)先輩とお話しました。

 

磯本先輩は、【Redfish】というブランドを立ち上げ、

イラストレーターとして活躍されています。また、ファッションブランドや

雑誌とのコラボや個展の開催など幅広く活動していらっしゃいます。

 

今回は、わたし自身も気になる作品やお仕事のことから大学生活のことまで

色々と教えていただきました!

isomoto_2【磯本 朱里(いそもと あかり)】

京都市立紫野高校卒業後、

京都造形芸術大学 情報デザイン学科 イラストレーションコースに所属。

 

 

【Redfishの由来】

 

Tsutae(以降、T):Redfishの名前の由来って何ですか?

 

磯本先輩:Redfishって赤い魚やんか。私もともと魚しか描いてなかってん。

 

T:え!?そうなんですか!

 

磯:それで、『魚を描くアーティストになる!』と思って、

大学1年の時に、”さかな”って名前で活動してたけど、さかなクンと名前が似てるから、

さかなチャンって呼ばれるようになって、「ん?なんかちょっと違うぞ」と思ってん。

それで、本名が磯本朱里(いそもとあかり)やから、あかりのさかなであかさかな、

赤いさかな、redfish!

 

T:おぉ〜〜!!

 

磯:けど、今だに仲のいい友達からは、さかなチャンって呼ばれる(笑)

 

 

isomoto_3【お客さんの話】

 

磯:高校3年の終わり頃、初めて展示したんやけど、

その時お客さんと呼べる人はあまりいなくて、通りすがりの人が、

「何してんの?」って観に来てくれるぐらいやった。

けどこの半年ぐらいは「インスタ見てきました!」って言ってくれる人がいて。

1年前までは、私はどこにでもいるような人やったのに、自分の絵を見にきてくれたり、

自分のグッズが欲しいって言ってくれたりする人がいるっていうのが

不思議でなんともならんのよ。

 

T:先輩のライブペイントの撮影に参加させてもらった時に、

お客様との関わりかたですごいな〜って思ったことがあって、すぐに声をかけたり、

近づいていったり、距離が近いなって!

 

磯:うちに会いにきてくれる人とかが増えてきて、すごく嬉しくって!(笑)

絵の活動を通して、人と繋がることができるっていうのが楽しいかな〜!

 

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【作品についてのお話】

 

T:作品を作っていく時に色はどうやって選んでいますか?

 

磯:色、色なぁ〜、もともと服がすごい好きで。

例えば朝起きて服選ぶ時に、トップスが紫だから靴下は黄色で差し色にしようとか。

作品も服選びとおんなじ感覚で、組み合わせとかを自分なりに選んでやっているかな。

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T:今と昔では色の変化はありますか?

 

磯:色は、お仕事とともに変化していってる。これが初期の作品やねんけど…

(携帯を取り出し、インスタから過去の作品を見せていただく)

これあんまりピンク使ってないねん。カラフルが好きで原色が多くて。

それから「SPINNS」のお仕事をして、ピンクがどんどんでてきたって感じ。

「SPINNS」でよく服を買う中高生ってピンク好きやから、そんなターゲットに合わせて

色を変化させていった感じ。たまたまそれを好いてくれて、

「SPINNS」の時からのお客さんが多いからピンクの作品が好きですって

言ってくれる人もいるし、お仕事が影響してるなぁ。

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T:普段の生活とかも影響ってありますか?

 

磯:差し色とかまとまりっていうのは、やっぱり大学に入ってから合評とかでだいぶ意識していった。

『カラフルすぎるね。』『まとまりがないね。』って言われて気づかされた。

とことんカラフルな作品の時期とまとまりを意識した時期の間に、「ちゃんみな」さんのお仕事があって、

こういうpvみたいなのを作ってんけど…

 

(実際の動画を見せていただく)

 

事前に相手のことを調べる時にちゃんみなさんってかっこいい人やから、まとまりは必要だと。

私のイラストではちょっと違うかな?このお仕事をするにはまとまりが必要やなって思って、

大学の合評とかの講評で言われた、“まとまり”を意識して、お仕事ができた。

 

T:なるほど〜!!

 

磯:やから、自分の絵柄とか、お仕事、こうやって活動できているのはやっぱり京造の何気ない合評、

課題での先生の言葉とかがどこかにいきてきてるのかもしれない。

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T:先輩の絵は特徴的な絵柄ですが、これだ!って決まった時はいつですか?

 

磯:実は最近それを振り返る機会があって、東日本大震災や熊本地震などの震災の義援金のお仕事の内容が

自分の一番影響を受けた絵本を提供するっていうものやった。

それで、自分あまり本読まんし何選ぼうって思ってんけど、『あっ、バーバパパや!』って思い出して。

バーバパパをずっと真似て描いてたんが、いまの絵柄になってるって気付いた。

だから、絵柄が確立したのは高3の終わりくらいなんやけど、絵柄の起源は実はバーバパパなんです。(笑)

 


よく、『絵が確立しないんですよ。』『どうしていましたか?』って聞かれて、自分もそれで悩んでいたから。

ほんまに『ハっ!』ていう時に『これっ!』って、好きなものを追求してったら絶対いつか描ける。

まあ、絶対に絵柄が確立しないといけないかって言うとそうでもなくて、

やっぱり人それぞれにあった絵柄があるから、全然自分のタッチで表現できればいいと思う。

自分は好きなものを追求していったら、自分だけのオリジナルのキャラクターが生まれたって感じ。

びっくりしたもん!『あっ!あっ!』ってなって(笑)

 

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T:高校生のころからお仕事してるときいたのですが、

いずれお仕事したいと思っている子達に何かアドバイスをお願いします!


 

磯:”現役芸大生“っていうのをいかしまくってやって行くことは大事!

 

T:学生アピールですか?

 

磯:うん、そんな感じ。現役っていうのは今しかないし、今こうしていられるのに誇りを持ってやっている。

自分は、好きなものだったり昔好きやったものだったりも振り返りながら、かつ時代に合わせながら、

この仕事をやってる。色々やり過ぎて『大変そう。』『大丈夫?』とか言われたり、まあ体調崩したりするけど(笑)

基本楽しくって、自分の好きなことだけをやっている感じ。今しかできないことをしてる。

 

T:『ヤングナフェスも学生だからできた、今しかできないことですよね。

 

磯:お仕事はそういうことが多い。例えば、京造のオープンキャンパスのフライヤーとか今しかできないし、

『ヤングナフェス』も自分もヤングやったからできたこと。『OPA』も京都に住んでいるからこそできたお仕事。

自分の周りの年齢とか環境とか…今しかできないことをやるのは大切!

 

T:あかり先輩を見ていて、自分自身が気に入っているとか楽しいと思って活動してはるんはいいなぁって

思っていて、先輩と普段喋ったりするときとか、伝わってくるんですよ!楽しそうやなぁって、生き方が。

 

磯:やっぱり今、自分が『京造楽しいぞ!』って思わな仕事ももらえへんし、

学生ということに誇りを持たないと出来なくて。あとはやりたいこと、こういう仕事がしたい!っていう夢は

どんどん人に話すのがいいと思う。チャンスが降ってくる!

 

 

磯本先輩、ありがとうございました!

『好きなことを追求・今やれることをやる』。高校生、大学生にも参考になるお話だったんではないでしょうか。

何事もチャレンジする事が大切だと話を聞いていて思いました。勉強になります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

※追記

磯本先輩がロゴ制作を行なったNHKのイベント、「ヤングナフェス2018」の詳細はこちらから!(https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/458

 

 

【Tsutae 取材班】

柴田 真衣(ビジュアルコミュニケーションデザインコース1年生、京都府立西城陽高等学校 出身)

高橋 和奏(ビジュアルコミュニケーションデザインコース1年生、京都府立桂高等学校 出身)

菅沼 穂乃花(ビジュアルコミュニケーションデザインコース1年生、小松市立高校 出身)

五条 ゆり(ビジュアルコミュニケーションデザインコース1年生、大手前高松高等学校 出身)

 

 

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2019年2月17日  インタビュー

【卒業展】2018年コース特別賞・ゲスト特別賞・同窓会特別賞 受賞者コメント

 

こんにちは、情報デザイン学科です。

早いもので、卒業展もいよいよ本日で最終日となってしまいました。

 

早速ですが、コース特別賞、ゲスト特別賞(平川健司特別賞、増田セバスチャン特別賞)、同窓会特別賞の

受賞者コメントをお届けいたします!

 

 

記載情報は以下の通りです。

氏名 | コース|作品タイトルメディア | 展示場所

 

【コース特別賞】

鈴木 茉弓(すずき まゆみ)|情報デザインコース|A領域

「mind composition」グラフィックデザイン|創々館 SO1F

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鈴木

【コメント】

自分が好きだと思える作品が賞を頂けてとても嬉しいです。1回生の頃から息抜きでノートに絵を描き続けていました。最初は誰に見せるわけでもなく自分のためのものでした。それを友人や先生に見せたときに、楽しんで描いたものが他の人にも受け入れてもらえると感じたことで、落書きをしていた時の色鉛筆で自由な感覚を保ちながら制作に向かいました。これは気持ちいい、これは違う。という自分の軸が出来たこと、学生のうちに思い切り好きなことができて良かったです。今後は誰かのために描く人になっていきたいです。 

 

 

【コース特別賞】

明治 緋奈子(めいじ ひなこ)|情報デザインコース|A領域

「Die Verwandlung」映像|智勇館 BR4F

明治

明治

【コメント】

受賞を聞いた時、私は常に人に活かされてるな、と思える瞬間でした。私の4年間は、敵わない人たちに囲まれて、自分がいかに何もないかを気づかされた日々でした。そんな自分がグレーゴル・ザムザと重なって、この作品を作りました。作品の質感、雰囲気など自分の描く世界観を具体化するために、たくさんの人が携わってくれました。絶対に一人では完成しなかった作品です。撮影中は、今まで味わったことのないくらい楽しい時間でした。言葉にはできません。だから、最初から最後まで見て頂けると嬉しいです。今後は、そんな人たちに、少しでも恩返しできるような場を作って、もっともっとスケールの大きなことをしていきたいです。

 

 

【コース特別賞・平川健司特別賞】

伊藤 瑞希(いとう みづき)|情報デザインコース|B領域

「てんじってなんだってんじ?」映像、インスタレーション智勇館 BR3F

伊藤

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【コメント】

この度はコース特別賞、平川健司特別賞を受賞させていただきまして、とても驚いております。私はエンターテインというテーマのもと、触るためにデザインされた点字に焦点を当てた制作を行いました。点字図書館様へのインタビューなどのリサーチの中で、盲目の方は後天的盲目の方が多く、そのため点字の普及率は非常に低いものになっていると知りました。私自身、普段生活している中で、点字を何気なく見てはいるものの、その存在をきちんと学ぶことはありませんでした。私たち、目の見える人たちにも、もっと点字を知ってもらいたい、そんな点字を学ぶきっかけとなる作品を作りたいと思いました。
点字に見立てた30個の半球に、馴染みのあるモチーフをポップなアニメーションでマッピングし50音すべてのアニメーションを制作しました。「自分の名前はどうやって書くんだろう?」と少しでも多くの方に思っていただけたら幸いです。
エンターテインという領域で学び、今回の卒業制作を経て、今後もデザインで誰かをふふっとさせるような作品を作りたいと思います。

 

【コース特別賞・増田セバスチャン特別賞】

遠藤 真裕子(えんどう まゆこ)|イラストレーションコース|D領域

「mark=311」映像、立体、インスタレーション智勇館 BR1F

遠藤

遠藤

【コメント】

賞をいただけて、とても嬉しかったです。正直何度も心が潰れて、展示するまで不安と恐怖でいっぱいでしたが、家族をはじめ、友人、先生が環境を作ってくれたおかげで作品が完成して、少しでも多くの人が私の作品に注目し私の作品に注目し評価して頂けたことはとても幸せです。

この作品は、自分で跡にする行為を行うということ。私の感情の上書きです。

制作期間はほぼ丸1年。2018年の3月11日に黙祷を終えた後すぐに始めました。

そして本当に自分のために制作しました。2011年の3月11日、私は被災し、家族、友人、町、全てを津波によって跡にされました。今までの私はこのことをただ悲しい思い出としていましたが、それだけではないということをずっと感じていました。それが「跡にされた悔しさ、怒り」だったと、記憶を整理していくうちに気づきました。乗り越えたいと思いました。

鑑賞者の方には、ただ私の感情をぶつけているので、伝えたいことは特にありません。好きに解釈して頂きたいです。

2011年、宮城にいて中学生だった私は、京都に来て芸大生になって、今年度からは東京に就職します。もし、気持ちがもう一段階登れたら、この作品を新しいかたちにさせてあげたいなと思います。

 

 

【同窓会特別賞】

木村 菜穂子(きむら なほこ)|情報デザインコース|C領域「ご当地のおみやげ」プロダクト|智勇館 BR4F

木村

木村

【コメント】
就職活動の関係で、制作期間が短くなってしまったこともあり賞の事は念頭にもなかったので、受賞と聞いた時は本当にびっくりしました。4年生の集大成として、最後まで諦めず頑張って良かったと思います。

私が、東京に旅行した時に買ったお土産が大阪、更にネットに売っているのを見たときに、現在のお土産の価値ってなんだろう?と思ったのがきっかけです。そこから、お土産品としては成り立たない、すごくローカルなものこそ現代のお土産として相応しいのではないかと考え、その地域の人しか使わない、「指定ごみ袋」をトートバックとしてリメイクし、ご当地のお土産品として制作しました。一見、価値が無さそうなものでも視点を変えれば、また違う価値が生まれるということを頭のすみっこにおいて、見ていただければ嬉しいです。

 

 

【同窓会特別賞】

渡邉 早貴(わたなべ さき)|イラストレーションコース|D領域「思い出せない数々」

インスタレーション、イラストレーション、映像|智勇館 BR1F

渡辺

渡邉

【コメント】

この度は賞を頂き大変ありがたく思います。
私は、とにかく考えることが好きで、いつも答えの出そうにないものがぐるぐる頭の中を回っています。でも何を考えていたのかと言うと複雑すぎてまだ整理出来ていなくて自分の作品について答えは出ません。
自分の作品に正直に向き合いたくて、正直になろうとすればするほど、必ず過去の経験が浮かんで、その一つ一つに感じるもの、意味について追求してしまいます。いつだって頭の中は、本当に?の言葉でいっぱいです。
また実際手を動かして創ると、考えていたことと全く違うものを創り出してしまったり、あれやこれやと別のものに手を出してしまう自分がいます。
だから私の作品は頭の中で順序立てて考えた思考と感覚的に創ってしまう、この二つの矛盾で揺れています。
しかし頭の中で並べた文章だけでは本当に創りたいものは表現できないことも、この制作を通して気づけた様に思います。
作品のコンセプトは私でもよく分かっていません。けれど理解するにはまだまだ時間がかかりそうです。
これからも沢山の時間をかけてこの作品(自分自身)と向き合って制作を続けていきたいです。

 

 

受賞者のみなさん、おめでとうございます!

本日最終日の卒業展は18時まで開催しておりますので、ぜひご来場お待ちしております。

 

 

スタッフ ウコン

////////////

京都造形芸術大学 卒業展/大学院 修了展

日程:2/9(土)〜2/17(日)

時間:10:00〜18:00

場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス

詳しくはこちらから→

2/16(土)2/17(日)同時開催!オープンキャンパス

詳しくはこちらから→

 

 

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2019年2月15日  インタビュー

【卒業展】2018年度 優秀賞 受賞者コメント

 

こんにちは、情報デザイン学科です。卒業展も残るは後3日となりました。

本日は優秀賞を受賞した学生のコメントをご紹介します!

 

記載情報は以下の通りです。

氏名 | コース|作品タイトルメディア | 展示場所

 

【優秀賞】

岡田 摩耶(おかだ まや)|情報デザインコース「Jugendgedenken」ミクストメディア|

智勇館BR2F

 

岡田

岡田

【コメント】

「情報デザイン」という枠の中で、私の作品はどこに位置付けられるのか。私自身、特にそれについて意識していませんでしたが、今回ひとつの評価として賞をいただけたことを大変嬉しく思います。
この作品は、ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」という小説が題材になっています。一匹の蛾の崩壊によって、少年の心に生まれた「消滅の美」をテーマに、粒子で描いた蝶を、未定着のまま存在させる、という手法で表現しました。
昨年の春の段階で、「粒子を未定着のまま存在させる」表現に方向性をしぼり、夏頃にヘッセの小説と作品との関係性をみつけだし、秋以降は技術と展示のディテールの作業に打ち込んでいました。一年を費やして添い遂げた作品です。
制作の経緯としては「簡単に崩れてしまうグラフィック」をつくりたいと思い、粒子という素材に着目し、以前から触っていたシルクスクリーンで実験を始めたのがきっかけです。この粒子を扱った刹那的な表現の延長に、ヘッセの小説の世界観を重ね、今回の作品がうまれました。
私の作品と、ヘッセの小説との間に共通する、言葉では言い表わせられないなにかを共有できればと思います。
今後は粒子をより彫刻的な表現につなげた作品をつくってみたいです。

 

 

【優秀賞】

鈴木 光(すずき ひかり)|情報デザインコース「NEW DOMAIN RE:SIGNAGE」ミクストメディア|人間館NA4F

 

鈴木光

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【コメント】

優秀賞を頂けて嬉しいです。
それよりも母さんが賞をもらったことに喜んでいるので、そっちの方が嬉しいです。
今回の提案は、一見、看板をただ再構築したように見えますが、コンセプトに書いてあるとおり土地問題が大きな軸になっています。僕が大学の4年間を通して感じたことはデザインやアートも常に経済と近いところにあり、個人の影響力が弱い現状にあるということでした。
初めに新宿の町並みや大阪の町並みを見て歩き、代理店が所有していない領土を探すところからはじめました。そこで見つけたのが置き看板や袖看板といった個人が所有している土地でした。母数も多く複雑で多様な看板は、企業が扱うには小さく個人にしか扱えないと考え、今回の提案に至りました。
今回の展示では、映像や施工、空間演出など学科の学科の領域を超えた事を多くやっています。これは僕が4年間を通して感じた領域を横断する考えを大事にしてきた結果だと考えています。入学してからすぐ情報デザインでは表現できることに限界があると感じていて、その先は個人でやっていかなくてはいけないと考え動いてきました。
今後も与えられたモノだけではなく自ら動いて学んでいこうと考えています。

 

 

【優秀賞】

田口 郁実(たぐち いくみ)|イラストレーションコース「islands」リソグラフ|智勇館BR1F

田口

田口

【コメント】

賞を頂けてとても驚きました。卒制では自分の好きなこと、やりたい事を存分にできたので、とても嬉しいです。

この作品を作ろうとしたきっかけは一年前くらいに昔の博物図譜に載っている植物や異国の人々の図を見てとても衝撃を受け、現実のものを描いているのにそうは思えないような独特な雰囲気がとても新鮮でこんな絵を描きたいなと思ったことです。

そして私は私の頭の中にあるいくつかの孤島を探検していくように絵描こうと思いislandsというタイトルを付けました。

自分の手で新しい不思議な世界を描くことはとても自由で気持ちが良かったです。リソグラフで作品を作ろうと決めたことは、昔から版画や印刷物がとても大好きで、リソグラフは機械で印刷するけど原理は孔版画なので、そこがとてもしっくりきたからです。

作品やzineは東京のhand saw pressというリソスタジオに10日間寝泊まりしながら全て自分で刷りました。

とても大変だったけど、インクの組み合わせや版の作り方を考えたり、自分で刷ることがとても面白く、楽しんで制作しました。

リソグラフの面白さや、私の描く不思議な世界を楽しんでほしいです。

 

 

 

優秀賞のみなさん、本当におめでとうございます!

まだご覧になっていない方は、ぜひ会場まで足をお運びください。

 

////////////

京都造形芸術大学 卒業展/大学院 修了展

日程:2/9(土)〜2/17(日)

時間:10:00〜18:00

場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス

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スタッフ:ウコン

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2019年2月13日  インタビュー

【卒業展】2018年度 学長賞 受賞者コメント

 

卒業展5日目となりました本日は、見事学長賞を受賞した、角田 麻有(かくだ まゆ)さんのコメントをご紹介します!

 

記載情報は以下の通りです。

氏名 | コース|作品タイトル | 展示場所

 

【学長賞】

角田 麻有(かくだ まゆ)|イラストレーションコース|
new pop illustration  | 展示場所_智勇館1Fエントランス

 

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【コメント】

学長賞と発表された時これまでにないくらい鳥肌が立って、心臓がざわざわしました。まさか学長賞が取れると思っていなかったのでとても嬉しいです。私は自分にはイラストしかないと思って生きてきたので、卒制では迷うことなく沢山絵を描くことに決めました。一方で、私には何を作るにもその理由ばかり考える所があり、4年間で感覚的にいいもの、面白いと思えるものを描くことの難しさ、それができる人の強さを思い知っていたので、今年一年はそのことに向き合い、自分の感覚を引き出して楽しく描くことを大事にしました。この作品一つ一つにはコンセプトは存在しません。皆さんにはこれが好き!というイラストを見つけてもらったり自分だけの楽しみ方をしてもらいたいです。今回私は自分のためにこの作品に取り組みましたが、そのときの「楽しい」という感覚を見る人にも感じてもらえればと思います。私の「楽しい」「描きたい」「気持ちいい」が詰まったこの卒制のような少し自分勝手な作品に取り組める機会は社会に出たらそうないと思います。でも私は4年間やってきたようにこれからもイラストを描き続けて、自分の感覚をずっと記録していきたいと思います。

角田 麻有

 

角田

これまで4年間たくさんのイラストを描き続けてきたことで、さまざまな気づきを得た角田さん。

展示空間は角田さん自身が素直に楽しい、面白いと思いながら描いたと言うのが納得の、賑やかな絵が溢れています。

ぜひあなたのお気に入りの1点を見つけに、智勇館まで足をお運びください!

 

角田さん、おめでとうございます!

 

 

////////////

 

京都造形芸術大学 卒業展/大学院 修了展

日程:2/9(土)〜2/17(日)

時間:10:00〜18:00

場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス

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2/16(土)2/17(日)同時開催!オープンキャンパス

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2018年12月4日  インタビュー

【情デの放課後】教えて、先輩!第1回: 隈井 美歩さん

 

 

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こんにちは!イラストレーションコース1回生の小島大樹です。みなさん元気に過ごしていますか?

 

今回からスタートする【情デの放課後】。

情デの在学生にインタビューしたり、制作中の学生を取材したり、

ちょっと肩の力を抜いた楽しい企画をつくっていきます。

 

本日の放課後は、ビジュアルコミュニケーションコース二回生の

隈井 美歩(くまい みほ)さんとお話をして来ましたよ〜!

 

隈井さんは先日【Japan Six Sheet Award 2018】というコンペティションの

一般公募部門で金賞を受賞されました。一般企業のクリエイターも応募している中で金賞というのは、

本当にすごいことだと思います。今回は受賞作品のことから、普段の制作、

プライベートなことまで、皆さんにお届けしたいと思います!

 

 

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【隈井 美歩(くまい みほ)】

私立同志社高等学校卒業後、

京都造形芸術大学 情報デザイン学科 ビジュアルコミュニケーションデザインコースに所属。

 

 

 

 

Japan Six Sheet Award 2018 金賞受賞について】

 

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中山(以降、中):作品の制作で意識したことはありますか?

 

隈井さん(以降、隈):今回はノンアルコールビールの広告のデザインをさせてもらったんですけど、

街でよく見るビールの広告は同じようなものばっかりだな、と思って。

具体的にいうと、ビールが美味しそうに流れている映像だとか写真だとか。

そういう見たことがあるようなものではなくて、

自分なりの新しいノンアルコールビールの広告を作るように意識していました。

 

隈井さんの作品見させてもらったんですけど、背景の色が水色だったじゃないですか。

あれはなんで水色にしたんですか?個人的に気になって。

 

実はあの水色は昼間の青空を表しているんですよ。ノンアルコールビールなら

働いている人でも昼間からお酒を楽しめるよってメッセージが込められてるんです。

 

取材班一同:へ〜

 

小島(以降、小):テーマをノンアルコールビールにするというのは自分で決めたんですか?

 

そうだね。自分で決めた。最初は紅茶花伝をテーマに考えていたんだけど、なかなか上手くいかなくて。

で、ノンアルコールビールでやってみたら結構上手くいって(笑)。

 

それで取れちゃったと(笑)。

 

取れちゃったね〜(笑)。

 

 

【隈井さんのこれまで】

 

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:高校生の頃から広告がしたかったんですか?

 

:広告に興味があったとかではないんですよ。最近友達に同じようなこと聞かれたけど、

その時も答えられなかったな(笑)。デザインに興味があったことはあったけど、

広告関係に進みたいとかは思ってなかったし。最初は空間デザイン学科と情報デザイン学科、

どっちにしようか迷ってたぐらいだしね。情報デザイン学科で過ごしていくうちに

だんだん広告に興味が出てきたって感じかな。

 

:じゃあ、今は広告がやりたいって感じですか?

 

:ん〜、一応。広告がやりたいってよりかは、おもしろいと思えるものがやりたい。

今それに一番近いのが広告だから、広告に興味があるって感じ。

 

取材班一同:うぉ〜。

 

:「うぉ〜」じゃないよ(笑)。

 

:この大学に入学した理由はなんですか?

 

:京造は学校案内のパンフレットがおしゃれじゃないですか。学生がデザインしてるやつ。

それを見てポジティブというか、すごく明るい大学なんだなと思って。

雰囲気に惹かれてここに決めました。高校の時は芸術系に進む用意はしてなくて、

高校2年生の冬くらいに「芸大行こう」って決めました。それから画塾に通い始めたりしましたね。

今は、京造に来て良かったって思ってるよ。

 

:この学科にしたのは?

 

:初めてオープンキャンパスに来た時に話した情報デザイン学科の人がすっごい親切で。

多分イケメンだったのかな(笑)。イケメンで、高身長で、優しくて、

しかもすっごいやる気に満ち溢れてて、キラキラしてて、話し方もすごく良い感じで・・・。

 

:完璧じゃないですか。

 

:別にその人が好きだったとかじゃないんだけどね(笑)。

こんな風になれるんなら、情報デザイン学科、いいなぁ〜って思った。それが理由かな。

 

 

【隈井さんのあれこれ。】

 

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:趣味はありますか?

 

:展覧会に行くことですね。芸大生がこれを趣味って言っていいかわからないけど。

 

:最近行った展覧会を教えてもらえますか?

:【竹尾ペーパーショウ】(※注)ってわかる?製紙会社の「竹尾」って会社が

いろんなデザイナーとコラボして新しい紙を作って展示するっていうものなんだけど、

それが梅田のグランフロントで開催されてたんですよ。

それには10人くらいデザイナーが作品を出していたんだけ

ど、その中にこの大学の原田先生がいたんですよ。だから、その方の作品を見ようと思って行きました。

すごく面白かったです。あ、あと人と一緒に夕ご飯を食べるのが好きです。

 

:好きなデザイナーはいますか?

 

:絶対聞かれると思ってた(笑)。いないんですよね。周りの人は好きなデザイナーがいたりとか、

デザイン業界にすごく詳しいとか、そんな人ばっかりで。私は全然勉強不足で、

この人が好きとかはまだないかな・・・。

 

:でも高校生とかはそれ聞いたら嬉しい人いると思いますよ。自分もそうなんですけど、

好きなデザイナーとかがいなきゃいけないと思ってる人、結構多いと思いますし。

 

:話は変わるんですけど、制作とか作業をするときに、決まってここでやる場所ってありますか?

 

:放課後の智勇館(情報デザイン学科が使用する施設)とか、行きつけの喫茶店があるからいつもそこでやってる。

 

取材班一同:ヘぇ〜

 

:ずっとコーヒー苦手だったけど、作業するようになったからかよくカフェラテとか飲むようになった。

あと最近ハマってるのは、ジブリの映画音楽を聞くこと。これ作業中に流すとめっちゃ集中できる。

 

:ヘぇ〜、試してみよ。

 

(※注: 竹尾ペーパーショウとは)

株式会社竹尾が主催する展覧会。日本国内外の紙関連業界において唯一かつ最大規模の展覧会として

紙文化の発展に貢献してきた。48回目となる今年のテーマは「precision / 精度」。

様々なクリエイターともコラボをしており、京都造形芸術大学

空間演出デザイン学科客員教授の原田祐馬さんも作品を出品している。

 

 

【最後に!!高校生たちにメッセージ!】

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:高校生に言いたいことは、やりたいことはやったほうがいい、ということですね。

私は同志社高校出身なんだけど、ほとんどの人はそのまま同志社大学に進学するんですよ。

私はそれを蹴ってこの大学に来たので、高校の時は、すごく異質な目で見られたり、

何しに高校きたんだよ、みたいな冷たいことを言われたりもしました。

でも今となっては同級生から「充実してんな」って褒められたりして。

この大学に来てよかったなと思っています。だから、私は世間や周りの目なんて気にしないで、

自分の興味のある道に進むべきだと思っています。

 

 

さて、今回のインタビュー記事、いかがだったでしょうか?

我々にはもちろん、芸術の道に進もうとしている高校生の皆さんにとっても

参考になるお話であったのではないかと思います。僕も話を聞いていてすごく楽しかったです。

これから情報デザイン学科の先輩たちをどんどん紹介していきたいと思うので、

みなさん楽しみにしていてくださいねー!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

 

 

【Tsutae 取材班】

 

鬼川 いおり(ビジュアルコミュニケーションデザインコース2回生 大阪府立枚方高等学校 出身)

高橋 和奏(ビジュアルコミュニケーションコース1回生 京都府立桂高等学校 出身)

中山 阿美(イラストレーションコース1回生 大阪府立春日丘高等学校 出身)

小島 大樹(イラストレーションコース1回生 新潟県立高田北城高校 出身)

 

 

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京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。