イベント
2018年12月22日 イベント
こんにちは。キャラクターデザイン学科副手の山崎です。
現在、京都造形芸術大学アートプロデュース学科の学生が運営するARTZONEにてグラフィックデザイン応用の授業を受講している学生によるグラフィック写真展「Melty」が開催されております。
「とける」をテーマとした本展は11人の学生が感じたメルティな瞬間をグラフィックに閉じ込めた写真展となっております。
↑搬入の様子。
↑「とける」をテーマとした学生の作品
学生たちはテーマに沿って想像を膨らませながらそれぞれの「とける」を表現すると同時に、どのように展示するのかといった展示全体の流れについて考えました。その中で展示に関わる役割分担を行い、それぞれの得意なことを生かしながら展示を形にしていきました。
作品をつくる中で学ぶ「デザイン」と展示に必要なフライヤーなどの「デザイン」。
展覧会を形にしていくことで様々なデザインに触れ、それぞれが「ものづくり」や「ことづくり」に対しての今後の課題も発見できる貴重な機会となりました。
展覧会中の受付は作品をつくった学生が中心となって行います。
つくったものを「伝える」ということで見てくださった方から直接、感想を頂けました。
学生にとって、作品を通して様々な方と出会えることで、ものづくりに対して新たに自信がついたのではないかと思います。来てくださった方と学生との会話の中で、テーマである「とける」からの想像が膨らむ瞬間もまた「Melty」展の面白さだと感じました。
学生それぞれの「とける」の表現を是非、ご覧ください。
展覧会名:Melty
会 期:2018年12月8日(土)-2018年12月24日(月)
時 間:平日13:00-20:00/土日祝12:30-20:00
会 場:ARTZONE
住 所:京都府京都市中京区河原町三条下ル一筋目東入ル 大黒町 44 VOXビル1・2F
入 場 料:無料
主 催:京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科
協 力:京都造形芸術大学アートプロデュース学科ARTZONE
出展作家:西垣真穂(私立滝川第二高等学校出身)、宇敷光(長野県立長野高等学校出身)、南美帆(私立済美高等学校出身)、奥野真生(私立樟蔭高等学校出身)、磯田駿(県立香住高等学校出身)、渡邊りこ(私立長野清泉女学院高等学校出身)、藤田望美(大阪府立芦間高等学校出身)、浅井夏実、岩本渚(私立浜松開誠館高等学校出身)、井戸響子(私立神戸山手女子高等学校出身)、FARHAN PURWANTO MARULITUA
(キャラクターデザイン学科)
スタッフ:高想、船瀬翔一郎、山本晋也(アートプロデュース学科)
展覧会詳細は下記URLよりご覧ください。
http://artzone.jp/?p=3533
2018年12月15日 イベント
こんにちは!キャラクターデザイン学科副手のモリイワです。
12/11(火)-12/21(金)の期間中、京都造形芸術大学内のカフェ横スペースにて行われている『Arts and Apes』展にキャラデの学生が関わりました。
この展示は、文明哲学研究所・マンガ学科・情報デザイン学科・キャラクターデザイン学科が連携してできあがった大型類人猿の絵画作品展です。
出品作家がチンパンジー・ゴリラ・オランウータン・ボノボ、といった類人猿ばかりの珍しい展示となっています。
それぞれの作品の印象的な一部分を切り取った大きなタペストリー。光を透かしながら風に揺られる様子がとてもきれいです。
プロジェクションマッピングを利用し、小さな子どもたちまで展示を楽しんでもらえるような工夫がされている場所もあります。
こちらのプロジェクションマッピング制作に本学科3回生CGゼミ所属の田中 優河くん(和歌山県立粉河高等学校出身)、的場 悠矢くん(石川県立大聖寺高等学校出身)が関わりました。
投影されている映像内にはこんな仕掛けも。
本学の学長である尾池和夫先生のデフォルメキャラクターが走ってきて……
手を振りました!
見ていて思わずにっこりしてしまいます。
こちらのアニメーション制作には本学科3回生アニメーションゼミ所属の池田 桃子さん(福岡大学附属若葉高等学校出身)、上畑 真悠さん(西舞鶴高等学校出身)、川口 華さん(大阪府立河南高等学校出身)、傘 美里亜さん(京都芸術高等学校出身)、進藤 早月さん(秋田県立秋田高等学校出身)、薗田 みなみさん(静岡県立浜松湖南高等学校出身)、中嶋 亜夏留さん(京都府立西城陽高等学校出身)、廣瀬 瑠璃子さん(神戸松蔭高等学校出身)が関わっています。
また、デフォルメキャラクターの原案は本学科3回生グラフィックデザインゼミ所属の井戸 響子さん(神戸山手女子高等学校出身)が担当し、キャラクターのデザインはアニメーション制作のほうにも関わっている上畑さんが行いました。
他にも可愛らしい動きを数パターン見せてくれるので、ぜひ実際に展示会場でご覧になってみてください!
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『Arts and Apes 』
芸術とは何か。人間とは何か。-ヒト以外のヒト科の作品展(詳細はこちら)
会期:12月11日(火)~21日(金) 10:00-18:00(最終日15:00まで)
場所:京都造形芸術大学 人間館エントランスラウンジ
出品作家:アイ、サラ、パン、ポポ、パル、クロエ、ロイ、ジャンバ、ツバキ、ミズキ、
ミサキ、イロハ(以上チンパンジー)、カンジ、パンバニーシャ(以上ボノボ)、
ココ(ゴリラ)、モリー(オランウータン)
主催:京都造形芸術大学文明哲学研究所、京都造形芸術大学
共催:キャラクターデザイン学科(展示企画・演出)
マンガ学科(ポスターデザイン・展示装飾)
情報デザイン学科(展示協力)
公益財団法人日本モンキーセンター
京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院
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2018年10月31日 イベント
こんにちは。キャラクターデザイン学科の副手、山崎です。
10月26日、大学内の展示ホール「ギャルリ・オーブ」にて4年生が就職活動を振り返りながら3年生にアドバイスを行う「内定者パーティー」が行われました。
3年生は「あれも聞きたい!」「これも聞いてみたい!」とメモ帳とペンを持ち、自分の興味のある領域の先輩のもとへ。
「ポートフォリオづくりに、こだわったところを教えてください!」
「先輩がその会社を選んだ理由を教えてください!」
と積極的に先輩に話しかける3年生。
内定者パーティーという場で今の自分の考え方や疑問を整理しながら、先輩と会話することが、今の3年生にとって、すでに社会に出ていく意識に繋がっているのだと感じました。
自分の就職活動が人の活動の支えになるのかと、つい熱が入る4年生。
3年生の積極的な質問に対して身振り手振りで熱心に答えていました。
パーティーで用意されたご飯を食べながら、楽しそうに就活の話をする学生もいました。
ゆるやかに、就職について語り合うことで、就職に対しての不安や悩みが「チャレンジしていこう」というポジティブな思いに変わっている様子が学生の表情から伝わってきました。
先輩の作品をみて、後輩がその技術に憧れ学んでいく、「作品を通しての先輩後輩の関係」がありながらも、先輩の活動を参考に後輩が自身の道を切り開く「活動を通しての先輩後輩の関係」も生まれているのだと3年生も4年生も互いに気づくことのできる時間でした。
2018年8月29日 イベント
こんにちは。キャラクターデザイン学科の村上です。
前回に引き続き、台湾漫画博覧会の報告です。
今度は学生の取り組みについてピックアップしてみたいと思います。
まずは「似顔絵」。そっくりにスケッチするだけでは面白くもなんともないので、
せっかく日本人が描くなら、デフォルメをして「キャラクター化する」という形の方が台湾人にとっても
価値を感じてもらえるのではないかということで、
みんなそれぞれに作風を変えたり形を崩すなどのチャレンジをして、
お客様に満足していただける工夫をしていました。
ブースで呼び込みをする大瀬妃羅さん(三重県立昴学園高等学校)。
似顔絵に集中する稲森雅さん(大阪府立和泉高等学校出身)。真剣です。
似顔絵の合間に、デジタルでのライブペイントを実演する細川柚依さん(京都府立北嵯峨高等学校出身)。
佇まいがサマになっています。
そして、ステージを使ってのイベント。
ここでは、イラストレーターの祭典「LIMITS」のオマージュイベントとして、くじを引いてお題を決め、
制限時間内に即興でイラストを作成するという形式で行いました。
今回はキャラクターデザイン学科とマンガ学科とのバトルとして展開させました。
大勢の観客の前でイラストを描くことは初めて。ステージに上がって司会進行をするのも初めて。
もちろん外国人に自分たちの作品をジャッジしてもらうのも初めて。
そんな初めて尽くしの状況下で緊張しながらも彼らは試行錯誤をし、
少しでもステージを盛り上げようと一生懸命でした。
ステージのリハーサル風景。
音楽を入れるタイミングなど事細かに現場のエンジニアに指示を出すリーダーの深瀧颯君(北海道札幌あすかぜ高等学校出身)。
リハーサル中の中井涼さん(石川県立金沢辰巳丘高等学校出身)。と細川さん。緊張状態の中でも笑顔が保てるのは大したものです。
司会進行の谷藤若菜(大阪府立香里丘高等学校出身)さん、礒川和正君(大阪府立摂津高等学校出身)、そして通訳担当の円山君。
黄色い声援を受けてやる気になる礒川君。
少しその気になる礒川君。
燃え尽きた礒川君。
ステージイベントは2回実施されました。1回目では「緊張しすぎてワケが分からなかった」と言う司会の谷藤さん。
しかし反省と改善、緊張の克服をして挑んだ2回目では「楽しくて時間を忘れた。もっとしゃべりたかった」と語っていました。
こういう学生の成長をダイレクトに目の当たりにすると、遠くまでやってきた価値を感じることができます。
ペイントバトルの末に、キャラクターデザイン学科の作品とマンガ学科の作品のどちらが良いかを
観客たちの拍手の大きさでジャッジをするのですが、勝敗の判定は所詮オマケであり、
その拍手から学生たちが何を感じ取るかが重要。
きっと日本では味わえない特別なことをたくさん習得できたことでしょう。
終わり。
2018年8月27日 イベント
こんにちは。キャラクターデザイン学科の村上です。
8月16日から台湾で開催されていた台湾漫画博覧会に、本学キャラクターデザイン学科とマンガ学科、
そして台湾実践大学の共同でのブース出展をしてきました。
移動や設営を含め8月14日から21日までの8日間という長旅でした。
出国前の一同。
台湾漫画博覧会とは、毎年夏に台北市で開催される、マンガ・アニメ・ゲーム等サブカルチャーの祭典で、
60万人を集客する世界最大規模のイベントとなっています。
このイベントに出展するのもかれこれ3回目。
学生の作品を教室の中だけでフィードバックするのではなく、
文化の異なる国へ行って実際に展示、販売までを行うことで視野を広げ、
更に新しい表現に挑戦しようという意欲向上につなげることを目的としています。
今回参加したのは、キャラクターデザイン学科からは
プロデュースゼミ3年生の深瀧颯君(北海道札幌あすかぜ高等学校出身)、円山正大君。
ゲームゼミ2年生の中井涼さん(石川県立金沢辰巳丘高等学校出身)。
グラフィックゼミ2年生の細川柚依さん(京都府立北嵯峨高等学校出身)。
アニメーションゼミ2年生の礒川和正君(大阪府立摂津高等学校出身)、稲森雅さん(大阪府立和泉高等学校出身)、
大瀬妃羅さん(三重県立昴学園高等学校)、谷藤若菜(大阪府立香里丘高等学校出身)さん。
催しとしては、学生作品の物販の他、すっかり恒例行事となった似顔絵、ステージを使用してのライブペイントとなります。
ジャパニーズ・ニガオエはフランスのJapan Expoでも大盛況でしたが、もちろん台湾でも同じです。
単にそっくりに描くだけではなくデフォルメするという付加価値に喜びを感じていただけたようです。
また、協定校である台湾実践大学のブースも設け、実践大学の作品紹介を行いつつ我々の通訳としても活躍してくれました。
キャラクターデザイン学科、マンガ学科、実践大学での合同の記念写真。結構な大所帯です。
さて、アニメーション映画「ミライの未来」が台湾でも公開されるということで、細田守監督も来場されていました。
憧れの監督から映画の制作秘話を聞くことができてみんな興奮していました。
各種メディアの取材対応で超過密スケジュールの中特別にお時間をいただき、アニメ制作を志す本学の学生たちと一緒に記念撮影をしてくださいました。
細田監督ありがとうございました!
台湾的珍道中其弐へつづく!
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