2013年11月
2013年11月21日 ニュース
京都造形芸術大学歴史遺産学科 公開講座のお知らせです。
このブログでも、授業の様子とともに進む修復の進捗状況をお伝えしてきました。
今回は「仏像保存修復体験講座-舞鶴市の如来仏を例としてー」というテーマで、ブログではお伝えしきれなかったことや、ブログの最終更新(10月4日)後の進捗状況などをご報告いたします。
また報告会終了後、仏像補野損修復体験として、実際の仏像を用いての調書取り、仏像に使われている金箔、漆の顕微鏡観察、金箔を貼る体験を実施します。
ぜひ文化財保存修復の世界を体験してみてください。
講座の詳細は下記の通りです。
開催日時:2013年12月7日(土)13時00分~16時00分(12時30分受付開始)
2013年11月20日 ニュース
2013年11月15日 ニュース
こんにちは。歴史遺産学科の副手Yです。
さてさて、このブログをご覧になっている皆様に嬉しいお知らせです。
10月29日(火)にギャルリオーブにて2013年度前期末卒業式が行われました。
歴史遺産学科からも、2名が立派に卒業してゆきました。
今回は、そんな2013年度前期末卒業式の様子を少しだけですがご紹介します。
学長からの祝辞。
卒業証書授与。
そして「卒業おめでとう!」と、理事長からの力強い祝辞。
さらに、理事長が1人ずつ握手してまわりました。
ふと懐かしくなった、近くに寄ったついで、話を聞いてほしい、などなど…
今年度前期末の卒業生に限らず、事務陣は卒業生が訪ねてくれるのを待っています。
便りがないのは元気な証拠とは言いますが、たまには顔を見せてくれたら嬉しいなと改めて思いました。
2013年11月12日 授業風景
こんにちは。歴史遺産学科の副手Yです。
いよいよ11月になりました。
近頃、インフルエンザが流行の兆しを見せているそうです。
みなさんも、うがい手洗いはもちろん、マスクなどで予防を御心掛けください。
さて、11月1日(金)に、1回生が千秋堂(お茶室)の掃除を行いました。
金曜日は1回生の必修授業「歴史遺産学概論」がありますのが、千秋堂の維持管理(掃除)もその授業の一環です。
千秋堂は、1960年に京都市内の旧三和銀行支店ビル4階に建てられ、接待などに使われていた茶道裏千家の第14代家元淡々斎氏が考案した茶室「颯々庵」が、ビル建て替えに伴い、京都造形芸術大キャンパスに移設されたものです。
歴史遺産学科では、各学年・コース毎に掃除担当の月が決まっており、日本の伝統文化を学ぶため、こうして年に1度授業として掃除を行っています。
今年度の1回生はコースが1コースのため、学籍番号で半分に分け、今回は学籍番号が前半の学生だけで掃除を行いました。
まずは仲先生から千秋堂の説明。
全員ちゃんと正座をして聞いています。
説明が終わって、いざ掃除!
今回は千秋堂の外側を重点的に掃除しました。
白砂の上で掃いても取りきれない松葉は手で拾いました。
みんなで一生懸命掃除したので、あっという間に終了しました。
今回は掃除だけでしたが、3・4回生になると、掃除の後には実際にお茶をたてて作法も学びます。
次回の千秋堂掃除は来月の予定です。
1回生の学籍番号が後半の学生による掃除となりますが、今月よりも冷える時期なので、気合を入れて頑張って欲しいと思います。
2013年11月1日 授業風景
こんにちは。歴史遺産学科の副手Yです。
今回は、文化財保存修復論Ⅱの授業をご紹介します。
この授業は、『文化財の保存修復についての基礎知識』をテーマとしており、日本における文化財保存修復の在り方や特徴について、所有者・行政・修理工房・研究機関等との関わり等、特別講師も交えて講義する授業です。
授業が5回目となった10月25日(金)には、特別講師として狭川真一先生にお越しいただきました。
講義内容は『世界遺産奈良町の歴史と世界遺産への道のり』。
奈良の伝統的建造物の形式や元興寺の世界遺産指定、奈良町の街並みについてなどについて講義していただきました。
まずは狭川先生を学生に紹介。
さっそく授業開始。
歴史的なものから現代の話まで、幅広く、興味深い内容の講義でした。
学生はとっても真剣に聞き入っていました。
この授業では、特別講師として他の先生にも講義をして頂く予定です。
乞うご期待!
コース・分野を選択してください
京都芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科23コース、通信教育部4学科14コース、大学院、認可保育園こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。
各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。