文化財保存修復・歴史遺産コース

千秋堂の維持管理

こんにちは。歴史遺産学科の副手Yです。

いよいよ11月になりました。

近頃、インフルエンザが流行の兆しを見せているそうです。

みなさんも、うがい手洗いはもちろん、マスクなどで予防を御心掛けください。

 

さて、11月1日(金)に、1回生が千秋堂(お茶室)の掃除を行いました。

金曜日は1回生の必修授業「歴史遺産学概論」がありますのが、千秋堂の維持管理(掃除)もその授業の一環です。

千秋堂は、1960年に京都市内の旧三和銀行支店ビル4階に建てられ、接待などに使われていた茶道裏千家の第14代家元淡々斎氏が考案した茶室「颯々庵」が、ビル建て替えに伴い、京都造形芸術大キャンパスに移設されたものです。

歴史遺産学科では、各学年・コース毎に掃除担当の月が決まっており、日本の伝統文化を学ぶため、こうして年に1度授業として掃除を行っています。

今年度の1回生はコースが1コースのため、学籍番号で半分に分け、今回は学籍番号が前半の学生だけで掃除を行いました。

 

まずは仲先生から千秋堂の説明。

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全員ちゃんと正座をして聞いています。

 

説明が終わって、いざ掃除!

 

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今回は千秋堂の外側を重点的に掃除しました。

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白砂の上で掃いても取りきれない松葉は手で拾いました。

 

 

みんなで一生懸命掃除したので、あっという間に終了しました。

 

今回は掃除だけでしたが、3・4回生になると、掃除の後には実際にお茶をたてて作法も学びます。

次回の千秋堂掃除は来月の予定です。

1回生の学籍番号が後半の学生による掃除となりますが、今月よりも冷える時期なので、気合を入れて頑張って欲しいと思います。

 

 

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