2015年10月
2015年10月29日 イベント
【講師急病により、日程が変更となりました。11/4(水)→12/2(水)へ変更となります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。】
11月4日12月2日(水)3講時の文芸論Ⅲ(担当:村松美賀子先生)で
4コマエッセイスト、ブロガーのヒビノケイコさんの特別講義を開講します。
文芸論Ⅲはインディペンデント・メディア(独立したメディア、もしくは媒体)についての授業です。
インディペンデント・メディアの背景と現状、新たな媒体の数々を紹介しながら、
いかに制作し、発信するかをしめしていきます。
ヒビノさんは現在、高知県嶺北地方に住んでおられます。
「田舎には仕事がない」と言われているなか、
それなら「自分で仕事をつくろう」とカフェ、ネットショップを起業。
また田舎暮らしや子育てのことを漫画日記にしてブログで発信し、
その日記をまとめた本の出版もされてきました。
新しい時代に必要な視点を地方から発信しつづけるヒビノさんから
「『表現と仕事』の新しいかたち」をテーマにお話をしていただきます。
他学科学生も聴講可能ですので
ぜひみなさん、お越し下さい。
【文芸論Ⅲ 特別講義】
自己メディアで半年間1000冊完売「リトルプレスを自力で作って売るには?
『表現と仕事』の新しいかたち
日時|12月2日(水)3講時(13:10〜14:30)
場所|人間館4階 NA413教室
講師|ヒビノケイコ
※申込不要、他学科学生聴講可
ヒビノケイコ プロフィール
4コマエッセイスト、ブロガー。京都精華大学芸術学部卒。
9年前京都から高知の山奥に移住。自然派菓子工房ぽっちり堂ネット店起業。
山カフェをオープンし家庭×仕事×地域を大切に経営。山奥の人気店に。
2014年~作家活動に専念。
ブログ作家活動と講座で新しい時代に必要な視点を地域の中から発信中。
ブログ「ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする」はこちらから。
(スタッフ・鈴木真美)
2015年10月27日 イベント
今週末「はならぁと2015」にて
卒業生の山脇益美さん、宿久理花子さんが始めたグループ「月齢会」が
詩のイベントを行います。
今回は詩の朗読会とワークショップの2つのイベントを行うそうです。
詩の朗読会には山脇さん、宿久さんのほか卒業生の遠藤祐太さん、
在校生の船戸実結さん、中山顕さん、そして詩の授業でおなじみの山猫さんも参加されます。
ぜひぜひみなさん、お越し下さい!
はならぁと2015
■絶景 in 奈良「この町にひそむ詩のかけらを見つけよう!」
日時|10月31日(土)14:00〜16:00
場所|八木札の辻エリア一帯(集合はJR畝傍駅)
料金|500円(飲み物・詩誌『絶景』付き)
定員|5名、要予約
→詳細はこちらから
■絶景 in 奈良「朗読会 」
日時|11月1日(日)14:00〜15:00
場所|八木春日神社(八木札の辻エリア)
料金|無料
<朗読するひと>
山脇益美/山猫/蒼井坂じゅーり/船戸実結/遠藤祐太/中山顕
→詳細はこちらから
(スタッフ・鈴木真美)
2015年10月26日 日常風景
10月24日、御所にあるグラウンドで、
学科対抗ソフトボール大会が開催されました。
参加チームは5チーム。文芸表現学科はアートプロデュース学科との合同チームで出場しました。
朝の9時より開会式があり、総あたりで試合を行ないます。
第1戦目は情報デザイン学科、キャラクターデザイン学科、映画学科、美術工芸学科、歴史遺産学科の混合チームと対戦。みんなの打線も好調で、7-1で勝利しました!
つづく2戦目は教職員チームと対戦です!
ぜったいに負けたくないという気持ちで学生たちは臨みましたが、
ソフトボール経験者たちの守備が冴え、こちらも4−0で勝利しました!
2連勝のあとは、おひるごはん。
学科のスタッフで、差し入れのお弁当をつくりました。
おひるのあとは、各自練習。
副手の鈴木さんは、水野さん(文芸3回生)よりキャッチボールの特訓を受けます!
第3試合はマンガ学科、舞台芸術学科、プロダクトデザイン学科の混合チームと対戦。
最終戦の空間演出デザイン学科にも勝利し、まさかの全勝優勝を果たしました!!
アートプロデュース学科とは、おなじ研究室を共有していますが、
これを機に交流も深まった様子で、よかったです。
野球部が発足したとの噂もあります(笑)。
来年もがんばりましょう〜。
(スタッフ・竹内里実)
2015年10月22日 授業風景
10月1日、制作基礎Ⅱの授業で京都市美術館にて行われている「マグリット展」へ行きました。
なんでもこのマグリット展、京都では実に44年ぶりの開催になるそうで、
何も知らなかった私は危うく絶好のチャンスを逃すところでした。
はじめにアートプロデュース学科の卒業生で京都市美術館学芸員の中原星登さんが、
鑑賞のマナーを教えてくださいました。
はじめての私にはすごく衝撃だったのですが、美術展ではボールペンの使用は禁止されているとのこと。
絵を傷つけないためだそうで、美術展での当たり前を知れてひとつ大人になった気分です。
写真左が京都市美術館学芸員の中原星登さん。
いざ美術館内へ。薄暗い館内は少しも音を立ててはいけないような緊張感が走ります。
様々な種類の額縁に入った絵画と、発表年代や作品名が書かれたキャプションが規則正しく並んでいます。
順路に沿って、キャプション、絵画という順番に並べられているおかげで、
私たち観覧者はより深くその作品を楽しむことができます。
時系列に沿って作品が展示されているのですが、
入って真っ先に見る絵は1920年で一番の古株、今から95年も前の作品です。
私にはそのことがなかなか上手く飲み込めずにいました。
95年という年月は、何もかも風化しているイメージでした。しかし目の前にはそれを覆す鮮やかな色。
マグリットが何度も油絵具を塗り重ねた跡も見えます。
もっと近くで見たい! と思っても足元の柵のガードは固かった。
何度も足をぶつけてしまいました。
約1時間半という短い時間でしたが、すべて見終わる頃にはクタクタになっていました。
それくらい美術展というものは根気のいるものなのか、もしくはマグリットがそうさせるのか。
ネットでも絵画を見られる時代に、あえて美術展に足を運ぶ老夫婦、
若いカップル、大きなピアスの穴があいた厳ついお兄さん。
美術展はみんなで心を合わせて、あの画面越しでは到底伝わらない緊張感を味わう、
とても素晴らしい場所なのだと思いました。
文・牧野佐耶(文芸表現学科1年)
2015年10月16日 授業風景
本日は「編集論Ⅲ」の授業をレポートします。
「編集論Ⅲ」は京阪神エルマガジン社で書籍や別冊ムックの編集を担当し
入社以来、数々の「京都本」を編集されてきた村瀬彩子先生の授業です。
編集の現場で大切な基本や、京都という都市の魅力や京都ブランドを学びながら
未来の「京都本」の可能性について考えます。
今回はゲストで、ライターの天野準子さんがお越しくださいました!
写真左が村瀬先生、右が天野さん。
天野さんは以前は京阪神エルマガジン社で『SAVVY』などの編集を担当し、
現在は京都を中心にライターのお仕事をされています。
いろんな地方に取材に行ったことはありますが、
やはり「京都」という地での取材は特殊だと話す天野さん。
京都生まれ京都育ちという生粋の京都人である天野さんでも知らなかった
取材をするうえでの京都ならではのルールというものがあるそうです。
例えば京都のごはん屋さんでの取材の場合、味だけに着目してはならないそうです。
その料理が盛りつけられている器や、かかっている掛け軸や内装にも着目し
それを褒めることが礼儀だとか。
取材先の情報だけではなく、お茶のお作法や着物のこと、器の知識など
勉強していかなければ、相手にされないこともあるそうです。
学生たちも京都ならではのルールに驚いていました。
事前に勉強しなければならないことも多く、大変ではありますが
そういった知識を身につけることで、自分を高めていくだけではなく
更に京都の魅力や京都という土地ならではの文化が見えてくる。
知れば知るほど「京都」という地での取材はおもしろいと
天野さんも村瀬先生も話されていました。
私も天野さんと同じ生粋の京都人ではありますが
今回のお話を聞いて自分の知らなかった京都、そして新たな京都の魅力を感じました。
学生たちも「京都」でライターをするということや、
取材をするうえでの心得や知識を聞けて
刺激をたくさんもらったのではないでしょうか。
天野さん、ありがとうございました!
(スタッフ・鈴木真美)
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