2016年11月
2016年11月26日 ニュース
こども芸術学科卒業生の井上亜美さんが「ULTRA AWARD2016」で最優秀賞を受賞しました!!
井上さん、おめでとうございます!!
井上さんはこども芸術学科を卒業後、東京芸術大学大学院・映像研究科へ進学。
大学院卒業後は「HAPS」東山・アーティスツ・プレイメント・サービスを利用し、京都で制作を行っています。
また、アーティストとして活動している卒業生として、オープンキャンパスや2年生の授業に来ていただき、
高校生や学部生にたくさんお話をしていただきました。
井上さんを詳しく知る先生にお話を伺うと、井上さんは学部の頃から、制作室をはじめ、
他学科の先生にもアドバイスをもらいに行ったりして、大学を活用し尽くすほど頑張ってたとの事。
きっと、大学院進学後そして現在に至るまで、その姿勢を絶やさず制作してこれらたんだと思います。
井上さん、本当におめでとうございます!!
井上さんの作品が見られる「NEW ORGANICS」は明日まで。
お時間がある方は是非、京都造形芸術大学瓜生山キャンパスの「智勇館」までお越しください!
猟銃を構えた井上さんの巨大ポスターが出迎えてくれます!
大塚(副手)
2016年11月19日 イベント
こども芸術学科Aゼミでは、毎月1回、京都市東山区にある障がい者就労支援施設「なづな学園」で利用者のみなさんと一緒にワークショップをしています。
そんなワークショップで利用者さんと作ったアート作品と、A ゼミ3回生6名の作品も同時に今週末なづな学園周辺の地域で屋外展示します。
お近くにお立ち寄りの際はぜひお越しください!!
11月19日(土)、20日(日)の2日間です。
10時から16時30分まで
なづな学園
カフェなづな
こちらで、クイズラリーの用紙を受け取り、路地の作品を見に行ってください!
先着100名に素敵な景品を差し上げます。
これは、ワークショップの時の利用者さん達の作品です。神様をテーマに制作しました。
ここから今年の展示風景をいくつかお知らせします。上は、岡本陶房さんのショーケースをおかりしました。
こちらは、市川屋珈琲さんの店先です。
コンビニの側面の壁にも展示。展示後は自転車をとめていませんでした。作品のパワーですね。
まちかどミュージアムの看板です。
ここから学生の参加作品を紹介です。石田さんの絵画ですね。このように街中では足をとめて鑑賞している雰囲気がとても素敵でした。
大塚さんの絵画。町家の中に作品がある雰囲気もいいですね。
是常さんのインスタレーションでしょうか、絵画とも言えますね。丁寧に時間をかけて設置していました。
長谷川さんの、オブジェ。体験型の作品です。
カフェなづなのテーブルに、窪さんの作品。
店舗前に、平田さんのオブジェ。
街中で出会う展覧会参加は今年で2年目ですが、利用者さん達の作品とそこにAゼミ3回生の作品もあってとても雰囲気のよい展覧会になりました。
美術館やギャラリーとは異なる良さは、実際に歩いて見てみるとよくわかります。
天候にも左右される野外展でしたので、初日は雨に降られて作品を出したり、引っ込めたり大変でした。2日目は怪しい空を見つつ、何とか雨にも降られないで無事展示を終えることが出来ました。短い時間の展示ですが、その分凝縮したものでした。このような現場での経験の中で、学生もいろいろ学ぶことがあったと思います。とてもいい機会になりました。
(こども芸術学科教員/村山)
2016年11月14日 ニュース
2016年11月7日 ニュース
1回生による、植物ドローイング展を、京都府立植物園にて開催中!
[植物園北山門入口]
11月6日(日)の朝、植物園の北山門に集合して、各自が園内をフィールドワークし、お気に入りのポイントを探します。そのポイントにてスケッチ・ドローイングを行ないます。少し霧雨が降る中、なかなか太陽さんが顔を出してくれなくて寒い中活動を開始しました。
丁度この日は、ものづくり市が開催されていて200以上のお店が園内各所に出店していてにぎやかでした。こだわりのお店も多くいい雰囲気でした。
園内は、秋の花が咲き、紅葉もはじまり色とりどりです。
さて、散策しながら描きたいポイントを探し描きはじめました。
描く素材は、鉛筆、ペン、水彩絵具など各自が選びます。
身近な自然である植物の素晴らしさに出会い、感じ得て、見て描く行為から大きな世界への広がりを意識し、自己と対象に真摯向き合い、それぞれが表現につなげていきました。
描いている紙の方は、実は事前に大学にて各家にある日本茶(煎茶、番茶など)を持ち寄り、自分でお茶を入れて、画用紙に刷毛などで塗ったりたらしたり思い思いに日本茶の自然紙をつくりました。
自然の色彩ですので、いい風合いです。ここに描いていくと言うわけです。染みやにじみも美しいです。
ちらほら色づいていますね。まだこれからと言う感じです。
植物園では様々イベントや催し物があり、こちらはミニガーデニングのコンテストの展示がありました。
こちらは、様々な菊の展示。
自然を介したワークショップも多くあり、子どもが多かったです。
植物園は、かなり広くて見所満載で充実しています。緑も多いので、森の中を歩くような場所もありますので、おすすめです。
制作も進んだようです。でもかなり寒かったので、皆寒さと闘いながら集中力を高めて行きました。
一日晴れ間がなかったのですが、15時位からやっと太陽さんが顔を出してくれました。暖かいですね、太陽は。
皆、寒い中よく集中して制作が出来たと思います。それぞれの良さがちゃんと出ていましたので、展示が楽しみです。
設置作業のころには、辺りも暗くなり小さな電灯の中協力して展示しました。テキパキといいチームワークでした。
朝から一日お疲れ様でした。外の気温を思いっきり感じて、室内に入った時の暖の有り難さや、太陽の暖かみも感じた一日だったのではないでしょうか。
身近な植物の魅力を感じていただける、展示になっていると思います。また、展示場所は半野外ですので風や光が差し込んで来て、作品との相性もバッチリなので、お近くにお寄りの際は是非見ていただけると嬉しいです。
初日、朝方の展示風景。
植物ドローイング展
2016年11月7日(月)から11月13日(日)最終日16時まで
主催:京都造形芸術大学こども芸術学科
協力:京都府立植物園
展示場所:植物園の北山門に併設するコンサートホールに向かう通路。植物園から展示場所に行くには、植物園から一度園外に出るため、展示観覧ご希望の方は、門で半券の裏側に再入園可のスタンプを押していただければ、その日は出入り自由になります。
京都府立植物園
京都市左京区下鴨半木町
植物園入園時間:午前9時から午後4時 (午後5時閉園)
JR京都駅(近鉄「京都駅」、阪急「烏丸駅」)から京都市営地下鉄「北山駅」下車3番出口すぐ、又は「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分 京阪「出町柳駅」から市バス1系統または京都バス「静原」「市原」行きバス停「植物園前」下車徒歩5分 名神高速道路京都南ICから車で京都市内北山方面へ約45分
展示に関する問い合わせ:京都造形芸術大学こども芸術学科 tel.075-791-9282
チラシ・ポスターデザイン
山下 菫、宮石 百花
(教員:村山)
2016年11月3日 授業風景
季節の生野菜を1人1つ選び、まずはデッサン(鉛筆もしくは水彩)をして
立体を平面に写し取っていきます。
陰影や彩度、色の濃度を組み合わせて平面で立体を表します。
そして次の課題では各自で野菜をカットし、その内部をデッサンしていきます。
野菜の外の世界、中の世界をじっくり観察し、描きます。
今回の最終課題は
デッサンで観察した、野菜の色、形、大きさ、質感から得た
インスピレーションをもとに、各自立体の作品を制作すること。
最終課題でできあがった作品の1部を紹介します!
こちらは12本のかんざしです。
季節の野菜・・・春夏秋冬の野菜・・・月ごとの野菜・・・12つき
というように発想を広げてこの形になったんだとか。
これはなんと!玉ねぎの細胞から着想を得て制作したかばん。
スライスしたサツマイモの形をしたおもちゃ。
バランスを取りながら積み上げて遊びます。
ピーナッツかぼちゃをモデルに制作した照明。特徴的な形を捉えています。
こちらは輪切りにしたオクラの内側のかたちに着目し、作ったそう。
そこから、種の形をしたイヤリングや、ブローチが派生しました。
玉ねぎ型のオブジェをスマホのライトの上に置くと・・・
こうして放射線状の影が出来上がります!
野菜の外側と内側を2回平面に描写することで、対象物を観察し、
思考する時間が増え、様々な形態の作品が出来上がりました。
次は何を見せてくれるのか楽しみです。
大塚(副手)
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