2017年4月
2017年4月29日 ニュース
2017年4月26日 学生紹介
いよいよオープンキャンパスが今週の土曜日とせまってまいりました!
楽しいワークショップになるよう、学生スタッフ・事務室も準備をすすめております。
学生スタッフ紹介の第3弾をお届けします。
今回は歴史遺産学科2回生 服部 美咲さんにインタビューしました!
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はじめまして!!歴史遺産学科2回生服部です。
このたび歴史遺産学科オープンキャンパスのスタッフになりました!
歴史遺産学科の魅力や、楽しさを伝えていけたら、と思います。
よろしくお願いします。
今回は私が一回生のときに楽しかった授業のこと、日常のことについてお話いたします。
まず、「歴史遺産学概論Ⅰ」という授業についてです。この授業は歴史遺産学科の先生たちが各専門分野のことを、オムニバス形式で教えてくださいます。
私が特に面白いと思ったのは坪井剛先生の回でした。
「文献史学」をテーマに文献史料などから「歴史」を考えます。
この授業では、貞享元年(1684)に起こった『堀田正俊殺害事件』について考察しました。
具体的には『御当代記』『徳川実記』といった史料を読み込み、当事者の証言記録から事件の真相に迫りました。
実際に事実を確認できない私たちは、残された史料をもとに歴史を考えていきます。
タイムスリップできるなら見に行ってみたいですが・・・、史料をいろいろ組み合わせて本当の歴史を探っていく感覚はとてもワクワクしますし、「真実は藪の中」なので、少しだけ探偵の気分もあったりして(笑)
他にも神話や伝説が、歴史の一部を語っているものがあります。
「歴史文化論Ⅰ」という授業のレポートで、私は「神話と史実の関連性」について考えました。調べれば調べるほど訳が分からなくなったりもしますが、「これはこうだから、こうなるんだ!」と道理が通るように仮説を立てていくことは、社会に出ても、大切なことですよね!
歴史遺産学科では、教科書を使って暗記するという、歴史の勉強ではなく、自分で考えていく歴史の勉強になります!とても楽しいですよ!
歴史遺産学科には個性の強い先生方が多いです!(笑)それは、学校に来てもらったら一番わかると思うので、ぜひオープンキャンパスにきて、お話してみてください!
ここで一つ、面白かったエピソードを…
衝撃でした…。「梶川先生にとって江戸時代って最近のことなんや」と友達とおびえました。フィールドワークは、一回生の目玉授業といえるのではないでしょうか?知識のある先生方と、京都の町に行くと、なかなか気づかないことや、豆知識なんかをたくさん教えてもらえます!!それと、すごくアクティブです。(笑)
沢山移動するので、京都の交通機関の使い方が大体わかるようになります!
歴史遺産学科に関わらず、京都造形大にはいろんな地方から受験者がやってきます!
最初のうちは緊張すると思うのですが、「方言」の話で大体盛り上がります!!
オープンキャンパスに来て、一日京都造形芸術大学、歴史遺産学科の魅力を体験してください!
私もスタッフとして待っています!
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服部さんのインタビューはいかがでしたか?
今回インタビューに答えてくれた2回生木下さん、平山さん、服部さんはオープンキャンパススタッフとして当日、歴史遺産学科ブースにいますので聞きたいことやお話したいこと等々ありましたら歴史遺産学科のブースまで是非いらしてくださいね^^!
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております!
4月29日(土)春のオープンキャンパス情報はこちら!!
2017年4月21日 学生紹介
4月29日(土)春のオープンキャンパススタッフ紹介 第2弾!
今回は歴史遺産学科2回生 平山 三織さんにインタビューしました!
京都造形芸術大学 歴史遺産学科に入学して早一年。
今年度で二回生になる私が一回生で大学にまつわる印象に残ったことベスト3を紹介したいと思います~!
第3位 歴史遺産学科 専門科目『研究基礎』
「研究基礎」という授業では、まず様々なジャンルの伝統文化に対し生徒が各自でテーマを決めます。その後、実際に職人さんたちの作業場に赴いて見学や取材をして、それぞれの視点でレポートやレジュメを作成して発表する授業です。
伝統文化についてだけではなく、取材をする際の注意点や、お礼状の書き方といったマナーも学べるんです!
〇なぜこの「研究基礎」が印象に残ったのか
職人さんのことはテレビで「見ること」はありました。柴犬が出てくるあの番組とか…。
でも仕事場で仕事をする職人さんに「会うこと」ってどうですか?
私は仕事場にいる職人さんにほぼ会ったことも取材をしたこともありませんでした。
それがこの授業では出来ちゃいます!
テレビ番組では伝えきれない職人さんの仕事に対する姿勢やこだわりが見えて、仕事場の匂いや道具など嗅覚や触覚も使って見学をするのがとても楽しくて印象深いです。
職人さんのお茶目なところも見えたりします(笑)
第2位 創造学習科目『クリエイティブベーシック(京造ねぶた)』
「クリエイティブベーシック」は1回生が学科の枠をこえて1クラス40人でテーマをもとに針金や奉書紙でねぶたを作る授業です。
制作されたねぶたは、点灯式や表彰式を終えた後、9月に毎年開催される京都造形芸術大学の瓜生山祭で展示されます!
〇なぜこの「クリエイティブベーシック」が印象に残ったのか
そもそも約40人で1つの作品を制作したことがなかったのですごく面白かったです!
粘土模型や木組み模型など夏休みを割いて準備することが多く、制作活動でも初めて使う機材や慣れない作業が続き、精神的にも肉体的にもかなり疲れました。
しかし、点灯式でねぶたにあかりが灯ると疲労感がどうでもよくなるくらい自分たちのねぶたを見て感動しました。あかりが灯ったねぶたの前に座って、しばらく製作期間のことをクラスメイトと語り合う時に感じる達成感は何とも言い表せません
第1位 歴史遺産学科プロジェクト『れきプロ』
「れきプロ」は歴史遺産学科の現2回生で他学科やさまざまな人たちに“もっと歴史遺産学科のことを知ってほしい”という思いからスタートしたプロジェクトです。
このプロジェクトは現在進行形なので印象に残ったというより、印象に残るものにしたいな、という気持ちがあります!
〇プロジェクト内容について
夜光貝を真珠層というキラキラした面が見えるまで削り、研磨したものをアクセサリーとして、瓜生山祭で販売するというものです。ちなみに夜光貝の真珠層を漆器などに装飾されたものを螺鈿(らでん)と言うんですよ!
さてこのプロジェクトの始まりは、私がコミュニケーション入学の実習で作った夜光貝のネックレスを学校でつけていたことでした。
他学科の子から「そのネックレスめっちゃきれいやな」と言われ、実習で作ったことを説明しました。すると「へぇー歴史遺産ってそういうこともしてんねんな、売ってくれたらこれ買うのに!」と言われたんです。
それまでも「歴史遺産学科って何してんの?」とよく聞かれ、あまり歴史遺産学科の活動に興味関心をもってもらえてないことに気付いたんです。
私に限らず他の現二回生も歴史遺産学科について聞かれることが多いのが現状でした。
そこで私たちは夜光貝のアクセサリーを製作して販売することで他学科から興味関心を持ってもらおう!
こうして私たちのプロジェクトはスタートしました。
歴史遺産学科の先生方のご協力をもとに、せっせと活動しています。
これからは広報など活動の幅を広げていく予定です。
夜光貝の美しさは写真では伝わりきりません!
ぜひとも京都造形芸術大学 歴史遺産学科のブースまでいらしてくださいね!!
4月29日(土)春のオープンキャンパス情報はこちら
2017年4月18日 イベント
今回は4月14日(金)に行われた新入生歓迎会の様子をお伝えします!
「フィールドワークⅠ」の授業後、歴史遺産学科のライブラリーラウンジにて行いました。
フィールドワークⅠでは、次週より京都の寺社仏閣さまざまなところに足を運びます。
今週は初回ガイダンスだったのでまだまだ元気があり余る1回生と先生方との親睦を深めました。
乾杯の音頭から、
お菓子を頬張り、一人ずつ自己紹介。
京都に来て感じたこと、趣味、行ってみたい所など入学ガイダンス時の自己紹介より深い内容に、聞きたいことや突っ込んだり笑ったり、盛り上がりました。
また2回生からサークル活動の紹介がありました。
(古美術研究会)
(京都瓜生山舞子連中)
(JUNK MACHINEGUNS)
歴史遺産に関するサークル、ものづくりができるサークルなど様々な活動の紹介をしてくれました。
1回生は興味津々でお話に聞き入っていました。
興味のあるものに参加しどんどん自分の活動の幅が広がると良いですね。
最初は緊張の面持ちだった1回生も最後には緊張もほぐれ、よりお互いのことを知り仲良くなったようでした。
また先生方や先輩方とも交流を深め、楽しい会となったようで良かったです!
ちなみにこの歓迎会を行った歴史遺産学科のライブラリーラウンジは、学科の学生が自習や休憩に使用することができます。
先生方のいる研究室の隣なので、学業面でも生活面でも先生に気軽に相談することができます。
ルールを守って活用し、どんどん学んでくださいね。
2017年4月13日 学生紹介
こんにちは!歴史遺産学科副手です。
4月29日(土)のオープンキャンパスをむかえるにあたり、2回生オープンキャンパススタッフの3名が入学してからの1年間で特に印象に残った3つの出来事をお話してくれました。
第1回目は歴史遺産学科2回生 木下 舞さんです!
オープンキャンパススタッフをすることになりました、2回生の木下 舞です。
今回1年の振り返り記事をかきます。皆さんに歴史遺産学科のことを知ってもらえるようなテーマ、学生生活のことを話し合い、それぞれ三つにしぼりました。私は「1年次フィールドワーク」「プロジェクト」「アルバイト」についてお話したいと思います。
フィールドワークでは、全15回のあいだに様々な京都の寺院や古墳を周り、京都の地形や、歴史を学びました。フィールドワークは基本的に現地集合なので、最初はどう行こう?と迷います。でも15回もバスにのる間に現地集合になれるので、バスにも慣れます。
私の中で思い出深いのは伏見稲荷のフィールドワークです。伏見稲荷って実際行くと赤い鳥居が情緒タップリで素敵ですよね。
でもさすが歴史遺産学科。正規ルートから外れて山道へ。当時一回生だった私や、同級生みんなが「ザワ..ザワ..」と、どよめきました。
伏見稲荷(山道)では、先生が古墳の跡を紹介。伏見稲荷って長い階段と赤い鳥居だけじゃないんだ!と素直に感動したことを覚えています。ほかにも経塚など紹介していただき、観光地の観光の部分じゃない歴史を知れて、とても勉強になりました。メモ帳を汗でぐちゃぐちゃにしながら夏の日差しを浴びて京都の歴史を巡る旅はとても刺激的です。
また、歴史遺産学科では高校生を対象に、歴史研究クラブというフィールドワークを行っていますのでぜひ参加してみてください。お待ちしています!
私は、四月から「粟田大燈呂プロジェクト」に参加していました。
約半年の活動の中で、色んな学科の人と知り合いながら切磋琢磨して作業します。制作したことない!と不安でしたが大丈夫でした。先輩や先生方が沢山フォローしてくれました。中でも私は広報活動を担当し、主に地域の方と触れ合うワークショップを計画したり、SNSなどで粟田大燈呂を宣伝したりしました。チームワークを学び、制作が完成する喜びを味わうことができました。
当時、粟田大燈呂とアルバイトを2つ掛けもっていたので体はヘロヘロでしたが今となってはひと夏の思い出です。でも予定を詰めるのはほどほどに!
プロジェクトセンターでは毎年説明会を開いています。始めようかな?と考えている人はぜひ聞きに行ってください。
プロジェクトの項目で少し触れましたが一年次ではアルバイトを2つ掛けもちしている時期がありました。その中でも、歴史遺産学科に関係のあるアルバイトをしていましたので、そのことについて紹介していきたいと思います。
それは出土遺物の整理でした。分かりやすく言えば、土器を洗って接合する仕事です。主に平安時代の遺物を洗っていました。歴史遺産に関係のないアルバイトもしていましたが、やはり歴史遺産に関係のある仕事が将来役立つと思っていました。アルバイトが短期でしたので、この期間以外は大学の日本庭園・歴史遺産研究センターの浮世絵修復プロジェクトに参加するなど、常に歴史遺産関係に触れるよう努めました。自ら役立つ情報を探して、たくさん経験することで様々な視点からモノをみることができるようになり、自分の中で様々な体験・知識を貯蓄していました。
今回、3つにしぼって1年を振り返りましたが4月29日(土)のオープンキャンパスでは皆さんに寄り添った相談や、興味関心が持てるようなお手伝いができればと思います。
よろしくお願いします!
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