2018年10月
2018年10月31日 イベント
10月25日(木)。
詩人であり小説家である多和田葉子さんをお招きし、
「多和田葉子 詩のワークショップ&朗読と講演 文学は有機交流電燈」を文芸表現学科と大学院で開催しました。
第1部では、文芸表現学科の学生に向けて「詩のワークショップ」を行っていただきましたので、
その様子をお伝えしたいと思います。
日本内外で数々の賞を受賞し、異国の地・ドイツで執筆されている多和田さんの視点を、
直に知ることができるとあって、詩の授業「創作ワークショップⅣ/創作Ⅰ」の受講生以外にも、
1〜4年生の意欲的な学生たちが参加してくれました。
この日までに学生たちには、「外来語」をテーマにした詩を書いてきてもらいました。
テーマから連想した言葉のなかで「金平糖(こんぺいとう)」という言葉が多く登場したのですが、
食べる音に着目したり、素材として掘り下げ、さらに連想していく学生など、
「1人1人の違いがみれてよかった」と、多和田さんにも楽しんでいただけたようです。
他にも、外来語の意味や空気感や成り立ちなど、感覚的ものから発想した作品など、
多種多様な作品が集まり、とても活発に意見が交わされていました。
「タイミングをずらして読んでみて」と、多和田さんのリクエストで、金平糖を食べる音を作品にした詩を朗読する学生たち。
2018年10月24日 イベント
台風のため延期となっておりました、
「藤田翔平出版記念イベント」を10月28日(日)に開催いたします!
当日は、2013年度卒業生で、今年『手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ』『電遊奇譚』で
作家デビューをされた藤田祥平さんに加え、
担当編集者の塩澤快浩さん、作家の海猫沢めろんさんもお招きしての開催です。
彼の小説に色濃く現れる「ゲーム」と小説についてのトークイベントや
作家や編集者など出版業界の方々との交流会も企画しております。
小説を読むことや書くことにご関心のある皆様には、ぜひお越しいただきたいです。
学生・卒業生の参加大歓迎!
皆様のお越しを心より、お待ちしております!
藤田祥平出版記念イベント
開催日 2018.10.28(日)
第1部 13:30-14:30
「今どきの新人作家論ーデビューまでのロードマップ」
第2部 15:00-16:30
「小説のなかのゲーム、ゲームという世界」
第3部 17:00-18:00
「出版業界交流会」
主催 文芸表現学科
問い合わせ office@creativewriting.jp(担当:竹内・大賀)
606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
075.791.8039(平日:09:00-17:00)
お申し込みは不要です。
学生は無料、一般の方は交流会のみ有料(500円)となります。
詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://creativewriting.jp/
(スタッフ・大賀)
2018年10月19日 ニュース
2018年10月18日 ニュース
創刊から1年と1ヶ月が経った、
グループSNEによるアナログゲーム専門情報誌「ゲームマスタリーマガジン」。
9月28日に発売された「vol.5」では、
2015年度卒業生の西岡拓哉さん(グループSNE所属)が編集として参加されています。
また、この号から始まった「ソード・ワールド2.5」について小説スタイルで連載していくコラムコーナーでは、
第一回目を「ゲーム・シナリオづくり」について教えてくださっている、
北沢慶先生が執筆されています。
アナログゲーム好きの方や、ファンタジー好きの方も、
ぜひ皆さん、お手にとってみてください。
(スタッフ・大賀)
2018年10月11日 授業風景
現代詩をワークショップ形式(演習)で学ぶ授業、「創作ワークショップⅣ/創作Ⅰ」。
この授業では、1,2年生が先輩・後輩の垣根をこえて詩の創作に挑戦しています。
担当してくださっているのは、比較文学・日本文化・日本語表現を専門に研究されている君野隆久先生。
普段はひょうひょうとしたお茶目な先生ですが、
詩や文学の話となると研究者としての熱い一面がのぞきます。
君野先生。お写真撮らせてくださいとお願いしたら、「照れちゃうなぁ」とこのポーズ。
葉っぱの切り取り方も様々です。
どんな言葉を書くのかな。
組み合わせに正解はありません。みんなが好いと思う組み合わせを考えていきます。
このグループは、それぞれで文章を考えてから、1つの詩にしていったようです。
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京都芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科23コース、通信教育部4学科14コース、大学院、認可保育園こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。
各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。