映画学科

高原の日常 ~ C studioより~

みなさんこんにちは。映画学科研究室です。

いつもは鈴木歓先生がBlog記事を書いていますが、不定期に研究室からもお届けします。

 

オンライン授業も3週目を迎えました。先生方も様々な工夫を凝らして授業を展開すべく、日々研究しています。

 

本日はC studio(通称:Cスタ)を覗いてみます。

Cスタは、映画のセットや小道具・装飾を作る美術スタジオで、いつも美術部の学生達が何かを作っており、覗くたびに今度は何ができているのかとわくわくする場所です。

 

今はドアをくぐると…

 

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これまで学生達が作ったたくさんの劇中美術のセットや小道具、工具類に埋もれて…映画美術の嵩村(かさむら)先生です!

 

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現在は、先生特製のオンライン授業操縦ブースが組まれています。

 

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美術の授業は、手書きの図面や、工具・塗料の説明、作業中の先生の手元など、学生達になるべくリアルにみてもらうための工夫をしており、先生が市販のWEBカメラを使って自作のZoom連結書画カメラもセットしました。

バミリ(*)も施され、ベスト撮影ポイントがすぐにわかるようになっています。PCにデータを取り込まずともカメラを切り替えて、学生のみなさんに見せたい現物を即座に映し、お届けすることができる仕様です。

 

美術の授業を履修している学生のみなさん、今後の授業展開もお楽しみに。

そしてまたいつか、皆さんが生み出すわくわくするものであふれた、Cスタが戻ってきますように。

 

映画は、たくさんの領域とスタッフの力が集まった総合芸術です。携わったメンバーがひとりでも違えば、まったく同じ映画は生まれてこないのが不思議なところで一つの魅力だと思います。

果たしていくつの領域があるのか、ぜひ映画のエンドロールもチェックしてみてください。

 

次回はまた別の領域の授業風景をお届けします!

 

*バミリ:機材の設置場所や出演者立つ位置を、ビニールテープ等で目印として貼ることをいいます。映画の撮影においても、とても大切です。

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