映画学科

映画の仕事【照明編】

スクリーンで私たちが目にするのは俳優ばかりですが、映画は、録音や美術などたくさんのプロフェッショナルによって作られています。

その仕事1つ1つの魅力を映画学科の学生にうかがっています。

きょうは照明についてです。

 

 

― 映画学科4年生の飯島達都さんです。

― 入学当初は照明を目指していたのではなかったと言います。

「監督や脚本がやりたくて入学しました。2年から3年生にかけて中編映画をゼミで制作するのですが、その時は撮影と照明の両方をやっていて、その中で照明は工夫が多いということに気づいて」

「照明には映像をきれいすることができて、撮影の幅を広げることができる。自分の思い通りに照明を作り込むことで、観客のイメージを膨らませることができる。そこが面白いなぁと」

 

 

― しかし照明はカメラに写り込むことはなく、観客はその存在に気づきません。

「いまのカメラは性能が良くて、照明がなくても映ります。でもそれは70点。人は明るいところに目がいくので、見せたいものに光を当てて、観客の目が自然にそこにいくようにしています。見てほしいのは照明そのものではなく、照明が当たる役者です」「映画を見てくれた人からは『いい照明だった』と言われるより、『いい映画だった』と言われる方が嬉しいです」

 

 

― 4年間映画学科で学んできて、あらためて映画の魅力を伺いました。

「映画は共同作業です、そしてやらされている訳ではありません。映画を作る人たちはやりたいことがあって、やりたいからやっています。各々がいいものを作りたいと思って集まっている集団です」
個々が対立することなく一番を出し切る、これが面白いんです」

 

ー飯島さんが参加した「さよならピーチ」は、2月の卒業作品展で公開される予定です。

 

 

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