- 2021年2月7日
- イベント
マンガ学科卒業展2020 優秀作品紹介Vol.1
みなさんこんにちは!
いよいよ昨日2/6から2020年度卒業制作展が始まりました!!
4年生が1年間かけて作り上げた作品の集大成が一同に会しております!
今日から卒業制作優秀作品の紹介をしていきたいと思います。
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奨励賞 梅原陸
『BLIND NINE』
クローズドサークル、安楽椅子探偵ミステリー風のサスペンス物語。
タバコ1本を吸い終わる間に事件を解決すると言われている主人公のマイケル。
今回彼が相対するは船上のパーティー中に起こった殺人事件。目撃者の居ない中マイケルはどう推理する…?
洋画のような雰囲気が素敵な作品です。
バーの中で進むやり取りを自分で推理しながら読んでみるのも面白いかもしれませんね!
ミステリーや映画好きな方には是非読んで欲しい作品です!
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奨励賞 行田拓巳
『ある感覚の記録』
普遍的でありながら他人とは共有し難い「ある感覚」を記録した短編2作。
『いろはちゃんはキモい』
自分より劣っていた友人のいろはちゃんが変わっていく。
いつの間にかヒエラルキーは逆転していた、友人に対しての感情の動きがとてもリアルに描かれています。
『特技は特に』
今やプロもアマチュアも関係なくみんながインターネットで発信する世の中で、自分より優れた人を見つけるのはきっと容易い。
特技ってなんだろう?こちらも感情描写がとても繊細な作品です。
その他過去作品も読むことができますよ!
複雑な気持ちを丁寧に描いていて思わずドキッとしてしまうかもしれません。
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同窓会特別賞 久胡竣輝
『スカッシュ』
一人きりで練習してきた理と、初心者の勇輝。
勇輝はいつの間にか理と並び立つほどの実力をつける。
対面ではなく並んで戦うスポーツのスカッシュそのもののように、2人は大会決勝で並び戦う。
熱いスポーツと友情のお話です!
マイナーなスポーツでもとても分かりやすく描写されています。
試合のスピード感と2人の読み合いはテンポ良く描かれ、
2人の関係にもリンクした打ち合いには読みながら熱くなってしまいますよ!
会場では過去作品も読めるようになっています!どれも青春を感じる素敵な作品です。
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ここでは紹介しきれない作品が数多く会場にございます。
2/14(日)まで展示しているので、是非足を運んでみてくださいね。
※事前予約制です。下記ページよりご予約の上ご来場ください。
また、特設サイトにてオンラインで卒業展を楽しむことも可能です!
※一部デビュー作等の理由によりご覧いただけない作品もございます。